1:強化・放出・変化・操作(系統分類) | ばんぶーのブログ

1:強化・放出・変化・操作(系統分類)

→(前) ■0:目次

→(次) ■2:具現・特質

 

◆強化系能力者

01:ゴン=フリークス

主人公であり第287期のハンター。現在、誓約破りのためか念が使えなくなっている。

■能力:ジャジャン拳

→ジャンケンに見立て、「最初はグー」で全オーラを拳に集め、その後、状況に合わせ「グー(強化)」「チー(変化)」「パー(放出)」を繰り出す。

★系統の決め手:水見式/7巻No.060

(→参照:強化能力について)

 

02:ウイング

■能力:未出

プロハンターで心源流拳法師範代。

ゴンやキルアに念を教えた人物でビスケの弟子。

★系統の決め手:水見式/7巻No.060

 

03:カストロ(故)

天空闘技場200階クラスの闘士。

■能力:分身(ダブル)、虎咬真拳

→ダブルは具現化系の能力で、それを操るには操作系の能力も求められる複雑高等能力だが、天性の資質は強化系に属していたはずというウイングの所見。

★系統の決め手:ウイングの所見/7巻No.060

 

04:ギド

一本足の義足をした天空闘技場200階クラスの闘士。

■能力:戦闘円舞曲(戦いのワルツ)ほか

→独楽と自身の回転力を強めているので強化系、手元から離れているたくさんの独楽を用いるには操作系の能力も要求されるため相性が悪く性能はいま一つとのウイングの評価。

 ノーヒントだったら恐らく決め手に欠け、不明(強化?操作?)に分類したのだろうが、さすがに心源流拳法師範代の見立てに文句を言えるハズもない。

★系統の決め手:ウイングの所見から/7巻No.060

 

05:蚯蚓(故)

陰獣の一人。読みは「ミミズ」。

■能力:名称不明

→名前(通り名?)の通り土中を自由自在に移動できる能力。

 その能力は「土」に作用しているため操作系能力者の様にも感じる部分もあるが、実際の攻撃方法は素手(パンチ)であり、ウボォーはそれに対して「効いたぜ」と話していることから強化系能力者とした。

★系統の決め手:ウボォーの発言から/9巻No.075

 

06:ウボォーギン(故)

幻影旅団の11番。旧旅団腕相撲ランキング1位。

■能力:超破壊拳(ビックバンインパクト)

→拳に渾身のオーラを集中し全力で打ち抜く。最終目標は核ミサイルと同等の破壊力を出すことであった。

 ちなみに「ビッ“グ”バン」ではなく「ビッ“ク”バン」である。「ビックカ〇ラ」という大手家電量販店があるが、それも「BIG」ではなく「BIC」であり、バリ島の俗語で「外見だけでなく中身も大きい」「偉大な」という意味が社名の由来らしい―が、現地にそのような言葉はないという話もある。

 ウボォーもその様に考え名付けたかどうかは…不明である。

★系統の決め手:扉絵から/9巻No.079

 

07:ジスパー(故)

GIのプレイヤーの1人。名前は「ジスパー」だったり「ジスパ」だったりする。

■能力:不明

→戦闘能力に欠けていたハメられ組の中で最も戦闘技術に長けていたと言われ、ゲンスルーの背後から襲い掛かった際、自らの肉体のみで攻撃した状況から強化系能力者とした。

 恐らくあの時の技は独特な手の形から「虎咬拳」かと思われるが詳細不明。

★系統の決め手:状況から/15巻No.142

 

08:ゼホ(故)

GIのプレイヤーの1人。ハンゼ組の男。

■能力:不明

→BP強化系の能力を用いた。キルア曰く「念なしでも楽勝」らしく、能力発動までに時間を要している状況からひょっとするとゼブロ以下なのかもしれない。

★系統の決め手:自身の発言から/16巻No.156

 

09:ボポボ(故)

GIのソウフラビを占拠する海賊の1人。

■能力:不明

→念系統は明言はされていないが、各囚人が己の得意スポーツを担当しており、想定していた対戦相手は強化系かと思われる。

 大して参考にもならないが、強化系のゼホのぶちかましを余裕で受け止める様子から強化系とした。

★系統の決め手:状況から/16巻No.156

 

10:ラモット(故)

キメラアントの兵隊?蟻。コルト隊所属。

■能力:未出

★系統の決め手:水見式から/19巻No.198

 

11:フィンクス=マグカブ

幻影旅団の5番。旧旅団腕相撲ランキング2位。BW号搭乗中。

■能力:廻天(リッパー・サイクロトロン)

→腕を回す程パンチ力が増大する能力。

 腕を回す程に一時的にメモリ(AOP)が増大し、その結果としてAPとそれに応じたSPが増え、その効果としてパンチ力が増しているのかと思われる。この時のオーラを殴ること以外に使えるかどうかは不明。

 ちなみに「リッパーサイクロン(切り裂く旋風)」ではなく、「リッパー“サイクロトロン”(切り裂く“加速器”)」である。

 イギリスの殺人鬼の影響からか“切り裂く”イメージが強いですが、ブルドーザー等の建設重機の装備で「巨大な爪」のことも“リッパー”と呼ぶらしい。重機のリッパーはその巨大な爪で引き裂くのではなく、地面や岩盤やコンクリートを“破砕”するのに用いる様だ。

 フィンクスの技も「切り裂く」のではなく「破砕」することになるだろうから、恐らく「リッパーサイクロトロン(破砕加速器)」の方が合致していると思われる。

★系統の決め手:能力の性質および腕相撲ランキングから

 

12:ビホーン

キメラアントの師団長の1人。

■能力:未出

→蟻は特質系が多い種かとは思われるがラモットの様に特質以外の念系統の者もおり、パイクの発言とウボォーの考えを受け強化系とした。詳細はパイク(操作系)の項目を参照。

★系統の決め手:パイクの発言とウボォーの考えから/22巻No.227、9巻No.82

 

13:パーム=シベリア

ハンターでノヴの弟子。ピトーらに捕まりプフの力によってキメラアント化した。

■能力:寂しい深海魚(ウィンクブルー)、暗黒の鬼婦神(ブラックウィドウ)

→省略。(→参照:ナックル・シュート・パームについて)

★系統の決め手:水見式から/20巻No.200

 

14:モントゥトゥユピー(故)

キメラアントの王直属護衛軍の1人。

■能力:オ〇ニービックバン(仮)、サイコガン(仮)、変形

→変形がどの系統に属するのか(恐らく複数系統で可)、またユピーがどの系統の力でそれを成しているのかは不明だが、27巻No.287の神の声(ナレーション)にて「“変形”も念の作用」と判明している。

 魔獣もしくは蟻自体が万能細胞の様なものを持っていて「細胞の活性化(強化)」もしくは「万能細胞にオーラの性質付加=肉体の形状変化が可能になる?(変化)」で処理出来る様に思われるが、実際のところは不明。

 蟻という種族からまず特質系を検討したが、ユピーはシュートやナックルとの戦い中、急速に成長し、爆発の感覚からその力を“自力で構築している”ため「願望の現実化」とは異なる様に思われた。

 思わぬ苦戦(思い通りに行かない現実)を経て学び構築する前、ユピーは本能のままに自らの体のみで力を振るっていたが、無意識に行う攻撃の中にこそ生まれ持った念系統が現れるだろうことから強化系能力者とした。

★系統の決め手:各所の能力の性質から

(→参照:蟻の王 メルエムについて)

 

15:ビル

ビヨンド一派の協専ハンター。

■能力:球根(ハルジオン)

→対象物の成長を促すことができる能力。

 人にもその効果は及ぶ様だが、未修練者に対しては効果が弱いらしく、能力の詳細は不明。

★系統の決め手:水見式から/暫定37巻No.388

 

◆放出系能力者

01:リールベルト

車椅子に乗った天空闘技場200階クラスの闘士。

■能力:爆発的推進力(オーラバースト)

→車椅子の後方の噴出口から、“ためた”オーラを一気に噴出することで得た推進力を利用し自在に車椅子を操る能力(実況解説より)。

 恐らくLv5の放出系修行の「浮き手」の様な能力かと思われる。

★系統の決め手:能力の性質から/7巻No.059

 

02:シャッチモーノトチーノ(故)

ノストラード組に所属していたハンター。

■能力:縁の下の11人(イレブンブラックチルドレン)

→能力発動時と解除時の様子と、バショウの証言(殴った感触が“人の形をしたオーラの塊”)から、風船黒子は実物で、それにオーラを注入しただけの簡易な操り人形(≠念獣)かと思われる。(→参照:縁の下の11人について)

★系統の決め手:自身の独白から/8巻No.073

 

03:センリツ

ノストラード組に所属しているハンター。

クラピカの依頼を受け、現在カキン第10王子カチョウの警護でBW号に乗船中である。

■能力:名称不明

→楽器の演奏と共に自分のオーラを飛ばし、他人の疲労を癒したりすることができ、本気で演奏すれば聴く者の意識を3分間、音の世界へ誘える。

 しかし、カチョウ・フウゲツがその間にBW号から逃げようとした際の様子から、イヤホン(+爆音?or別の音楽?)で簡単に防げてしまう模様。

 センリツの全ての技がそうなのか(聴力を封じても関係なく効果を及ぼせる技があるか)は不明。

★系統の決め手:扉絵から/13巻No.121

 

04:フランクリン=ボルドー

幻影旅団の7番。旧旅団腕相撲ランキング4位。BW号搭乗中。

■能力:俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)

→両手の指を銃口の様に改造し、そこから念弾を飛ばして攻撃する能力。

 「より威力が出る気がするから」という理由で自身で指先を切り落とし、飛躍的に上昇したという。

★系統の決め手:扉絵/9巻No.076

 

05:アベンガネ

GIのプレイヤーの1人。クロロの除念を行った人物。

■能力:除念(名称不明)

→森の精霊の力を借り(=森に棲む生物の生命エネルギーを集め)、自らの具現化能力と合わせ、他人の放った念能力を喰う(払う)念獣を創り出すことができる。

★系統の決め手:能力の性質から/15巻No.147

(→参照:系統分類の番外)

 

06:モントール?

GIのプレイヤーの1人。ヤビヒ組の男。

■能力:不明

→16巻p84での連射砲はグローブの色…もといスクリーントーンが使われているため、まるで拳を飛ばしているかの描写にも見えるが、対戦相手の拳だけの瞬間移動に対する反応や、同p82-83の描写から拳の先から念弾を飛ばしているだけかと思われる。

★系統の決め手:自身の発言と能力の性質から/16巻No.157

 

07:海賊ボクサー(名前不明)

GIのソウフラビを占拠する海賊の1人。ボクシング担当。

■能力:拳のみの瞬間移動(名称不明)

→ショートアッパーの拳のみを瞬間移動させたが、それは長時間かけて自身で念を込めながらリング上に描いた「神字」の補助を借りたものであった。

★系統の決め手:自身の発言から/16巻No.157

 

08:レイザー

GIのゲームマスターの1人で、呪文での移動や外敵対策といった放出系システム担当。

■能力:14人の悪魔?(正式名称不明)

→恐らく最大で計14体の念獣を同時に出せる能力かと思われ、その念獣は合体することで、より強くなる。(→参照:系統分類の番外)

★系統の決め手:GIの放出系のシステム担当という発言や各所の描写から/15巻No.145

 

09:アイザック=ネテロ(故)

ハンター協会第12代会長。

生前は心源流拳法師範で、半世紀以上前は念使いで最強と謳われていた。

■能力:百式観音(ひゃくしきかんのん)

→一見、具現化した観音像の掌で相手を攻撃するという単純な能力であるが、恐らくそれは副産物に過ぎず、その真なる姿はネテロの全オーラを受けそれを圧縮して放つ砲台としての姿かと思われる。

 観音像の攻撃はオーラの流れから次の攻撃を読むことは出来ず、凄まじい速度で繰り出されるため「不可避の速攻」と評された。

★系統の決め手:「零の掌」の性質から放出以外ありえないと思われる/28巻No.297

(→参照:放出系能力について)

 

10:ブロヴーダ

ザリガニ型のキメラアントで師団長の一人。

前世はコルト(クルト)やレイナと同じ村の出身だった模様。

■能力:念弾(名称不明)

→開いたハサミの間から念弾を撃つ能力だが、イマイチその威力はわからずにいる。

 防弾扉を易々と撃ち破る一方で、装甲車には手も足も出なかったが、現実世界では一般的に「装甲車<戦車」の様だ。

 そうすると、マフィアが放った“戦車も一発でオシャカにしちまうスーパーバズーカ砲”を、ウボォーは痛みは伴ったものの片手で防いでいることから、「ブロヴーダの念弾<スーパーバズーカ<ウボォー」の様な力関係の様にも思われる。

 しかしその一方で、ハンタの世界は「貧者の薔薇」を例に、兵器のレベルが現実世界よりも高い様に思われ、その世界の“装甲車”も現実世界のそれよりも防御力が高い様に思われる。

 かつ“装甲車”というのはあくまでブロヴーダやイカルゴがそう呼んだに過ぎず(正式名称ではないだろうことが想像され)、現実世界の装甲車と比較してもかなり大型であることから“○○装甲車”という様に特殊仕様である可能性も考えられる。そのため上記の不等式が正しいかは不明である。

 念系統であるが蟻であるため特質系を最初に疑うが、その能力はピンチの際も通常の念弾のみであったことから特質系ではなく、純粋な放出系能力者だったのではないかと思われた。

★系統の決め手:ピンチの際も念弾以外の能力を見せなかったところから/27巻No.283

 

11:レオリオ=パラディナイト

医大生で新生・十二支ん「亥」。第287期のハンター。

現在、チードル率いる精鋭医療チームの一員としてBW号に乗船中。

■能力:空間ロケットパンチ(仮)

→離れた場所にいる相手を念の拳で殴ることが出来る能力?(わざわざ手の形をとっていたことから、皮膚や筋肉を切らずに肉体をすり抜け手術をしたり、病巣のみを切り取る様なことも考えているのだろうか。そうだとすると今後AOP型とEOP型の混合か、リモートのEOP型など成長させていくのかもしれない)

★系統の決め手:能力の性質から/31巻No.325

 

12:サイールド

ビヨンド一派の協専ハンター。モモゼの霊獣に操作された結果殺人事件を起こし、現在カキン軍に拘束中されている。

■能力:裏窓(リトルアイ)

→ボール状のオーラを飛ばし捕らえた実際の小動物や虫を操作する能力で(具現化生物は不可)、術者は操作している生物の視覚や聴覚もジャックすることが可能である。

 念系統分類において、この手の能力者が一番厄介である。能力の核は生物操作で遠隔からの視認もこなすことから、ビルの説明がなければ操作系能力者と分類していた。ビルによれば“放出系能力者だが、使う能力は操作系寄り”とのこと。

★系統の決め手:ビルの説明から/35巻No.361

 

13:リンチ=フルボッコ

カキンマフィア・シュウ=ウ一家の構成員。

能力:体は全部知っている(ボディアンドソウル)

→標的に質問してから殴る事で標的の心の声を聞くことが出来る能力で、発せられた“心の声”は周りの人間には聞こえないという(標的自身には聞こえているため、“周囲=標的とリンチ以外”のことかと思われる)。

 サイールド同様、“放出系能力者だが、使う能力は操作系寄り”の能力者なのかと思われる。

  「標的が気を失っていると聞けない」能力で、“心の声を聞く”ということからパクノダの能力を連想する。

 個人的には、リンチの能力は質問で標的の記憶を刺激し、それによって呼び起こされた記憶を相手自身に(呪言化して)強制的には話させる能力(記憶の棚を開けているのは標的自身)で、パクノダの能力は質問で探り易くしているだけで、主導権を持っているのはパクノダ(記憶の棚を開けているのもパクノダ)という違いがあるのかと思われる。

 そして、ちょっと珍しい神の声(ナレーション)で、最近ではその「能力自体が〇〇系」と説明されるだけで、「能力者自身の念系統」は明かされないことが多くなってきた様に思われる。

 しかし、リンチ、ザクロ、ヒンリギは「名前(○○系)」と書かれていることから、その通りの念系統で良いかと思われる。

★系統の決め手:神の声から/暫定37巻No..390

(→参照:呪言について、念の可視性と可聴性について)

 

◆変化系能力者

01:キルア=ゾルディック

ゾルディック家の三男で、第288期のハンター。

■能力:雷掌(イズツシ)、落雷(ナルカミ)、神速(カンムル)など

→自らのオーラに電気の性質を加え、攻撃や補助に用いることが出来る能力。

★系統の決め手:水見式/7巻No.060

 

02:ヒソカ=モロウ

元・幻影旅団の4番(偽)で、第287期のハンター。旧旅団腕相撲ランキング3位。

現在BW号内にいると思われるが所在は不明。

■能力:伸縮自在の愛(バンジーガム)、薄っぺらな愛(ドッキリテクスチャー)

→前者は自らのオーラにゴムとガムの両方の性質を付加した変化系能力であるが、後者はストレートに採れば具現化系能力かと思われる。

★系統の決め手:扉絵から/9巻No.080

(→参照:変化系能力について1変化系能力について2ドキテクについて)

 

03:サダソ

左腕のない天空闘技場200階クラスの闘士。

■能力:見えない左腕(仮)

→恐らく念能力者から洗礼を受けた際に失った左腕をオーラで再現した能力なのだろう(=オーラに“手”の性質を付加)。

 オーラの様相を呈しており観客達からは“見えない”という性質からも変化系に属する発かと思われた。

★系統の決め手:能力の性質から/7巻No.057

 

04:マチ=コマチネ

幻影旅団の3番。旧旅団腕相撲ランキング6位。BW号搭乗中。

■能力:念糸縫合ほか

→オーラに“糸”の性質を付加して使用することが出来る能力。

 切断された腕の血管・骨・神経・筋肉をほぼ100%繋いだり、ピアノ線の様に使って攻撃に転じることも可能。

★系統の決め手:扉絵/9巻No.078

 

05:ゼノ=ゾルディック

ゾルディック家・前当主。キルアの祖父で、シルバの父。

■能力:龍頭戯画(ドラゴンヘッド)ほか

→龍頭戯画で描いた龍のオーラに様々な性質を付加する能力。(→参照:念の可視性と可聴性について

★系統の決め手:各所の能力の性質から/9巻No.078

 

06:ビスケット=クルーガー

愛称はビスケ。二ツ星のハンター。ゴン・キルアの実質的師匠であり、ウイングの師匠。

流派は心源流拳法だが、その地位は明確ではない。ネテロが師範(トップ)である以上、恐らくウイングと同じ師範代かとは思われるが、年齢やウイングについて触れた口振りからするに、同じ師範代であったとしてもビスケの方が位は高いかと思われる。

■能力:魔法美容師(マジカルエステ)

→オーラに“ローション”の性質を付加し、若返りや美肌、休息効果の向上など様々な効果をもたらす。恐らく、ローションに強化系の力を加えているのかと思われる。真の姿はウボォー級の巨躯だがゴツイ自分はイヤらしい。

 今のところ戦闘用の能力は見せていないが―“切り札は隠すもの”との考えを持つため―既出の能力以外も持っているかと思われる。

★系統の決め手:能力の性質等から/17巻No.171

 

07:ポックル(故)

第287期のハンター。

■能力:七色弓箭(レインボウ)

→手が塞がったパイクを殴ったが、その後選んだ攻撃方法が七色弓箭であったことから「パンチ<弓矢」であり、能力の核心部分は性質の付加であるため変化系能力者とした。(→参照:七色弓箭について)

★系統の決め手:能力の性質から/19巻No.190

 

◆操作系能力者

01:ズシ

心源流拳法の門下生でウイングの弟子。

■能力:未出

★系統の決め手:水見式/7巻No.060

 

02:ヴェーゼ(故)

ノストラード組で競売担当をしていた構成員。

■能力:180分の恋奴隷(インスタントラヴァー)

→唇を奪った相手を180分間、自身の下僕とすることができる能力(強制型)。

 恐らく能力発動の際にはそれなりのオーラを要すると思われるため、格下の能力者や、身動き出来ない相手、油断している相手、あるいは非能力者の様に無警戒の相手でないと通用しない能力かと思われる。

★系統の決め手:自身の発言から/8巻No.68

 

03:スクワラ(故)

ノストラード組でネオンの護衛についていた構成員。

■能力:名称不明

→全面的に世話をするという条件で飼い犬を操作する。番犬やお使い、スパイなども可能で、鳴き声をモールス信号の様に駆使して複雑な会話も可能。

 生物操作はその対象を無慈悲に支配する能力が多い中、彼の能力はその対象を全面的に世話するという条件を持っている。

 制約と誓約にもなっているのだろうが、彼の心優しさが現れた結果なのかもしれない。

★系統の決め手:扉絵から/12巻No.112

 

04:イルミ=ゾルディック

ゾルディック家の長男で、第287期のハンター。現・幻影旅団の11番(刺青を入れているかは不明)。

ヒソカ自身から“ヒソカ殺害”依頼を受け、現在BW号に乗船中。

■能力:針を用いた生物操作(名称不明)。

→これまで見せた能力は「針」という愛用品を用いた生物操作(強制型、要請型など)が多く、その威力・精度も高い様に思われたため操作系能力者とした。

★系統の決め手:各所の能力の性質から

 

05:豪猪(故)

陰獣の一人。読みはヤマアラシ。

■能力:名称不明

→自らの体毛を操ることができ、強靭な針の様にも、衝撃を和らげる羊の毛の様にもできる。

 その体毛はウボォーの拳に力負けしない強度を誇ることから「強化系」を意識するが、衝撃を完全に打ち消すほどの柔軟性は「毛髪の持つ“柔軟性”の強化」なのか「操作」なのか明確に判断できない様に思われた。

 しかし、ウボォーの腕に“ザワザワザワザワ”と這い寄る様子からも髪の毛を操作しており、“物体にそれだけの念を込めることが出来るのは物体を操る操作系かオーラを物体化する具現化系”とウボォーが話していたことからも―複合の場合も考えられるが―単純に「体毛」を能力の核とする操作系能力者とした。

★系統の決め手:能力の性質から/9巻No.076

 

06:蛭(故)

陰獣の一人。読みはヒル。

■能力:名称不明

→名前(通り名?)の通り体内で飼う大小無数のヒル(実物)を操る。攻撃だけでなく治療に用いるタイプも飼っているという。

★系統の決め手:能力の性質から/9巻No.076

 

07:病犬(故)

陰獣の一人。読みはヤマイヌ。

※本当はサッカーボール以外の物を持っていたがAmebaからBAN食らうだろうから差し替えました。

■能力:名称不明

→鋭いキバで相手を攻撃する能力?

 「毛や歯で鋼鉄を誇るウボォーギンの肉」を易々と噛み切る様子から強化系を意識するが、ウボォーに対して「筋肉バカが、手玉だぜ」と話す様子や、スリムな体、ウボォーの反撃(蛭の頭蓋骨飛ばし)に対しほぼ無力である様子、キバで相手を咬み殺すよりも牙に仕込んだ神経毒の方が通り名に入る程、これまでの仕事は神経毒で捕縛することが多かったのかと思われる(その後拷問することを好む?)。

 そのため、「自らの歯」を能力の核にした操作系能力者とした。

 ちなみ歯に仕込んだ神経毒はシズクが吸えたことから能力によるものではなく実物。

★系統の決め手:能力の性質から/9巻No.076

 

08:シャナーク=リュウセイ(故)

旧・幻影旅団の6番でハンター。旧旅団腕相撲ランキング10位。

能力:携帯する他人の運命(ブラックボイス))

→携帯のアンテナを刺した相手を操作できるが、自らに刺して敵を迎撃する自動操作も可能(どちらも強制型)。

 自動操作中は通常以上のオーラを行使できるが“秒単位の使用”でも2~3日筋肉痛でまともに動けなくなる様子のため、恐らく強制的な肉体のリミッター外しの様な効果なのかと思われる。

★系統の決め手:扉絵/11巻No.102

 

09:ノブナガ=ハザマ

幻影旅団の1番。旧旅団腕相撲ランキング9位。BW号搭乗中。

能力:未出

→ウボォーへの発言、BW号に実物の刀を持ち込むこと、攻撃の前に口頭での命令を挟むこと、腕相撲ランキング9位であることから、操作系能力者とした。(→参照:操作系能力について

★系統の決め手:各所の描写から

 

10:カルト=ゾルディック

現・幻影旅団の4番(刺青の有無は不明)。ゾルディック家の5男(次女?)。BW号搭乗中。

アルカの子供時代に与えられていた遊具やキルアの発言から、アルカは女の子(長女)かと思われる。

カキンと同じ様に実際の性別に関わらず、男子と呼ばれるのではなかろうか。

ゾル家は稼業は異常なれど、意外と人情的な部分も多く、恐らくカルトの着物も無理矢理着せられているのではなく、カルト自身が好んで着ているのかと思われ、カルトも女の子なのではないだろうか。

そして、取り戻そうとしている兄さんとはアルカの事かと考えている。(→参照:ゾルディック家絡み

能力:蛇咬の舞ほか

→「紙」や「紙製の道具」を武器にした物体操作や、「紙製の形代(かたしろ)」を用いて情報収集ができる様子。

 実際に発せられた音を聞くほか、GIで除念師を探し出した状況から、何らかの条件を満たすと“心の声”も聴くことができるのかもしれない(もちろん、形代以外の能力の可能性もあり)。

 どうやら操作系能力は、対象を実際に「見る」「触る」等が能力の条件になっていることが多い様だが(パームやムッセやクラピカ等)カルトの能力の条件は不明。

★系統の決め手:能力の性質から

 

11:円谷キメラ(仮)(故)

キメラアントの兵隊蟻の1人。ザザン隊所属。

能力:名称不明

→ペルという名の甲虫型の蟻をリモコンで操作していたことから、生物操作系(強制型)の能力かと思われる。

★系統の決め手:シャルとの会話から/22巻No.226

 

12:パイク(故)

キメラアントの兵隊長(?)の1人。ザザン隊所属。

能力:愛の放射線(ラブシャワー)

→「怪力No.1のビホーン様でさえ、この糸(愛の放射線で出した糸)だけは引きちぎれなかった」という発言と、ウボォーが「鎖にあれだけの念を込めることが出来るのは…操作系か…具現化系」と考えていたことを受けて、「パイクの糸とビホーンの力」の関係は、「クラピカの鎖とウボォーの力」の関係の様に考えられ、パイクの糸は実際に自分の体から出したもの(実物)であるため操作系能力者とした。

★系統の決め手:自身の発言とウボォーの考えから、/22巻No.227、9巻No.82

 

13:モラウ=マッカーナーシ

キメラアント討伐隊の一ツ星ハンター(当時)。ナックルとシュートの師匠。

■能力:紫煙拳(ディープ・パープル)

→省略。(→参照:ノヴ・モラウについて

★系統の決め手:能力の性質から

 

14:シカク(故)

カキン第一王子ベンジャミンの私設兵の1人。

能力:遊戯王(カルドセプト)

→“奴の能力を入手せよ!!”というベンジャミンの指示と、シカクの“カード化すら…”という言葉から、相手の能力を奪ってカード化する能力かと思われる。自分の能力の様に“使う”のは特質系の様だが、カードはコレクション以外の用途を持つため(むしろ、そちらが本来の使い道)、“逆操作”なる能力なのかもしれないが詳細は不明。

 しかし現在はベンジャミンがこの能力を継承しているためお披露目の機会がない訳でない。

★系統の決め手:バルサミルコの発言(シカクは操作系能力者)から/暫定37巻No.389

 

15:ザクロ=カスタード

カキンマフィア・シュウ=ウ一家の構成員。

能力:血いさな世界(ブラッディメアリー)

→自分の血液を自在に操る能力で、点滴は実用と制約を兼ねているという(“輸血”ではなく“点滴”らしい)。

★系統の決め手:神の声から/暫定37巻No.390

 

→(次) ■2:具現・特質に続く。