わかっちゃいるなら、やめましょう」 | さよなら原発ステッカーの会のブログ

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「さよなら原発」のステッカーを貼って、脱原発の思いをアピールしましょう!

一人で九電大分支店前に立ち、社長あてに毎日、手書きの抗議文を提出し続けた島田雅美さんが亡くなって半年が過ぎました。
仲間は引き続き立ち、抗議文を分担して執筆。これは私が去る10月19日に提出した通算4424通目の抗議文です。
 

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脚本家だった兄が私に生前こんなことを言いました。「人間の業の本質を突く一言を生み出すのは至難。それをやってのけたのが「わかっちゃいるけど、やめられない」―『スーダラ節』作詞:青島幸男 歌:クレイジーキャッツや「それを言っちゃあ、おしめえよ」―『フーテンの寅さん』だ」と。
 

 

「わかっちゃいるけど、やめられない」、それが飲酒等の個人の性癖にとどまっているうちは本人と関係者に被害が及ぶだけですが、リスクの大き過ぎる原発稼働やリニアや戦争に対して、「わかっちゃいるけど、やめられない」とうそぶかれてはたまりません。


法律に疎いので間違っているかもしれませんが、原発稼働により社会に被害が起こるかもしれないと「わかっちゃいるけど、やめられない」は、「故意」または「未必の故意」に当たりませんか。それが福島事故であり、現在、原発を稼働させている九電、関電、四電の立場だと思うのですが、どうなんでしょうか? 
 
上記のセリフほどポピュラーにはなりませんでしたが、我ながら悦に入ったと見え、兄が何度も使ったセリフにこんなのがあります、「今どきタダで動くのは地震ぐらいのもんだぜ」。タダで動いてくれる地震が起き、厄災をもたらさないと誰が言えるでしょうか、九電管内で4基もの原発が24時間動いているこのときに。

        危険性が「わかっちゃいるなら、やめましょう」。
        核発電を一日も早く停止してください。