¡Hola! オラ! 典子です。
海外に行くことで、何より楽しみなのは、
郷土料理!
夫の仕事のおかげで
海外に住む機会に恵まれて、
旅行とはまた違った目線で
その土地の料理を楽しむことができました。
今回は、メキシコ。
双方の実家の、高齢の親が心配で、
メキシコでは夫に単身赴任をお願いしましたが、
どういうところに住んでいるのか、
一度は視察に行かなきゃ、と
夏の終わりに3週間ほど行って参りました。
メキシコ料理はタコスくらいしか知りませんでしたので、
滞在中、いろんな料理を食べてみよう、と
楽しみで楽しみで。
折しも、街は9月16日の
メキシコ独立記念日に向けて、お祭りムード。
ちょうど、毎年この時期に食べられる
「Chiles en Nogada(チレス・エン・ノガーダ)」
が、レストランのメニューに加えられていました。
これは、Chile Poblano(チレ・ポブラノ)という、
メキシコのプエブラ州原産のトウガラシに
ひき肉やナッツ、ドライフルーツなどを混ぜた詰め物を詰め、
胡桃や生クリームで作ったソースをかけた伝統料理。
トウガラシの緑、
ソースの白、
トッピングのざくろの赤が、
メキシコ国旗の色であることから、
独立記念日のこの時期に食べられるのです。
チレ・ポブラーノとは↑
このように、巨大なピーマン!
とうがらしと言えど、あまり辛くはなく、
少しとうがらしっぽい香りがあるかな、という程度。
切ってみると、ひき肉の詰め物が。
ナッツの食感や、フルーツの甘味が特徴的で、
保守的な味を好む男子には
ちょっと受け入れてもらえないかもなあ~という感じ。
でも、美味しい!
とっても手が込んでいて、なかなか家庭で再現しようとしても
難しいかな、と思います。
まずこの巨大なとうがらしを
日本では見つけることができないし。
でも、例えば普通のピーマンの肉詰め。
あれのタネにナッツやドライフルーツを混ぜてみたり、
クリームのソースをかけてみたり、と
アレンジの参考にはなると思いますよ。
このとうがらしの肉詰めは、
普通のオムライスくらいの大きさなので、
家族でシェアしていただきました。
美味しかった。
思いがけない味の組み合わせに
海外での食事はいつも驚かされます。
食文化は様々でとっても深いですね。
メキシコご飯レポート、まだまだ続きます。
¡Hasta luego! アスタ ルエゴ! またね!