ロ~ングウェイティングライン
夕刻、長男を迎えに出たら、
ラナ&エマご一行が公園を横切って行く。
もしや! と、ピピッと来て駆け寄って尋ねると、
バレエへ行くところだと。
やっぱりね!
と、言う事で以前から
「バレエって何~?ラナとかやってるんだって。見に行きたーい。」
と、娘に言われてたんで、
すかさず「見に行ってもいいかな?」
と、ラナ母に聞いたら、
「今日はミニ公開発表会だから丁度いいわ!」
と、二つ返事で突然のリクエストを受け入れてくれた。
なんで、娘を預け、長男を迎えに行って、
そのままミニバレリーナ達のミニミニ発表会に途中参加。
うちの娘はあんまりガーリータイプでは無い、と
勝手に思っているんだけど、
仲良しラナは超ガーリーだからねぇ、
ええ、日々影響を受けておりまして・・・。
母的には少々むずがゆいところが無きにしも非ず。
そして、
約45分の発表会鑑賞中、
やっぱ興味無いわ、って言うだろうなぁ・・・
と、漠然と思っていた母の予想は裏切られ、
娘から飛び出てきたのは、
「やりたい!やりたい!やりたい!!!」
だったのだ。
えー、この色黒娘ちゃんが、
あのピキピキ紫レオタード・・・?
似合わないよぉ、絶対。
とは、言えません。
そして、ラナさまからは、
「どう?あなたもやってみたい?」
的質問が当然の如く投げかけられ、
それに対して、私を見ながらうんうん頷く娘。
見せておいてダメだとも言う訳にいかず、
早速先生に聞いてみたら、
空き待ちの子がたくさーんいるのよ、と。
残念無念。
先生に名前と電話番号をお伝えして連絡を待つ事に。
そうか、そういや私にも”憧れのバレエ” 的時期があったな。
でも、親に言出だせず(既に週三回ぐらい水泳に行っていたし)
その思いは成人してから実現したんだったかなぁ。
なんて事をふわっと思い出して、
また、お題の過去現在未来、が頭の中にやって来た。
と、いうグズグズな雪とぽしょぽしょな雨の一日。
夕食。
味噌床に3日漬かったシャケ。
ほんのり甘く、味噌の香りがのって、
我ながら、全てがジュストで賛美賛美!
ちびっ子もノリノリで「まんままんま!」と召し上がりました。
サラダも汁物もセミ和食でお腹もしっとり落着いたわい。
バレエのご連絡来るといいねー。うん。
雪だ!
長男が、
「今日イヴァンが静かにしなきゃいけない時にうるさくて、
いつまでもうるさいから、
”静かにしなよ” って言ったら笑われたんだよね。」
と。
以前にも同級生のハナのお母さんからは聞いていたんだけど、
うちの長男、どうやら時折教室でも日本語を使っている様子。
その時ハナ母の話では、
先生の質問の答えだか、意味だかが分らないと
彼は日本語で何やら言っている・・・と。
ハナや他の子達なんて分らないと恥ずかしくて黙り込んじゃうのに、
彼は凄いわねぇ。
なんて、言われたんだけど。
今回の、 ”静かにしなよ”、も
よくよく本人の話を聞いたら日本語で言ったそうな。
笑われたって事について今回は少々傷付いた様子だったんで、
取り敢えず、
「みんな日本語わからないから、おもしろいなぁと思って笑ったんでしょう。
みんなスロヴェニア人だからねぇ、わかんないんだよね、日本語が。
それだけの事じゃない?」
と、
言っておいたんだけどね。
小さな事で傷付くデリケートなところがあったりしながらも、
親の思う以上にアイデンティティがしっかりしてきてるのだね、
6歳ともなると。
ぐーんと人間になってきて、どんどん会話が面白くなってくるね。
(だから、私も忙しいと時々生返事したりしちゃうのだけど、
気を付けないとなぁ・・・。)
さて、
そう、雪でした。
シャバシャバとした雪。
それでもお子達はスノーブーツ持ってお迎えに行ったら
大はしゃぎでしたね。
お迎えから戻って、漸くランチ。
兎のビール煮込み。
何回煮込み直されたんだ、この兎さん?
黒いのはルデチャベサ。
ぜーんぶ混ぜながら食べたら、
兎のジュと一緒にキレイなピンクのディッシュになった。
ペサの甘味と兎ちゃんがボンマリ、でもありました。
夕食は、旦那不在で、
お子達とこねこねして、シンプルピザ。
そういや、日本へ航空便を送ったら50ユーロも掛かった!
大したサイズじゃないのに50ユーロって!?と、
咄嗟にSAL便無いの?と尋ねたら、
何それっ?取り敢えず50ユーロ払ってよね、
私の仕事はアナタから50ユーロもらう事なのよ、
ってイライラ表情の局員さん。
手持ち30ユーロにカードも持っておらず、
仕方なく、荷物をそのまま預け、現金取りに雪の中一度家に戻ったんですよ。
そしてぐにょぐにょに機嫌の悪いちびっ子抱いて、
急いで郵便局へ戻ると、言われたとおり50ユーロお支払い。
因みに重量はたったの2,5kg。
なんとも腑に落ちなくて、家へ帰ってからネットで値段表見たら、
2kgまで小型包装物扱い航空便で12ユーロちょっと。
(これは知っていた)
でも、2,5kgは既に普通小包だから、50ユーロ。
でもですね、
この50ユーロって料金の幅、
2~5kg、なんですよ。
(因みに80ユーロで30kgも航空便で送れる)
局員さん、
”どうせお金取りに家帰るなら、
包みなおして2個口にしたら、小型包装物でずっとお安く送れますよ”
ぐらい言ってよねー。
って、先に調べていかない私も私だけど、
機嫌損ねて泣き喚くちびっこ連れてると、
取り敢えず一つでも早く仕事をやっつけてしまいたい!
って思いが先でそれどころじゃないのだよ。
無益だ。
なんて喚いてる間にも少しは有益な事せんと。
デグスタツィア!
そうだ、市場のなんでも無いパン屋に
degustacija
って書いてある籠があって、
きっとそこには種々のパンの一口サイズが、
入っていたんだ。
スロ語でもどんどんそんな風に言うのだねぇ。
本日、初雪。
どうやらツボのようです。
リュブリャナも快晴だったのだけど、
飛び出て、またまたオピチナへ。
これに乗りに行ってしまいました・・・。
息子は 鉄道博物館!と、言っていましたが、
私は、動くのに乗りたくて。
鏡面のアドリア海。溜息。
トリエステへ下り、そのまま同じ車両にてオピチナへ戻り、
(ノリテツですか?)
久々にイタリア外飯。
オピチナの駅前のトラットリアが臨時休業中で、
近所のリストランテへ。
外観はひっそりしていたけど、
店内は日曜の昼時、
ご近所のご年配で賑やか。
古典的だけどシッカリした美味しさ。
イタリアはあんまりハズレが無いですよねー、
こういう食事。
何より、サービスがよかった。これって大事だ!
さて、お腹を満たし、
今度は海沿いへ下りて、
陰が長くなるまで遊んで、
お天道様を見送ってから一路リュブへ。
夕食は兎の背肉の詰め物。
と、急いで作ったニョッキにサラダ。
本気でオピチナとトリエステの間の斜面、
このオピ-トリ・トラム沿線に住みたいなぁ、と夢見ている、私。
なんせ、長閑なんだ。
海原と遠くに冠雪したアルプス。
そして、トリエステのディープ過ぎないイタリア感も好!
上に入れるから上(面)ばかり焼けるじゃない!
ええ、犯人は私ですよー。
突然スィエタがやって来ました。
そして、土曜にゼリャニッツァを作ってくれる、って言うんで、
オーブンをお貸ししました。
この小麦粉シート、なんて言うんだっけ・・・。
全然名前が憶えられないんだけど、
何しろ一番薄い、バクラバ用をご愛用のスィエタ。
底面は8層。
一層一層間にオリーブオイルを刷毛でたっぷり塗ります。
そして、具。
ルッコラ、キスラスメタナ(サワークリーム)、スクータ(カテッジチーズ)、
タマゴ5個、塩少々。
グルグル混ぜて、ドーンと入れます。
上面は6層。
今度も一層ごとにオリーブオイルをたんまりと。
そして、余熱200℃、のオーブンを180℃に落として、えいっと投入。
待つこと45分。
後半途中、ヴックが別のもの(チーズ)を入れに来たんで、
場所を作ろうとゼリャニッツァをオーブンの上方へ移動したら、
焼き上がりを見たスィエタ、
「上に入れるから上(面)ばかり焼けるじゃない!!!」
と、
いつもの通り威勢よろしくお怒り。
ええ、私です。動かしたのはー。
ごめんなさーい。ゆるしてよねぇ。
と、謝って、
焼きあがったたらアチアチなところへ、
更にオリーブオイルをかけ回し、さぁ、出来上がり!
ワインは、お子ちゃんたちの飲んでた市場の林檎ジュースそっくりなほど、
琥珀がかったラディコンのリボッラ。
劣化じゃないですよ。こういうワインです。
お味は・・・見てくれ同様少々変わってるけど、
スロの東方面にありがちなアルコールつんつんな白より好みだなぁ。
そして、こちら、上面がパリパリこんがり狐色な、
ゼリャニッツァ。
美味いんだ、だが、食べ過ぎには要注意。
なんせ、オイルたっぷり、に、オイルたっぷり、の上乗せだからねぇ。
それにしても、やっぱり
こういう豪快なウマさはスィエタにしか出せないよねー。
こりゃ、理屈じゃぁ無いのさ!
と、妙に納得。
アリガト、スィエタ。
一発触発な貴女の味さ。
只今恒例準備中
先日お風呂に入っている際、
長男に、
「また髪が伸びてきたね。」
と、言ったら、
「え?切るの?またぁー?
もうやだよ、人間は・・・。髪なんかあって!!!」
と、プリプリお怒り。
そして、(真剣に)
「ああ、お腹の中に戻りたいよ。よかったなぁ、お腹の中は・・・。」
(独り想い浸っている)
と。
6歳にしてそんな記憶?感覚?が甦ったのか?
この人の発言には毎日ドッキリさせられます。
(って、毎度ドッキリしてたらキリが無いんだけどね)
さて、
今日は、
朝なのか、昼なのか、夕刻なのか・・・
とても分り辛い時間と空の歪んだ一日ではありませんでしたか。
朝から10℃もあって、皆今にも雨だか雪だか降りそうだね・・・
と、思わず口にしてしまった程の、今にも落ちてきそうな空。
お陰で、三回サザエさん。
市場で買い物の際、
お金を払って、ニッコリ さよなら~、
「あっお客さん!~~ 忘れちょるよ!」、
と言うのを三回繰り返しました。
変な空模様なんだもの。
そんな中、リュブでは恒例の
コスミック系クリスマスイルミネーション、設置中。
あちらこちらでクレーン車が腕を伸ばして増殖させてます、
このコスミック系を。
私は何故か調子に乗って、
小鯵を一キロも買ってしまい、
セコセコ掃除して、わしわし揚げました。
あ、皿の上に異端鯵発見。
フランボワーズヴィネガーのヴィネグレットでアッサリと。
季節外れのコリアンダー(香菜)やら、
酸っぱく煮た林檎ものせてみたハーモニアスな冒険。
そして、就寝前にはサザエさんを3話鑑賞。
ほほう、本日の我のサザエさん具合が、
旦那がサザエさんを上映するでせう、
と言う、前兆であったとは!
うん、納得。
最近丁度、
過去現在未来、の距離について思いを巡らしていたところだ。
そうか、お腹の中に戻りたい・・・と、仰る。
雪かな。
タイヤ換えないとなぁ。
いよいよ
さビっ。冬です。
とうとう、今朝は1℃。
やっとちびっ子が手袋を納得して(?)装着してくれました。
今までははめても、はめても、ポイっとすぐ脱いでいたんだけど、
流石に1℃ともなると、
手袋のアリガタ味が身をもって感じられたか?
何はともあれ、ご理解頂いた様でよかよか。
私も本気で冬靴を買わないと・・・。
と、言ってももう随分探し回ってるのに、
(殆ど通りがかりにウィンドーから覗くだけど)
なかなか納得のいく一足に出会ってないんですよ。
私の様にやたらと歩け!歩け!で、且つ外反母趾、
となると靴と足の相性は何よりも大事な訳でして・・・。
一夏毎日の様に履いたカンペールは、
既に靴と言うより足袋?足の皮?
と言うフィット感。
だからやっぱりまたカンペールでいいっちゃいいんだけど、
カンペールって冬靴でも靴底薄く無いですか?
ここの冬に対応してますかね??
ブツブツ・・・。やっぱり決心できず。
さて、早朝、
長男の鼻ぢ、30分後には娘がゲポチン、
と、いう賑やかな一晩が開け、娘は幼稚園お休み。
どうやら、ゆっくりな一日だ。
冬だ。
予報では雪だったけど晴れている。
娘とちびっ子はタマゴボーロをポリポリやっている。
出かけそうにも無い一日。
昨日鯖を開いて干しておいてヨカッタわい。
ブツブツ・・・。
さぁて、
0歳の冬からの娘のニット帽、サイズ直しを済ませてしまお。
義妹に礼状を書こ。
応募者には質問メール書こ。
珈琲、ふはふは。
ああ、外に出たい。
tradition is...
今年になって三人、
店には新たに日本人の調理師が来てくれたんですね。
しかし、
これで、辞めて行くのも三人目。
そして、
今日突如辞意を伝えてきたのは、22歳の若もんね。
つい4ヶ月チョット前に日本から来たばかりのですよ。
先日まで、
今週にはヴィザが下りるから水曜にでも取りに行こう、
と、グレガと平然と話していたそうですよ、彼。
それがですよ、
急に いや、別の仕事が決まったんで、月末には辞めます。
って。
そういうのありですか・・・?
それも辞める理由が・・・、
グレガが最初にしていた約束を守らない、
バックキッチンのスタッフもナントカカントカだし、
F(うちの旦那ね)もナントカカントカだし・・・
と、(幾許か事実ではあるケド)
散々人のせいにしていたのが、
よくよく店のウェイター達に聞いてみたら、
「来た当初から彼、12月にはスキーの仕事見付けて行くから、
ここにはそれまでしかいないよ。」
と、吹聴してたそうです。
つい先日、
就労5ヶ月で会社のアパートをゴミ溜めにして
突如辞めて行ったもう一人といい、
(彼も色々人のせいにしていましたね)
皆さん、どうなっているんでしょう?
採用担当している私は、
恥ずかしいやら、申し訳ないやら・・・。
会社には、
採用者の渡航費、ヴィザ申請の為の緒費用と労力、
無駄にさせてしまいました。
そして、呆れながらもただただ謝るばかりな私に、
"is japanese tradition lost?"
と、グレガより一言。
まぁ、ズバリそう言う事だと思ってはいないし、
どちらかと言うと、むしろ、
そのtraditionから落ちこぼれてるが故こういう職業で日本を出て来ている、
って事ではないのか(自分を含め)?
そうさ、大体こんな浮き草稼業だし・・・。
ってな事をグレガに言って”日本人”を擁護したところで、
現状にとっては何の意味も無いんだけど、
そうさ、日本人にだって色々いるのさ。
スロ人にだって、チェコ人だって、フランス人にだって、
アメリカ人にだって・・・色々いるじゃないかぁ!
と、オチもまとまりも無くなってきたのですが、
鴨の胸肉、
ゆっくり調理ならオイルコンフィ
って言う既成概念を巡る冒険をして、
ブレゼしてみたけど、
軍配はやっぱりオイルコンフィに挙がったか。
いや、もうちょっと丁寧に要検証である。




