ひよこの飼い方|鶏・烏骨鶏の雛の飼い方を紹介 温度 エサ 床材 容器 入れ物 雛 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
海釣り全般にルアー、ジギング、ショアジギングからバス釣りまで様々な海釣りに挑戦中。
その他、釣り情報と生き物ペット関係の記事を書いています。


ちょこちょこ走る謎の毛玉。おや?、ひよこ(雛)です。

最近、スーパーで販売されているウズラの卵を孵卵(孵化)させるニュースが放送され、一般家庭での家禽の飼育が再度注目されています。

ひよこはお祭りの夜店などでも売られていますが、扱いを間違えると短命に終わってしまうことも。
そんな、可哀想なひよこを出さない為に、ひよこ飼育方法を詳しくご紹介したいと思います。



《ひよこの飼育方法》

〜ヒヨコの飼育に必要なもの〜

・飼育容器・ 30〜45cmの水槽など(1〜5羽の場合)
・ひよこ電球・100w
・ペット用サーモスタッド
・温湿度計

・餌入れ/水入れ
・籾殻
・新聞紙かペットシーツ
・湿度管理用の布



サーモスタットは以下の製品が人気です。孵卵にも使用可能ですよ!。








〜ひよこの保温〜

ひよこは寒さに非常に弱いので、2〜4週間の間は常に36〜39℃に保温してあげる必要があります。

ひよこ電球をサーモに繋ぎ、飼育容器の温度を37℃くらいに設定します。
全体的に同じ温度にする必要は無く、保温器具から飼育容器の中間くらいの場所で、37℃くらいになれば大丈夫です。
少し寒いとひよこは電球の側に寄り、熱くなれば離れていきます。

ひよこ電球は、付属のフックだと上の方にしか設置できないので、針金で作った延長フックで水槽の縁にぶら下げます。




〜ひよこの湿度管理〜

ひよこは孵化から1週間くらいは、飼育容器内の湿度50〜70%に維持してあげます。
濡らしたハンカチなどを飼育容器内にぶら下げて湿度を上げましょう。




〜ひよこの床材〜

飼育容器の底には新聞紙かペットシーツを敷き、上に籾殻を1cm程度被せておきます。

1週間くらいはペットシーツのみでも大丈夫ですが、成長してくると日増しに糞の量が多くなり、糞を踏んづけて足に糞団子を作ってしまいます。

籾殻を敷いておくと糞の周りに籾殻が張り付いてくれるため、足に糞が張り付きにくくなる他、ガサガサと穴掘りをしているうちに足も綺麗になります。
突いたり掘ってみたりと、遊べるのでストレス解消にもなるようですね。


籾殻を使用すると、餌入れや水入れに入るのが難点ですけどね。
多少ゴミも増えますが、掃除のスパンも長くなり、維持管理も楽になりますよ。



〜ひよこが少し大きくなったら〜

ひよこが少し大きくなってきたら、焼肉網を利用したスノコが活躍します。
糞が全て下に落ちるので、足が糞まみれにならず、ゴミも殆ど出ません。


スノコは成鳥にも使える方法
成鳥になったら、壁掛けで役立つ100均のワイヤーネットのスノコに変更します。









〜ひよこの餌〜
ひよこの餌は、成長過程に応じて3種類ありますが、ひよこ用で1〜2ヶ月育てて、一気に大人用に移行しても大丈夫です。
養鶏場などでは、餌は大量買いが安いため中雛用の餌を買わない場合もあるそうですよ。

乾燥飼料のみの飼育でも大丈夫に出来てるんですけど、やっぱり刻んだキャベツや小松菜、大根の葉などの新鮮な葉物を与えると喜んで食べますね。
小さいうちは細かく刻んであげて下さいね。





〜ひよこの餌入れ〜

餌は100均の陶器の入れ物や、ペットボトル側面に穴を開けた自作の餌入れに入れます。
自作の餌入れは倒れないように、針金でしっかりと固定しましょう。

ひよこがある程度大きくなってくると、餌入れが倒されてしまうので、針金で固定するか餌入れの下に餌入れより幅の広い板を接着して対応します。




〜ひよこの水入れ〜
ひよこの水入れは、小鳥用の床置きタイプのS〜Mサイズで大丈夫です。
飲み口が小さく中にひよこ入らないのが良いですね。




《ひよこの管理方法》
〜初生雛の管理〜 0〜4週

孵化して間もない雛は寒さに凄く敏感です。
細菌に対する抵抗も弱いので、あまり飼育容器に手を入れないように管理します。


【ひよこのキモチ】
ひよこは寒いと高い声で鳴き続けます。
暑い時は口を開けてハアハアしています。
適温なら時々ピヨピヨ鳴いて歩き回りよく、気持ち良さそうに眠ります。


餌は元気に食べ始めるまでは、床にパラパラと撒いておくと良いですね。
水入れの場所は、飲み口を指で突いて教えるか、ひよこの嘴を飲み口に付けて教えてあげましょう。




ひよこは稀に仲間のお尻を突いて虐める事があります。
執拗に続くなら、突いているヒヨコか、突かれているヒヨコを一時的に隔離するのが良いでしょう。

一度怪我をして出血すると、他のヒヨコも一緒になって怪我を突く様になってしまいます。
早めに対処する事が重要ですけど、万が一怪我をした場合には、怪我をしたヒヨコは治るまで隔離します。





〜中雛の管理〜 4〜20週

孵化して1ヶ月。もう保温の必要はありませんが、冬場なら2ヶ月くらいは保温器具を付けておくのが安心です。
この頃から多少粗めの中雛用フードに切り替えますが、切り替えを6〜7週に遅らせて、一気に成鳥フードに切り替える事も可能です。


この時期から我が家では、ダ○ソーの焼肉網をスノコ代わりにしたスノコ床に切り替えます。
糞が全てスノコの下に落ち、常に足を清潔に保てるためです。


外気温が15〜25°Cあるなら、2週間くらいから外に出せますよ。
日光浴する事で骨がしっかり形成され丈夫な体に育ちます。






〜野外に出す際に注意する点〜

・脱走・
中雛は体が軽いため、成鳥よりも高く飛び上がる事があります。
筆者の庭では、210cmの園芸用の支柱を立て、グリーンカーテン用の園芸ネットで庭の四方を囲っています。



・外敵・
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猫、ネズミ、カラス、タカ、イタチなど、ひよこの天敵は住宅地にも沢山居ます。
よく確認し十分に対策してからヒヨコを離しましょう。

金網のケージごと外に出したり、ダイソーの壁掛けワイヤーメッシュを結束バンドで組み合わせた手作りサークルも有効です。



・外気温/日光・
ひよこを外に出すなら、必ず日陰を作りましょう。
鶏は寒さに強いのですが、羽で覆われているため暑いのはめっぽう苦手です。
真夏は早朝など涼しいタイミングだけ出してあげるなどして下さい。

勿論水入れもちゃんと用意して下さいね。







如何でしたでしょうか?。
是非ご家庭でも可愛いひよこを飼育してみて下さいね!。

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