今日7月11日はラーメンの日らしい。
しかし、なんで7.11がラーメンの日なの?
「一般社団法人日本ラーメン協会が制定。ラーメン産業の振興・発展とともに、日本独自のラーメン文化を支えるのが目的。日付は7と11の7をレンゲに、11を箸に見立てたことと、ラーメンを最初に食べた人物とされる水戸黄門(水戸光圀公)の誕生日(新暦・1628年7月11日)から」ということらしいがかなり強引名感じがする(^^;)
日本ラーメン協会の存在もしらんかったが、水戸黄門が最初にラーメンを食べたという話しも初めて聞いた。
しかし、日本のラーメン文化は素晴らしい。
政府が保護すべき世界に誇る文化だと思う。
私も大好き、世界のみんなが大好きな日本のラーメンだが、海外では円安の影響も有り円に換算すると香港でも一蘭のラーメンは100HKDするので2000円だし、アメリカだとチップ込みで20USDくらいなので3000円する事になる。
最近では日本でもラーメンは1000円する店が増えてきたが、それでも外国人観光客からすれば半分以下の値段ということになる。
これだけ手間暇かかった日本のラーメンが、たった1000円で食えるなんて、なんて素晴らしいことかと日本に帰ってくると感じる。
それだけで日本に住みたくなるくらいだ。
以前から、マクドナルド物価指数ならぬラーメン物価指数というものに興味をもっていたが、それで考えると日本のラーメンは少なくとも2000円くらいが妥当な価格なのかもしれない。
ということは、まだ日本の物価はこれから倍くらいに値上がってもおかしくないとも考えられる。
円安だから物価高が起こっているから円安が悪い!日銀は金利を上げろ!みたいなアホらしい世論もあるが、インフレは日本だけで起こっている事ではなく、香港でもアメリカでも日本よりももっとインフレになっており、ラーメンの価格で見ればまだ日本はインフレの上昇余地がたっぷりある。
つまり、円安だけが日本の物価を押し上げている要因ではなく、世界の標準と共に日本の物価も上がっていく流れ(現実にはここ2年で急速に国内外のインフレギャップが埋まったが)のなかで円安がそれを更に後押ししているような状況だ。
先週から日本円の新紙幣が流通し始めたが、全ての紙幣のデザインが一新されることによって市場で発生するコストは価格に転嫁されるし、新旧札が入り交じることによって発生する不便は紙幣そのものの価値を現象させるので、新紙幣の流通はインフレを更に後押しするだろう。
果たして日本人は1杯のラーメンにいくらまで払えるのだろうか?
ラーメン一杯が2000円になるとすれば、それ以外の食い物も基本的に倍の価格になると考えられるが、それでも多分2000円くらいならまだラーメンを食べるのではないだろうか?
為替に関しては、1ドル=200円くらいまで円安が進めば、海外のラーメンの値段は自動的に4000円以上になってくるのが、その時の日本のラーメンの値段が1000円ということは考えられない。
外貨を持った外国人からすると安すぎる。
インバウンドの外国人向けに宿泊や飲食などを二重価格にしようという動きがあるが、1ドル=100円ベースで計算したUSドル価格を設定して今の為替で円建てにしたものをもらえばちょうど良い感じがする。
たとえば、1000円のラーメンは=10ドルとして、今の為替(1ドル=160円)で10ドルを円に買えると1600円みたいな感じ。それでもまだ安いが。
日本人には円建てで1000円
外国人にはドル建てで10ドル=1600円
問題はどうやって請求するときに分けるか?だが英語のメニューにはドル建てで価格を表示し、中国語のメニューには人民元建てで価格を表示すれば良い。
ラーメン一杯が5000円が当たり前という時代になったら、今まで庶民の食べ物だったラーメンは金持ちしか食べられないものになってしまうのだろうか?
きっと本物の和牛などもそんな風になって行くのだろう。
貧困層は乾麺と化学調味料たっぷりの粉末スープのインスタント麺しか食べられなくなり、肉も合成肉や培養肉のようなものしか普段は食べれなくなるのかもしれないと思ったら、今のうちに食っておかなければと思ってしまう。
よく食べるラーメンは?
▼本日限定!ブログスタンプ