諸見里しのぶ
2009年6勝した理由は何か?彼女は2つ挙げた。一つはゴルフ が楽しくなった事で「勝たねばならない」という悲壮感がなくなり失敗したら次に生かし、うまくいったら必ず覚えていることが出来る様になったという。次に失敗を人のせいにしないことで「陰口を言わない」「不平不満を言わない」を心がけることにより人とのコミュニケーション が前向きになり活性化するようになった事だそうだ。これはメンタル面でかなりプラスに働くそうでイメージが良いせいかラッキーが増えたそうだ。彼女の言葉で最も印象的だったのは自分のしたことを覚えていることの重要性だ。会社でも自分のやったこともさることながら、人にお願いしたことや約束を忘れることがあるが、いかに自分に緊張感がないかを思い知らされた。自分の言ったことやったこと(とくに失敗を繰り返さないこと)を覚えるためにも日記は必須であるといえる。
今週の学びー論語
[吾嘗て終日食わず終夜寝ねず以て思う。益なし。学ぶに如かざるなり」
私はかつて一日中食べず寝ず考えたが得るものはなかった。やはり書を読み師について学ぶのに及ばない。
物事を考え自分の意見や哲学 を見つめることと知らないことを学ぼうと先人や本から吸収することの根源は問題意識であり、そのまた根源はビジョンであると思った。そして考えることと、学ぶことは人生のすべてにおける行動の両輪であると確信した。孔子 と我々は比較出来ない。なぜなら孔子 は常にビジョンに対し問題意識を持ち考えているのでスポンジが水を吸うがごとく学べるからだ。学ぶ原点が問題意識であることを忘れてはならないと自分に問いかけたい。
今日より明日
意識しているようでしていないので聞くとハッとする言葉だ。人間誰もが実は確実に進化している。昨日の歩数より今日、昨日の英語感より今日のCNN 理解度、昨日のマーケティング 理解より今日は何かマーケットの動きをものにしている、昨日の笑顔より今日の笑顔、昨日の論語 理解より今日。思えばずいぶん意識されていない。意識するには日記しかないんだ。日記は素晴らしい。無意識が意識化される、忘れていたアイデアを思い出させてくれる、ぼんやりしていた感覚が蘇る、喜びが蘇る、悔しさをばねにできる。一度しかない人生、より多くの人に共感共鳴してもらいたい、自分の気持ちを分かってもらいたいと誰もが思う認められたい気持ちでさえブログ なら解決してくれるかもしれない。まずは自分の人生目的に則した良い習慣を確立する。今年のルーティンは①歩き1万歩ー体の抵抗力を高める。②英語ヒアリング 1時間ーアジア 移住準備。③マーケティング 学習1時間ービジネスリテラシー 向上。
昨年は7つのルーティンを課し失敗したから今年は数を減らし確実に履行することにした。
今週の学びー論語
「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず。」
知者は物の道理を弁えているので迷わない。仁者は私欲を捨てて天理のまま生きようとするので心に悩みがない。勇者は意思が強いので何も恐れない。
道理とは天道地理即ち、天の道ー天地創造の原理ー我々がどこから生まれどのように進化してきたかの原理。地理とは地球上で人間が共に栄えてゆく原理、その実践ノウハウが道徳。知者は宇宙根源の法則を知り道徳を弁えているからこそ惑わない。仁とは思いやり、即ち私欲を捨てることだから失うものがないので心配はない。勇気とは自らの怠惰や心の迷いを振り切り一歩前に出る強さを指す。分かっているようで分かっていない、やさしようで強欲、我がまま気ままで優柔不断では幸せになれないことを教えてくれる珠玉の言葉だ。毎日唱えて意識に刻み込みたい。
できないと言わない男
スタートはマイナスからだった。親父がバブル時代、銀行からの融資付き土地に手をつけたら翌年値下がりを理由に全額返済を求められた。全国どこでも見られた銀行の貸しはがしだが、彼は必死になって金を貸してくれるところを探した。そんなひたむきな姿を見て沖縄JC幹部が銀行を紹介してくれ破産は免れるが借金だけが残った。シンバホールディングCEO、第58代日本青年会議所会頭安里繁信である。当時運送業をトラック一台で営んでいたが借金を返す為ならなんでも引き受けた。倉庫が必要な仕事なら他社の倉庫の写真を見せできると言い、いざ受注すればその倉庫を借りに行く、クレーンが必要な仕事なら同様に借りてくる、顧客が週休2日になり土日が暇になれば引っ越し業を始めるという具合にニーズとアイデアを金に換えていく。
そして大きな転機が訪れる。引っ越し業のCMソングが全国的に有名になってバカ当たりするのだ。知り合いに紹介してもらったのは当時無名だった KIRORO でCMソングの「長い間」は大反響を呼びついに彼女たちはメジャーデビューを果たす。安里はKIROROを発掘したビジネスマンとして脚光を浴び日本中の若者からデモCDが届いたり企業からCM作成の依頼が来るようになる。できないと言わない彼は広告まで引き受けるようになりやがて後継問題に直面し、業績も芳しくない沖縄一の広告会社から買収してほしいと言われるまでになった。
持ち前のガッツとアイデアで業績を伸ばした安里を銀行が目をつけ次々と買収話を持ちかけられ、今ではグループ15社の代表として君臨する。彼をココまでにしたのは一体何なのか?ベースは幼少期の貧困と無学に対するコンプレックスにあるがそれだけではない。JC活動を通じ「公」に貢献することこそ自らの器をつくりビジネスを拡大していくこと知ったことにある。「たくさんの幸せをつかみたいなら公のニーズを満たし自らリスクを負う。多くのリスクを背負うことこそ人を幸せにし自らも幸せになる唯一の道」こんな言葉を吐く彼はオーラに満ちていた。
この講演を聞き私は自らの原点を考えた。私も広告業創業期口座のない新聞、テレビ、ラジオの仕事をあたかもできるがごとく商談し、やったことがほとんどなかった印刷の仕事を訳も分からず受注した。忘れていたひたむきさこそ、無から有を生む原動力であり、公のニーズを必死に考え試しているうちに道が拓けたことを忘れていた。金や顧客の御膳立てができてから動く今の姿勢からはリスクを背負う気概は消えている。
消えていた炎を思い出させてくれた安里さんに心より感謝するとともに、初心をわすれるな!人に与えよ!というメッセージを下さった日創研さんに感謝したい。
下り坂マーケティング
人は何かを頼もうと思った時、頭にいくつかの選択肢を持つ。我々が車やテレビを買う時いくつかのメーカーや商品が頭に浮かぶ。この購入検討のブランドの集合体を「想起集合」というがB2Bの世界でも同様に取引先の担当者の頭のなかに会社や営業マンどのように記憶に残っているかによってプレゼンが半分以上決まる。つまり会社や営業マンが普段からどれだけ有効なコミュニケーションをしているかにより売り上げが決まると言ってよい。ネットの世界でも入口はともかく、リピート客においては同様である。しかし今のように景気が低迷していると想起集合から、選択するか決定できない「保留集合」に移管されるケースが多くなる。ではその処方箋は何なのか?
今の時代は人口が減り、所得も減る下り坂マーケティングの時代といわれている。ベストセラーである「下り坂マーケティング」によれば解決のポイントは「参加」と「帰属」にあるという。それが紹介をうむという意味だけでなく、顧客同志のコミュニティを創ることであったりB2Bであれば顧客の顧客をビジネスに参加させることでもあると思った。もう一つの処方箋は従来の商習慣をかえることに違いない。
柏原竜二と工藤公康
箱根駅伝は60年ぶりに明治大学が往路の5区までトップを走り久しぶりに興奮したが最後に逆転された。東洋大学、柏原竜二である。タスキを受け取った時点でのタイム差は4分26秒の7位だがぶっちぎりでトップでゴールした。この選手どうもはじめから強かった訳ではないようで、高校時代は貧血に悩まされ治療に専念した時代があったようなのだ。その後多い日は30キロを毎日走りこむなど徹底的に練習した。彼を支えたのは陸上では誰にも負けたくないという負けず嫌いな性格と走ることが大好きと云う純粋な思いだけだという。オリンピックに出たいとか箱根3連覇したいという目標どころか有名になりたいという気持ち一切ないところがまったく理解できない。
一方29年目シーズンを古巣、西武でプレーする工藤公康。年棒は1000万を切ってでも現役にこだわる理由はいったい何なんだろう。28年間酷使してきた肱や肩は医者がお手上げ状態でしかも左手親指靱帯はきれたままで得意のカーブなど投げられる状態ではないという。そんな状況で現役にこだわる理由は何だろう。工藤によれば筋力は潜在能力の30%しか使っていないので体力の限界など努力と工夫で克服でき、今でもトレーニング中自分自身の新しい能力を発見するという。自分で駄目だと思ったときが引退するときで今はそう感じていないのだそうだ。徹底した可能思考をベースにしたチャレンジ精神。そして野球と云う職業を愛する気持ち。
二人に共通するのは高い目標を持つことが重要と云うことでなく、好きなことに対し徹底してやりぬく自己満足の世界が新しい境涯を創っていることである。人生は人からどう思われるか気にするのでなく自分の好きなこと、得意なことを徹底してやりぬくことが大切であると学んだ。
自分に合った仕事
新年あけましておめでとうございます。昨年に引き続き今年もよろしくご愛顧ください。
さて、新年自分の将来について考えた人は多かったと思うが「自分に合った仕事」について私見を述べたい。まずは「何の目的で仕事をするのか」が人それぞれだ。大きく3つに分かれるが1つは一番多い「金のため」2つ目は「仕事そのものの面白さ」最後に「社会貢献」。どれも100%はなく割合が違うだけであるが、人生や仕事の重大な局面では一番高い%の目的で決断する。金は楽しく生きる手段の一つであるが、会社や個人の目標となりそれを得るための手段のあり様でその評価が決まる。誰も自分の仕事が顧客から評価され会社から認められたいと考え、結果社会の役に立っているという実感が欲しいのだ。ところがそう感じることが少ないのは今の仕事で自分の能力が発揮されにくいとどこかで感じているためではないのか?では自分の能力が発揮される「自分にあった仕事」とは何なのか。人には得手不得手がありそれはあくまで能力に関することであるが、特別な動機がない限りそれは中途半端で終わることが多い。同様に興味を持って入った職場においても受身では自らの能力は指示している人を超えることはない。人から見れば不遜であっても能動的に新しい仕事を創るひとは考えている視点が異なる。「社会があって我々がいる」この当たり前のことが自分の仕事となると逆になることが多いのは自分の個性を社会にはめようと思っているからで、自分が社会に合わせようと本気になればほとんどの仕事はすきになるように脳が出来ているという。つまり社会の穴を埋めることが我々の仕事の本質であるから目の前にある仕事に対し視野広く能動的に本気で取り組むことこそ自らの個性を創っていく源泉であると感じた。
それには自分の問題意識という山を社会にはめられるレベルにすることなのか。毎日の些細な問題意識記録の積み重ねこそ大きな山になると信じて。いずれにしても私のテーマは「本気」である。
22TT企業訪問 九州博多編
師走、訪問先の社長さんが忙しい中福岡へ飛んだ。訪問目的はTTの学びの復習と訪問企業のベンチマークにある。まずは一軒目「芙蓉建設」前田社長、空港に着いたら連絡してほしいと言われていたので電話するとすぐ迎えに行くと言って頂けたので甘えて待つこと20分、颯爽と赤いアウディに乗って登場。そのまま会社へ行くと社長室で前田社長の熱いビジョンを聞かせて頂く。70分くらいの話のポイントは、「医療難民を救う」という日本社会の抱える課題を的確に捉えたすばらしいものであった。実はこの会社の母体は病院で年間数億の利益を出す優良会社で、建設会社は前田さんが10年程前に起業したから後から出来たとのことだ。営業マンはゼロで受注は専門雑誌やモデルルームからの問い合わせだけという効率のよい経営ぶりだ。課題は前田社長のアイデアや施策に幹部さんがついていけないことでどうしたらよいか、相談を受けた。私が事情も知らず云ったのはビジョンや目的は繰り返し繰り返し時間をかけて幹部さんの考えになるまで話すことで、別の人はコーチングスキルを学びよい質問をしたらどうかと云うことであった。
夜の会食では市来さん、高良さん、前田さん、畑中さん、そして前職が日創研社員で元三扇堂社員でもある那須さんの6人。ひとり10分研修8ヶ月間を振り返り得たものを語ったらあっという間に2時間過ぎてしまった。私は自分がいかに否定的観念を持っていたかと云うことを知ったことが最大の成果で、それを解消するには肯定言葉を意図的に使うなどよい習慣をいくつか実行することだといった。皆さんそれぞれ事情を抱えての研修参加でありそれぞれに大きくよい変化を語られ意義深い食事会となった。この日私が感じたことは本音で語り合える友が出来たことに対する喜びと人への貢献は自分貢献と同義語であるということだ。
二日目のあさは全体発表で有名になった健康住宅の畑中社長を訪問。会社に入ると左右に6枚くらい社員さんが書いたビジョンポスターが並ぶ。自分たちの価値感や未来へのイメージを理念と経営の勉強会グループに分かれ書き上げたものと後で説明を受けた。応接室に向かったのは昨日の会食メンバーで畑中社長から健康住宅のポリシーや一年後まで受注を抱える現状についての説明を受ける。社長の言葉で印象的だったのはいかにお客様と社員さんに自社のセールスポイントを分かりやすく見える化するかにビジネスのポイントがあるということであった。いくつかある強みをすべて訴求するのではなく最も大切なことだけに特化しストーリーを創っていく。
出来そうで出来ないのがわかりやすさなんだ、この会社はすごい。もう一つすごいのは只今自宅を自社で建築中だが2部屋を社員さんの遅くなったときの寝泊りに用意していることだ。分かりやすさとやさしさがこの社長のキーワードでした。続きは来週。
今年をふりかえって
今年心に残った言葉
①あなたがビジョンを見失うと世界はあなたを見つけられない。
小さなビジョンでは人を動機付けできないことと、自らのビジョンが曖昧であることを思い知らされる言葉だ。ビジョンは世界に通用するものであれば普遍性が生まれ、それにより多くの人が動機付けられる。私のビジョンは環境販促のパイオニアになることとアジアと日本の架け橋になること。 その実現のためには学習、提案の繰り返しとアジアに日本の販促をどう導入するか考えることだ。
②商習慣の変革こそ最大のビジネスチャンス。
広告ビジネスにおいては媒体社による情報開示が少ないことや大手代理店と中小代理店でのマージン格差など市場メカニズムが働かないしくみこそ最大の商習慣である。それがネットの検索広告などグーグルが破壊しようとしている。
③危機はリスクであり、チャンスである。
危機の危は危険、機は機会。機会はCHANCE、CにTを付けたらCHANGE。参りました。
脳が持つ3つの本能
普段から人との競争を望み生きてきた私にとってある意味とても納得出来る脳の本能の話だ。脳神経細胞は生まれながらにして 生きたい 知りたい 仲間になりたい という3つの本能があり、とくに 仲間になりたい という本能は、人のためになるとき幸せを感じるように出来ているらしい。ひとと比較して勝ち負けばかりにこだわったり、子供のころから勝つことを義務づけられていると、負けたときに罪悪感を抱き、他人を蹴落とせなかったから自分を守れなかったというエピソードが記憶として能が残す。そしてその記憶が本来持つべき人への貢献心を損得勘定にすり替えていく傾向を持つ。それは貢献心がまた負けるのではないかという思いによりなくなってしまうことなのだ。わが社がかつて実施していた行き過ぎたインセンティブや成果主義が本来的に脳が持っている力を削ぐことになっていたのだ。本来力を注ぐべき社員能力開発や商品力強化よりも経営者が結果ばかり追い求めるためにおきたことだったと反省している。
ゴルフでもスコアばかりに執着していると 身体や手に力が入り結果としてスイングが乱れることは先週 サイパンで実証されたばかりだ。
仕事も遊びもプロセス重視を脳が要求している。

