山親父の日記 -526ページ目

ラグビー人生57今で言うスコッド

夏合宿から約1ヶ月、シーズンが始まる頃に、Aチームと、それ以外のBチームに別けられます。


当初はAチーム45人。


単純に計算して三本目までですが、同じポジションで3~4人選ばれているので、単に3つチームが作れる訳では有りませんでした。


二本目半ってとこです。


私、引っ掛かってました。

AとB、何が違うか説明します。


合宿所生活は基本変わりません。

練習時間が変わります、

Bチームは一時間程早くグラウンドに出て、

Aチームが、グラウンドに姿を見せるまでの間に、走り込みを終えます。


その後Aチームがグラウンドを使う間は、端でスクラムを組んだりします。


そしてAチームがスクラムを組んだりすると、オヤジの好きなカスマッチをして、先に上がります。


その後グラウンドでAチームが紅白戦です。

つまり時間差でグラウンドを使います。



あと大きいのは、メンバー食と言って、


食事に差がつきます。


いくら実力の世界とはいえ、メンバーだけすき焼きの日があったりします。(笑)

これは悔しいですね。


まぁ二週間に一度は全員すき焼きありましたが。


このAチームには一年生から、


FWで、私、しの、のりお、龍幸っだす!の四人、

BKは、同期のキャプテンになる南、でむ、せいご、ブッシュ、しんいちろう。五人。あわせて九人いました。


もし、ここに漏れていた奴ごめんなさいね。



そして、10月に入りシーズンが深まると、さらに絞り込みます、


完全に一本目と二本目の30人です。


これには私外されました。ガッカリです。




しか~し、


いざAチームが紅白戦をやろうとするとメンバーが足りません。


オヤジが決めかねたのか、SHが3人いたんです。(笑)

まさに紅白戦を始めようとグラウンドに散らばったところで、二本目のFWが1人足りません。


オヤジが司令塔の上から、

「何番がいないんだ?」


「No.8でぇ~す。」と、誰かが答えました。


オヤジはグラウンドの横でズラッと並び、紅白戦を見学している私達の方をいちべつして、


「お~い、○×(私)。お前入れ!!」


飛び上がる程嬉しかったです。


幻の31人目のAチームに入りました。(笑)


その日の夕食、でっかいメンバー食のステーキ。

賄いの黒川のおじさん、


「なんだ今年はメンバー31人なの。」ってぶつぶつ言いながらも、


いつもの年より一枚多く焼いてくれました。(笑)



故郷の親父に報告の電話を入れたのは、言うまでもありません。



つづく。ガーン


疑わしいでしょうが、完全に実話です。

しかし我ながらいろいろしでかしますね。(笑)

ラグビー人生56シーズンイン

夏合宿のあと、三日間のオフがありましたが、一瞬で終わります。


ここで後期の部屋割りがあり、私は屋上のプレハブから、一階の三号部屋、


つまり河瀬さんの部屋っ子になりました、


一階には、玄関入ったすぐ横のマネージャー部屋、その向かいの藤田さんのキャプテン部屋。

その横の食堂の隣、河瀬さん部屋長の三号部屋の3つだけです。


河瀬さん、ロックの村松さん、三年生は日立の深谷さん(CTB)もう一人があの合宿で私を殴って場を納めた、FBのH地さん。


二年生は俊久さん(秋田工CTB)と今のノーザンブレッツのGMをしている新○さん。


一年生は私とこの後レギュラーを張る、私と誕生日と血液型が同じなのに性格に共通点の無い、ブッシュマン末永、


あと明大中野初代キャプテン、この後度々登場するであろう、通いの部屋っ子猪○。


以上のメンバーになりました。









ここから私は河瀬さんの、なんと言いますか、



角力の世界でいう、褌担ぎ。

芸能界の付き人、


あの業界の舎弟のような生活が始まります。(笑)




夏合宿まではランパスを走るときは、上級生から始まり、後ろにごちゃごちゃいる一年生の中でしたが。


いきなり、先頭のグループに入ります。


ロックNo.8、

上級生は河瀬さん、村松さん。


二年生の鈴木さん、今、○産大の監督をしている柳さんと私の五人。


私が常にボールを持っているので、


100人いる部員が、私の、

「いきまーす。」の合図で、

全員私の後に付いてくる形です。責任感じます。(笑)



私一人が、残り四人の周りをぐるぐる回るようにランパスしていました。


オヤジがいる司令塔の前を往復10本走ります。


河瀬さんあの体格で足が早いんですが、(100mを12秒ちょっとで)走りながら小声で、


「引っ張るな、」と、


つまり私に速度を落とせと、指示します。


しかし先頭グループで目立つ訳ですから、司令塔の上から、オヤジやコーチのリョウさんから、


「おいっ!○×(私)、ちからを抜かずにちゃんと走れっ!」と、

注意されます。


それを後ろのグループにいて、耳にする伝説のFLけんぞうさんが、


インゴールにいる私の胸ぐらを掴み、


「おおっつっ、コラァ!1年坊がっ、なに余裕かましてんじゃぁ、コラァーー。」と怒るんですが、




めっちゃ恐い。ガーン


走り出すと、また河瀬さんが、


「コラァ引っ張るなゆうてるやろむかっ」と、


勘弁して欲しいです。


でもこうやって、秋からは練習中、どんどん前に出ていくようになりました。

この辺の話何回も続きます。

ラグビー人生55夏合宿終わり

次の日、朝五時半ごろにスッキリと目が覚めました。

押し入れの下の段で(笑)


二日酔いの気配は一切有りませんでした。


但し声が出ませんでした。

昨日吐き続けて、喉のどこかを傷つけたみたいで、


血を吐いたのは、そのせいみたいです。


しかし一晩で伝説と化した私は、上級生に一目おかれてました。


何か話が大きくなってました、一升一気にいった、いや二升だったらしいと。噂になってました。(笑)


午前中練習をして、午後に東京に向けて出発しました。


ここでも私事件を起こします。


二台のバスに乗り込んで帰ります。


確かFWとBKに別れて乗り込みました。上級生も多数乗っていて、帰れば三日間のオフが待っているんで、皆さんご機嫌です。


何度かサービスエリアで休憩を取りながら、


私ここで、酒を飲んだ次の日特有の下痢に襲われます。



最後の休憩も終わり、後は関越道をおり、一気に合宿所です。


この時私凄い便意を催し、必死に耐えます、

いくら上級生にウケているとはいえ、一年生の立場としたら、ここは耐えないと前代未聞です。


しかしどうにも我慢ができません。


同期は私の状態を知ってなんとかしろと言っています。



私我慢に我慢を重ねますが限界を越えてます。


私、ふらふらと運転手さんに歩み寄り、


どうしてもトイレに行きたいので、ガソリンスタンドか、公衆便所があれば停めて下さい。とお願いします。


しばらくしてスタンドが見つかり、環八沿いに観光バスが二台停まりました。


前を走っていたバスから飛び降りた私は一目散にトイレに駆け込みます。

戻って来た私に、両方のバスの窓から顔を出した上級生が、


「信じられない、何で一年ボウズのトイレの為に俺たちまで足止めを食うんだ、あり得ない。」と、


言いながらも皆さん呆れ返って笑ってました。



その後無事に合宿所に帰り、三日間のオフのあと、いよいよシーズンが始まります。


この合宿以来、私は何かやらかすキャラになって、少々の事では問題にならなくなりました、


あいつならしょうがないって、感じです。


合宿所生活が春に比べて思いっきり楽になりました、


あと、飲みに行っても、私だけあの一気飲みの掟は適応されず、


先輩によっては、


「お前は、自分のペースで好きなように飲んでいればいいから。」と、


反対に気を使ってもらいました。(笑)





その分同期には迷惑かけたかも知れませんが。(笑)


さて、いよいよシーズンです。


私が一番ラグビーが上手くなった時です。


多分私のラグビー人生のピークを迎えます。


調子に乗ります。(笑)