核と戦争をなくすには | さよなら原発ステッカーの会のブログ

さよなら原発ステッカーの会のブログ

「さよなら原発」のステッカーを貼って、脱原発の思いをアピールしましょう!

たしか昔のポーランドで、「戦争を起こそうとする者(子や孫、親族も)が率先して戦場に行くべし」という『戦争回避法』のようなものが提唱されたそうだ。 実現はしなかったが、非常に単純にして真を突いている発想だ。死に、傷つく(心身ともに)のは知らぬ誰かだから、為政者は外交の失敗を棚に上げ、平気で暴挙に出る。
 

核発電だってそうだ。進める人間は防護服に身を固め、被ばく作業をすることは決してない。だから、原子力緊急事態宣言発令中にもかかわらず、再稼働を重ね、原子力関連法を改悪し、老朽化した原発まで動かすことができるのだ。
 

原発を推進する あなた方は、事故の際、まず率先して炉内に飛び込む気概があるのか。子や孫を飛び込ませることができるのか。あなた方の愚かな行動によって、福島第一原発のお守りや定期点検等で過酷な被ばく労働に携わったり、大好きな土地からの避難を余儀なくされている人々が今このときもいることを想像せよ。真夏に重装備で炉内の仕事をしてみよ。 せめて毎月11日には大事故の責任に思いを馳せ、反省せよ。それが全くないから、こんな状況になっているのではないか。
 

原始的発想だが、原発事故だけでなく戦争を回避するためには、人間は愚かであるという前提のもと、愚行を繰り返さないためのシステムをつくるべきなのではと、今さらながら思う。(その一つが憲法9条なのだ)パレスチナの余りの現状の前には、何とも無力な意見であるが。 
      
                                                                                    2023.12.11(O)