新緑が微笑むとき
皆さん、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか。こちら備後地方は天気がいいというよりも夏だ~という感じです。と、いうわけで炉を閉じました。4月30日の事です。ついこの前に炉開きをしたと思ったら、もう半年が過ぎていました。...年をとると半年、一年が早いです。すぐに閉じるのは名残惜しいので、炉で濃茶と薄茶をいただいて、炉を閉め、炉を閉めたら、風炉に灰を入れて形を整え、釜をかけました。そしてこちらでも濃茶と薄茶を点てて独服。朝7時頃から始めて、終わったのが昼1時すぎです。道具を準備したり仕舞ったり、確かに時間がかかります。しかし、この道具の準備や片付け、これらも含めて楽しい時間です。お茶三昧です。三昧とはそればかりにうつつを抜かすという悪い意味では訳ではありません。その時その時の行いに集中すること。ある事を行いながら他の事を思ったりそこに雑念を入れたりすることなく集中することですね。長いようで一瞬の人生、今この時を集中して楽しみたいものです。