22TT企業訪問 九州博多編 | CEOコラム

22TT企業訪問 九州博多編

師走、訪問先の社長さんが忙しい中福岡へ飛んだ。訪問目的はTTの学びの復習と訪問企業のベンチマークにある。まずは一軒目「芙蓉建設」前田社長、空港に着いたら連絡してほしいと言われていたので電話するとすぐ迎えに行くと言って頂けたので甘えて待つこと20分、颯爽と赤いアウディに乗って登場。そのまま会社へ行くと社長室で前田社長の熱いビジョンを聞かせて頂く。70分くらいの話のポイントは、「医療難民を救う」という日本社会の抱える課題を的確に捉えたすばらしいものであった。実はこの会社の母体は病院で年間数億の利益を出す優良会社で、建設会社は前田さんが10年程前に起業したから後から出来たとのことだ。営業マンはゼロで受注は専門雑誌やモデルルームからの問い合わせだけという効率のよい経営ぶりだ。課題は前田社長のアイデアや施策に幹部さんがついていけないことでどうしたらよいか、相談を受けた。私が事情も知らず云ったのはビジョンや目的は繰り返し繰り返し時間をかけて幹部さんの考えになるまで話すことで、別の人はコーチングスキルを学びよい質問をしたらどうかと云うことであった。


夜の会食では市来さん、高良さん、前田さん、畑中さん、そして前職が日創研社員で元三扇堂社員でもある那須さんの6人。ひとり10分研修8ヶ月間を振り返り得たものを語ったらあっという間に2時間過ぎてしまった。私は自分がいかに否定的観念を持っていたかと云うことを知ったことが最大の成果で、それを解消するには肯定言葉を意図的に使うなどよい習慣をいくつか実行することだといった。皆さんそれぞれ事情を抱えての研修参加でありそれぞれに大きくよい変化を語られ意義深い食事会となった。この日私が感じたことは本音で語り合える友が出来たことに対する喜びと人への貢献は自分貢献と同義語であるということだ。


二日目のあさは全体発表で有名になった健康住宅の畑中社長を訪問。会社に入ると左右に6枚くらい社員さんが書いたビジョンポスターが並ぶ。自分たちの価値感や未来へのイメージを理念と経営の勉強会グループに分かれ書き上げたものと後で説明を受けた。応接室に向かったのは昨日の会食メンバーで畑中社長から健康住宅のポリシーや一年後まで受注を抱える現状についての説明を受ける。社長の言葉で印象的だったのはいかにお客様と社員さんに自社のセールスポイントを分かりやすく見える化するかにビジネスのポイントがあるということであった。いくつかある強みをすべて訴求するのではなく最も大切なことだけに特化しストーリーを創っていく。

出来そうで出来ないのがわかりやすさなんだ、この会社はすごい。もう一つすごいのは只今自宅を自社で建築中だが2部屋を社員さんの遅くなったときの寝泊りに用意していることだ。分かりやすさとやさしさがこの社長のキーワードでした。続きは来週。