の続き

全国の朝鮮学校（ウリハッキョ）情報

今日は

（引用元：茨城朝鮮初中高級学校のフェイスブックより　6月2日アップ分）

茨城初中高

〈第２２回茨城同胞大運動会その①「集団体操編」〉

　５月３０日に行われた第２２回茨城同胞大運動会。（新型ウイルス拡大の影響を受け、昨年に引き続き参加者の制限、検温やチェックシートの記入など、感染防止に努めての開催となりました。）多くの方々の応援と歓声・感動に彩られた運動会を、３回にわたり紹介します。

　運動会の目玉である全校児童生徒による集団体操。

　茨城ハッキョの運動会の魅力は、この集団体操に凝縮されていると言っても過言ではありません。今年は、初級部がバランスボールを使った体操を、中高級部は高級部3年生が自作した曲に合わせて躍動感あふれるボディーパーカッション、アクロバット、旗体操を披露しました。

　演技の題目は《학교사랑의 마음으로 앞으로!（ハッキョへのサランを胸に、いざ前進！）》。初級部児童は両手いっぱいに抱えた大きなバランスボールを、自分たちに注がれた同胞たちのサラン（愛）に見たて、ウリハッキョで学ぶ喜びや希望を笑顔いっぱいで表現しました。低学年児童のかわいい演技に、また、高学年生のアクロバットやキレのあるダイナミックな動きに、観客席からは大きな歓声が上がりました。

　中高級部生の集団体操は初のオリジナル曲での創作となりました。

　歌詞の内容に合わせ、1番では家族のように仲睦まじい茨城ハッキョの良さを、初級部児童と中高級部男子生徒が二人一組になって踊ったダンスで表し、2、３番では先代たちのネバーギブアップの精神を受け継ぎ、たとえ困難な状況でも明るい未来に向けて前へ進んでいこうとする強い決意を旗体操とダイナミックなアクロバットで表現しました。

　練習過程では、歌詞の内容を考えながら涙を流して踊る生徒もいました。厳しい状況の中でも、自分たちを支えてくれる同胞たちのことを考えると、もっともっと頑張りたいと、自ら練習動画を作ったり、休み時間も振り覚えに励んだり、休日返上でアクロバットの練習をしたりと、ウリハッキョを守り発展させていくという熱い思いを、この集団体操に込めました。それだけ思いの詰まった作品なだけに、当日は感動の嵐でした。

　青空に響き渡った拍手喝采！

　ウリハッキョの魅力が全て詰まった素晴らしい集団体操でした。

その②「競技編」に続く…。

※掲載写真は全て、茨城在住尹志守(ユン・チス)同胞の撮影及び提供

今日は、茨城朝鮮初中高級学校の運動会に参加しました。

このオリニたちが差別されることのない社会をつくるため、頑張ります