【タイBL沼】TharnType2 -7Years of Love-【今日はコナモンの日】 | 別冊さとみつ男児【ホグワーツの謎・ドラクエウォーク】

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※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。

 

ラブ・バイ・チャンス(LBC)」の姉妹作で、タイBLドラマの中でも最もHぃ秀作と評判の『Tharn Type』、その同監督・同キャストによる完全続編ですね。

 

現状有料レンタルでしか観れませんが、個人的にはTSUTAYAディスカスに入った時貰った無料ポイントに、余ってたTポイントを足して実質無料で観れたパターン…(笑

ちなみに、実質最終回のスペシャルエピソードは RakutenTV による限定先行配信でしたが、こちらも無料登録&余ってた楽天ポイントで無事鑑賞できました。

ポイントも貯めときゃ、バカになりませんねぇ…(笑

 

TharnType2 -7Years of Love-』 バンティット・シンタナパーラディー監督

 

部屋をめぐる愛と憎しみの激戦の末、遂に恋人として結ばれたターンとタイプ

それから7年、社会人として生活を始めた二人は、相変わらずの喧嘩を差しはさみながらも、互いへの愛を育んでいた。

結婚を前提にした公の関係を望むターンと、互いに愛し合っていればそれでいい派のタイプ、微妙にすれ違う二人の間に様々な人物の思惑が絡み合い、7年目の試練が影を差しはじめる…

 

 

前作が傑作だっただけに二本目はどうかなぁ?と、期待と不安を抱きながらの鑑賞。

さすがに二作連続でファーストガンダム級は無理だろうって事で、せめてZガンダム、って期待値下げてたのに結果ZZかよ!?的な…?(苦笑

 

まずこれはどうしようもないんですが、最初からメインカップルが完全にデキあがっちゃっていて、しかも運命の相手確定状態で双方浮気するタイプではない、という事になっちゃうと、恋愛モノの展開としては拡げられる幅があまりなくなっちゃうんですよねぇ、シナリオ的に。

 

だからタイプがパワハラ上司にイビられてる、みたいな要素がシナリオを引っ張る事になるんですが、これがまた延々とウザいだけで何の展開もないまま最終的な破綻局面までずるずる落ちて行ってしまう。

結果、パワハラ上司は一応裁かれるけども、犯した罪に相応しい罰を喰らったのかどうか微妙にわからないし、タイプも結局責任取って辞めちゃうしで、イマイチスッキリしないのよねぇ…(汗

 

終盤の大喧嘩もちょい無理矢理感だったかなぁ…タイプの鬼頑固さと、ターンの、事タイプに関しては取り乱し過ぎるキャラクター的な裏付けがあるので、ギリ「あり」の範囲内ではありましたが。

 

メインの展開が鈍い分、そこはサブカップルに期待したいトコなんですけど。

サブカのメンツはそれぞれ可愛いし、キャラも立ってて魅力的ではあるんですが、こちらも全体的にシナリオが薄めで、かつ痒い所になかなか手が届いてこない印象

 

例えばセカンドカップルのレオ×フィアットでいえば、どうもこの二人は好き合ってるけど恋人じゃない、というのはまぁわかるんですが、プラトニックなノンケのダチなのか、セフレだけど恋人ではない、みたいな関係なのかが良くわからない。

 

 

その辺が分からないまま話が進んでくので、今作における最重要サブカップルな割にイマイチ感情移入できないんですよねぇ…したい感はやまやまなんですけど。

(個人的にはこの二人はセフレだけれど恋人になり切れない関係、とはっきり示した方がゲイらしくて良かった気がします、実際の設定はノンケぶりっ子だったみたいですが。)

 

登場人物中ノンケ最後の砦・鈍感王チャンプくんと「カワイイ」クンポン先生、ターンの天然従弟プ―ガンと嫉妬兄貴サーラスの二組も、ただ見てる分にはそれぞれに愛らしいんですが、プロット的にはほぼほぼこれという展開もないまま最後まで一直線だし…

 

ファンの方のブログ情報によると、この「LBC」シリーズの原作者であり脚本も手掛けてらっしゃるMAME氏が、「LBC」「TT」と連続メガヒットを飛ばした影響で、「LBC2」「TT2」と二本の新作ドラマを急遽同時に手掛ける事になり、時間的にも余裕のない中執筆に苦労されたのではないか?という話で…(涙

優れた才能が商業的な思惑で制限されるのって本当に残念な話であります、中長期的には営業的にも絶対損する話なんですけどね…(汗

 

ただしさすがと言おうか、各キャラ立ての軸がしっかりしているので、多少シナリオがモタついても「観るのやめようかな…?」と思わせないだけのクオリティには仕上がっております。

その辺、キャストの皆さんの頑張りも光ってる気がしますね。

最終的にきっちりタイプ自身の行動で一連の事態を解決させたのも良かったですし、何といっても最後の仏教行事展開は素晴らしく、目を見張るものがありました!小乗仏教の世界線スゲェ…(笑

 

脇役陣では今作でもエースのノー兄さん、あちこちで活躍・暗躍してますが、あくまでシングル・ポジションでケンクラくんの出番はなし、その辺は「LBC2」で確認しろって事ですかね。

女子部ではタンヤー姫が予想以上に美しく育ってたのと、タイプの女上司がキレイでもうちょい出て欲しかった感、あと先シーズンでタイプ&チャンプの最低男コンビに雑に捨てられたお姉さんズがちょろっと再登場したのが印象的でした…まぁ、最後まで扱い雑目でしたけど…(笑

 

「さすがに今シーズンはあまり泣けんかったなぁ…」とか思いつつの最終回SP、二人の結婚式ではまさかの大号泣…(笑

回想キスシーンラッシュが効きましたね…今期の成熟しつつある二人の余裕のあるキスと、ファーストシーズンのひとキス毎に意味と重みのあるキスの対比がなんか凄い、切ない…

ファーストでは、タイプから行くキスの全てで泣く勢いだったもんなぁ…(笑

 

 

という訳で、どうなるかと思いつつ観てたら、最後は意外とちゃんと盛り上がってくれた処も含め、ZZっぽい気がしなくもないTharnType2…(笑

 

あくまで前作ありきの作品ではありますが、ファーストシーズンを観て気に入った方は、是非ご覧になって二人の新しいステージを確認してあげて欲しいと思います。

その際、必ずスペシャルエピソードも合わせて見てくださいね、ここまで観ないとちゃんと終わりませんので!マストです!

 

最後に一点、どうしても描きたかった小ネタ、タイプの父ちゃんの件ですが。

前回、今回とあくまでお笑い担当としてターンを嫌い尽くす道化役に徹したタイプ・パパですが、ガチに考えれば、彼のゲイ嫌いも、かつてのタイプのトラウマ事件に端を発してると思うのですよね。

 

その辺を掘り下げるとどうしても重くなるんで意図的にオミットされたのだとは思うのですけど、最期に彼が二人の関係を受け入れる時に、一言、二言でも「オレ自身の苦しみもお前らの愛が消してくれた」的なセリフがあれば泣けて更に良きだったろうなぁ、と残念に思いました。

大落ちはタンヤーちゃんのままで良いんで…(笑

 

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『Wish you』&『Long time no see』

『窮鼠はチーズの夢を見る』行定勲監督

Until We Meet Again 〜運命の赤い糸〜

 

最近コナモン食べた?

コナモンの概念にもよりますが、コナモンらしいコナモンを最後に食べたのは去年の11月末頃にテイクアウトで頂いた「そうすけ」のお好み焼きが最後ですね…

 

 

今日はコナモンの日

今日はコナモンの日

 

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