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前回の続きです。
マイヤーさん、金星に向かいます。
第31回会見 1975年7月17日 木曜日
どうぞ~
* ・・・ マイヤー
セム ・・・ セムヤーゼ
(金星への飛行は長くかからなかった。
私はたっぷり時間があったので撮影用装置を詳しく眺めることが出来た。
眺望円盤は透明なガラスに似ていて、それを通して見ると、外界がよく観察出来た。
この眺望スクリーンは非常に細かい網目スクリーンで装着されていることに気が付いた。
それは写真の網目スクリーンのこまによく似ていた。
眺望スクリーンの大きさはおよそ50x50センチで、その中に染料発光装置が深くはめ込まれていて、その内部構造を覗くことは出来なかった。
この装置のそばの円卓の回りや壁の中に、様々な機械が埋め込まれていた。
これらは異国情緒を起こさせる機械類で、私の最初の惑星旅行で見たものと同じものであった。
これらは明らかに発光宇宙船の操縦と管理をし、方向決定装置、距離測定装置、発光表示装置など重要な機能を受け持つと思われた。
全体眺望スクリーンと写真用スクリーンは地球の同類のものと比較しても根本的に違っていた。
というのは、それらのスクリーンに写し出される種々の図形、線、符号は美しく、鮮やかな色彩をもち、驚くほど立体的なものであった。
地球で知られている同類の画面の映像と違って、この宇宙船のスクリーンに現れる映像は三次元的効果をもち、あたかも物体が眼前に出現したようであり、決してインパルス的な断片的なものではなかった。
金星に到着した時、セムヤーゼが語り出した。
船内の観察に心を奪われていた私は彼女の声にはっと我にかえった。)
セム 今、金星の厚い雲を写真に撮っても構いませんよ。
それから金星の地表面をお見せしますが、眺望スクリーンと舷窓からしかお見せすることが出来ません。
残念ですが撮影用のスクリーンは閉じなければなりません。
金星の温度が非常に高いものですから。
このスクリーンは超低温の寒気には強いのですが、高熱には耐えられません。
金星の外観に失望しないで下さい。
この惑星はようやく原始的生命が発達する段階にあります。
* そのことは前に伺いました。ですから失望などしません。
セム そうでしたね。しかし、この惑星にあるものが存在しています。
これは秘密にして下さい。
* 勿論です。
(私は許可がおりたのですぐ写真を撮った。宇宙船はその位置から全速力で金星へ急降下した。
種々の色彩を帯びた巨大な雲のかたまりが急に私達を取り巻いた。
雲の層の厚さは信じられない程の長さであり、果てしなく続いているように思われ、その間を私達は金星の地表目指して突き進んだ。
そこを通過すると輝いている雲が現れた。
そこは高度約40キロメートルの雲の密集であり、私達が通過する最後の雲であった。
私は二つの眺望(映像)スクリーンに金星の表面の像を認めた。
それは荒れ果てた光景であった。
そこには無数の火口が広がっており、ある所では低い山脈が連なっていた。
ある角度から見ると、山のない巨大な平原が広がっていたが、それは火口であった。
極平原--これはセムヤーゼが教えてくれたが--と山脈は極地帯の手前まで続いていた。)
FIGU(www.figu.org)
以上、「セムヤーゼ(3)セムヤーゼ(4)」より引用
金星はあまり面白くなさそうな感じですね
秘密にしなければならない「あるもの」が気になりますが。
少なくとも人間が住めるような環境では無いというのは、地球の探査機の調査結果と一致してますね。
なぜ私がこのような記事を書いているのか?
こちらもお読みください。
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