骨は訴える | さよなら原発ステッカーの会のブログ

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沖縄戦で亡くなった人の遺骨収集をする人をガマフヤー(ガマを掘る人)・具志堅隆松さん。
 

県民の4人に1人が亡くなったとされる沖縄戦では、今もたくさんの遺骨が眠っています。
28歳から40年以上にわたり遺骨を掘り続けられ、これまで400柱を探し出されたそうですが、彼の名を私たちが知ったのは、遺骨の眠る土を辺野古軍事基地のための埋め立てに使うな!の行動によってでした。
 
先日、具志堅さんに沖縄からにお越しいただき、お話を伺う機会を得ました。

印象的だったのは、「不発弾は、製造国と使用国に責任を持たさねばならない」という言葉でした。
 

これは至極もっともな主張です。
 

さらに、「不発弾」を「核のゴミ」に、「製造国」「使用国」を「製造者」すなわち「電力会社」に置きかえると、道理がすっと通ります。
「核のゴミは、電力会社に責任を持たさねばならない」そうすれば、儲けに儲けた挙句、とんでもないゴミを生み出し、あとは知らん顔とはいきません。
中間貯蔵施設や放射性廃棄物処分場をめぐるゴタゴタは、自治体の問題ではなく、徹頭徹尾、生み出した者の責任です。

実はもう一つ、DNA鑑定に関して驚きの事実を知ったのですが、きっと下記のドキュメンタリー映画の中で出てくると思いますので、ここでは伏せます。お近くの劇場で上映されましたら、ぜひごらんください。

              『骨を掘る男』
   大分は「シネマ5」 6/22(土)~6/28(金)10:20~12:22

 

人生をかけて核発電に反対してこられた先人たちの骨・遺志を私たちは継いでいかなければと改めて思います。

                             (6.11 O)