ホテルの朝食が終わった後に1〜2時間自由時間が取れそうでしたが、私はもうバテてしまったようです。
そりゃ朝食の前にも、町を1時間ほど歩いて回ってますからね。
昨夜、私は湯船に浸かったせいか目が冴えてなかなか眠れず、6時に起きて町を散策するという目標は果たせませんでした。
昨夜「早く寝る」とベッドに入ったパートナーは、具合が悪くなって夜中に起きたので、まだグーグーと眠っています。
私が寝ついた頃にトイレでゲーゲーやっていたのは、私も夢うつつで気付きました。
後で聞いたら、眠っていたら急に胃酸が上がって来たそうです。
ディナーでお腹いっぱいチャイニーズとデザートを食べた後、ホテルに戻ってチョコレートをポリポリ食べたからでしょうか。
町散策するには微妙な時間になってしまったけど、不可能ではない。どうしようか…。
「もう8時だけど、外が晴れていたら出掛けて、朝食に間に合うように9時半に帰って来よう」
そう思って遮光カーテンを開けると、晴れてます。
ということで、出掛けることに決定!
行き先は決まっていて、今回はボタニックガーデンがある東ののブリュワリー的なものがあるエリアへ。
ちなみにですが、このアーケード、シドニーにあるアーケードにそっくりじゃん!! って思いましたが、外観は全然違いました。
しかもこのアーケード、今回の滞在では行けませんでしたが、アーケードミュージアムまであるんですよ。
次回はぜひ入ってみたいです。
Rundle Street のモールを過ぎても、たくさんの飲食店が続いていて、古い建物が良い雰囲気。
ああ、何となく19世紀~20世紀初頭の風景が頭に浮かぶようなこのストリート、良いな。
ここまで来たのは大正解だと思いました。
隠れ家っぽい路地裏的な場所
もっとゆっくり歩きたですし、余裕があれば大昔訪ねたきりのボタニックガーデンまで行きたかったのですが、そろそろ戻らないとホテルの朝ごはんに間に合いません。
急いでホテルに向かいますが、途中で気になっていたコーヒーバーの建物の写真を撮ろうと立ち止まりました。
ここ、絶対に歴史ある建物だし、コーヒーバーという名前もおいしそうだし。
写真を撮っていると、中東系の女性が「なぜ写真を撮ってるの?」と話し掛けて来ました。
「この建物が好きだし、お店も良さそうだから、忘れないように記録してるんです。機会があったら来たいから」と答えたら、その人は自分はお店のオーナーだ、と。
「じゃあ、いつ来るの?」と聞かれ、本来ならこの場でコーヒーを買うところですが、私はこれから朝食が待っているし、急いで帰らないと間に合わないという状況なのです。
「今日来れるか分からないし、明日の昼過ぎのフライトでシドニーに戻るんです。でも私のパートナーはアデレードの人で度々来てるから、もし今回来れなくても次回来ます」と言うしかありません。
「じゃあ、カードあげるわ」とお店の中まで招き入れてくれて、カードをくれたのに。
うーん、オーナーさんとせっかく話をしたことだし、やっぱり今回一度くらいは飲みに来たいけど、来れるかなあ。
(そもそもホテルでは2時から4時まで無料コーヒーが飲めし部屋にもマシーンがあるんですが、やっぱり町のカフェでも飲みたい)
でも、今はとにかくホテルに戻らないと。
何とかギリギリ9時半にホテルに戻れて、無事パートナーと朝食へ。
食べてみたかったクレープとワッフルが食べれたので、これで気になってたものは一通り食べたかな。
パートナーも今朝は元気になっていて、前回私が作ってもらったオムレットを食べてました。
朝食の後、このホテルも今夜でお別れということで、全然利用してないホテルのプールやジムも一応見ておくことに。
プールにはシャンデリアがあり、ジムも広かったです。
今日の予定ですが、もともとは「パートナーのお父さん夫婦と何かする予定」とパートナーから聞いていましたが、前日にチャイニーズのレストランで食事会をしたので、なくなりました。(よく考えたら彼らも長期旅行の前日なので、忙しいでしょう)
それで、親戚がほぼアデレードにいるパートナーは「おばさんに会いに行きたいな」「⚪︎⚪︎に連絡取ろうかな」なんて言ってましたが、結局クライアントさん数人に会うことにしたようです。
うん、パートナーとアデレード来ると親戚周りでほぼ時間が潰れてしまうのは仕方ないけど、そればっかりだと疲れるので良かった。
てか、私をシドニーに残してしょっちゅうアデレードに来てるんだから、そういうのはひとりでやって欲しい。
けど、今回も12時過ぎにホテルに来る最初のクライアントさんは「とても良い人だから私にも会って欲しい」らしいです。
なんでや。
クライアントさんとの会話なんて、だいたい私の興味ないスポーツや競馬が中心でしょうし、仕事関係の人に自分の奥さん(私たちは結婚してませんが)を会わせたがる彼の感覚が、いまいちよく分かりません。
…まあ良いですけど。
時間はまだあるので、また出掛けようかな?と思ったものの、眠気と前夜に下書きしておいたアメブロ日記の仕上げでウダウダしていたら、あっという間に12時に。
クライアントさんはパートナーの言う通り、ニコニコとした、いかにも人の良さそうな50代のおじさんでした。
このホテルからも見える近くのオフィスで働いてて、ちょっと抜けて来たんですって。
ホテルの9階でランチ
私たちはコーヒーを注文しましたが、彼はビールやワインなどアルコールを注文。
こういう、人と違うものを頼んでも誰も気にしないオーストラリアの雰囲気、私は大好きです。
でも話題は私にも配慮してくれて、アデレードの名物の話でフロッグケーキの名前が出た時、連日 Menz のフルーチョクスばっかり気を取られていた私は「あ、それも有名だった!」と思い出しました。
※ カエルの形をしたケーキで、2021年には南オーストラリア州のナショナルトラストに登録されてます。
ちなみにフロッグケーキがあるかは分かりませんが、おすすめのベーカリーを聞いたら、郊外にしかないですが、Dulwich Bakery というチェーンベーカリーが良いそうです。
こういうローカルな情報はありがたいですね!次回のリストに入れないと。
午後の3時頃になって、彼は「そろそろ戻らなきゃ。5時に仕事が終わったら、また飲みに戻って来ようかなw」とジョークを言いながらオフィスに帰って行きました。
この後パートナーは次のクライアントさんに会いに行くと言うので、私も町歩きを再会することに。(私に会わせたかったのは、最初の人だけらしい)
一度雨が降ってやんだ外は薄暗かったですが、まだ私、ビクトリアスクエアやミュージアムなどの一般的な観光どころには行ってなかったので行きたかったんですよ。(過去には何度も行ってます)
私自身が観光したいというよりも、地理的にもちゃんと把握して確認したかったのと、出来ればブログ用の写真撮れればなあと思っていたので。
NAIDOC Week が近いようで、アボリジナルとトレス海峡諸島の旗があちこちに
アデレードは何ちゃらスクエアというところが多いのですが、ビクトリアスクエアが一応シティ観光の起点ということになってるんです。
近くにはインフォメーションセンターもあって、バスやトラムも走ってますしね。
クリスマスに大きなクリスマスツリーが飾られるのもここ。
でも、クリスマス時期の華やかなイメージが強くて、正直「あれ、こんなに地味だったっけ?」と思ってしまいました。
そして、この周辺にアジア系のお店がたくさんあった記憶があったのですが「へー、セントラルマーケットもこんなに近いんだー」と実感。
前回、前々回とアデレードに来た時はパートナーと一緒でしたし、車だったので、何度ここに来ていても地理がイマイチつかめてなかったんですよね。
やっぱり歩き込みは大切!
そして昨日のチャイニーズレストランは、全然気づきませんでしたが、そのセントラルマーケットの向かい側にあったんですね。
周りにたくさんチャイニーズレストランがあるように見えたので「ここら辺はチャイナタウンなのかな?聞いたことないけど…」と思ってましたが、単にチャイニーズレストランが固まってただけっぽいです。
ちなみに無料の美術館や博物館はどこら辺?と思ったら、なんと私たちが滞在するホテル近く、何度も通ったランドルストリートの向こう側じゃないですか!
あー、そうだったのか。
もう日が暮れてきたのですが、パートナーとの6時の待ち合わせには、まだ時間がたっぷりあります。
やっとアデレードシティの土地勘が培われて来た私。
「あの時も、あの時も、こっちの方向に行ってたのか…」と10年以上前の思い出を振り返りながら、暗くなっていく道を歩きました。
それから急に「お土産のフルーチョクス、もしかしたら足りないかも?」と思い立ち、 Coles で追加購入することに。
買い物をしていたらパートナーから「今ビクトリアスクエアにいる」という写真が送られて来ましたが、私がいたのは1時間ほど前なので、予定通り6時にホテルで待ち合わせします。
実は5時から7時まで、宿泊客は無料でアルコールをもらえるので、一度くらいは利用しようと話していたのです。
で、レストランの階に行きながら「ディナーは何食べようか?」と話てたんですけど、
初めて利用したので知らなかったのですが、軽いスナックも用意されてて、これがディナーで十分でした。
何このホテル、至れり尽くせり!
ああ、 これでアデレードの最終夜が更けていくのか…。
そう思いながら「そう言えばフロッグケーキってどこで買えるんだろう?」と思ったので、スパークリングワイン片手にリサーチしていたら、なんとウールワースやI GAでも買えるとのこと!
え、何度も近くを通ったのに、また完全にリサーチ不足〜。
しかも、そのフロッグケーキが1923年に有名になるきっかけを作ったカフェ、今朝コーヒーを買おうとしたけど並んでいたので諦めたカフェじゃないですか‼︎
ああ、なんてこと。
ウールワースはここから5分程度の場所にありますが、向かい側のコールズばっかり行ってました。
そのウールワースは9時までなので、今から行けば間に合いそう。その先にある IGA は8時までなので無理ですが…。
本当は部屋でゆっくり湯船に浸かったりブログを書いたりして、最後の夜を楽しみたいんですけどね。
でもパートナーも「行くなら今から行きなよ」と言うし、確かに、なかったとしても行かないとシドニーに戻って後悔しそうです。
で、ウールワースに行ってみましたが、ありませんでした。
念の為にとさっき行った向かいの Coles も見てみましたが、やはりなし。
時間が遅いからなのか、シティだからなのか?もしかしたら郊外に行けばあるんでしょうか?
ちなみに、ウールワースって、シティは1軒だけなんですね。
あと、こことは反対方向ですが10時まで開いてる IGA があるので、一応行ってみました。
とはいえ、アジア系のお店が多いエリアにはないだろうな~とは思っていたので、なかったですが「やっぱりか」という感じ。
とりあえず、トライはしたということで満足。ないって分かったことも収穫です。
んー、でも明日はチェックアウトで朝から忙しいんですが、フロッグケーキ発祥のカフェに行ってみたいなー。
ということで、ホテルに戻って、最後の夜は予定どおりホテルでゆっくりバスタブに浸かりました。
クーパーズのラガーもおいしくて「全部飲めるかな?」という心配は全くの杞憂。あっという間に飲み干しましたw
明日すぐ出発出来るようにと、私の荷づくりもほぼ完了。
今回は「え、これでおわりだっけ?」と思うくらい荷物がなくて、お土産も入れるスペースも計画通りバッチリ確保出来ました。
この夜のパートナーは仕事なのか何なのか1時過ぎまでスマホいじってて謎でしたが、私は「早起きするぞ~!」というモードで眠りにつきます。