■日本酒と料理の相性を愉しむ…■ -19ページ目

■日本酒と料理の相性を愉しむ…■

●季節ごとの日本酒とお酒のアテとの相性を愉しむ【お酒の歳時記】です… ●

【菊姫 加陽菊酒 吟醸酒

■【利き酒師世界一】のひとり言■ このお酒のデータは…
蔵元
 菊姫合資会社(石川県,白山市)

特定名称 吟醸酒

原料米 兵庫県吉川町産「AAA山田錦」

 (精米歩合55%)

酸度 1.2 アミノ酸度 ?

日本酒度 +7

アルコール度 17~18%

酒造年度 ?
【とっておきの旨酒】で

行く年来る年。 

 今年のお店の営業は29日で終了したのですが、翌30日は月末仕事と各種雑務でお店に顔を出し、大晦日の今日からようやくゆっくりと休みに入ることができました。
 

 昼過ぎから、近所の食品スーパーに年末年始用の食料を買い込みに出かけたのですが、あまりの混雑ぶりに驚いてしまいました。

 冷静に考えると、そのスーパーは新年は2日から営業を開始するので、大晦日の夜と元旦の一日分の食料を買い込めば良いだけの話なのですが、人間の心理としてついつい沢山の食料を確保しないと安心できないのかもしれません。

 そんな中で、年末年始はずーとお酒を呑み続けるつもりの為、おせち料理などには目もくれずに、普段はあまり買わない珍味系を中心に、おつまみを色々と買い込んできました。


 さて、夕方までに部屋の大掃除も一通り終えて、我が家の日本酒貯蔵庫(大型冷蔵庫の野菜庫)から今宵呑む酒を選んでいたのですが、やはりこんな時にはとっておきの「うま酒」とういことで、

 大晦日のお酒は【菊姫 加陽菊酒 吟醸酒】です。

 このお酒は、「加賀の菊酒」で知られる「菊姫」から出されている吟醸酒なのですが、蔵元の言葉を借りると、「実際に呑んで旨い吟醸酒」を目指して造られているそうで、スペック的には兵庫県吉川町産の特A「山田錦」のみを55%まで磨いてを使用し、小仕込みで醸された後でさらに熟成をさせるという、菊姫独特のこだわりが貫かれています


 まず色調は、炭素での濾過を極力抑えているので、「やや濃い目の黄金色」です。

 香りは、「黄色のりんご」を想わせるほのかな果実の香りと、「栗の薄皮の様な穏やかさを感じさせる香り,さらには「干し椎茸」を連想させる微かな熟成香が加わって、「控えめだがやや複雑性を感じさせる香り」といった印象を受けます。

 味わいは、ほんのりとした甘味とシャープさを感じさせる酸,そしてきめ細かな旨味の調和が上品に取れており、後半には少し苦味も感じられます。

 余韻にはしっかりとしたインパクトがあり、舌の上にアルコールのボリューム感も残ります。

 全体的には、「飲み口はスムーズでありながら、後口には充実感を感じるお酒」で、菊姫の蔵元がこのお酒を「旨い吟醸酒」呼んでいるのが頷けるような気がしました。

 今回は、珍味系のおつまみを数品用意しましたが、■【利き酒師世界一】のひとり言■

 まず日本酒を呑むときに外せない珍味として、

【からすみ】からです。


 より味わいを愉しむ為に、包丁で薄くスライスして合わせてみましたが、「からすみ」の濃い旨味と程好い塩味に、「菊姫 加陽菊酒」の上品な甘味とシャープな酸が加わることによって、「旨味,塩味,甘味,酸」という4つの味が完成する感覚で、期待通りの美味しい組合せでした。

 ちなみにこのパターンは、吟醸酒とイタリア産ブルーチーズの「ゴルゴンゾーラ ピカンテ」を合わせた時の相性の良さと、何となく似ているような印象を受けました。


■【利き酒師世界一】のひとり言■  次にこれまた珍味としては定番の、

【境港直送のかにみそ】を試してみました。


 こちらもご存知のように濃厚な旨味を伴った珍味ですが、口の中で「かにみそ」の濃い味わいが「菊姫 加陽菊酒」にキレイに溶けてゆき、それでいて後からカニ独特のフレーバーがふわっと広がってきます。

 これ以外にも、【チャンジャ】(鱈の塩辛)【ほたるいかの沖漬け】etc.の、いわゆる珍味系のおつまみで色々攻めてみましたがどれとも相性が良く、「滑らかだがインパクトがある」という「菊姫 加陽菊酒」の持つキャラクターが、料理との比較的幅広い相性を可能にしているように思われました。

 ただし、17%を超えるアルコール度数は、やはり食中酒として呑み続けていると強すぎる感があり、途中で「和らぎ水」(ミネラル水)の助けを借りる必要がありました。


 最後にもう一度この蔵元の言葉を借りると、「菊姫」では「純米酒」では「芳醇で豊かな味わい」を追求し、「吟醸酒」では上品な「吟味」を重視しており、この2つは酒質的に相容れないと考えている為に、「純米吟醸酒を造ることは考えていない」そうです。

 この蔵元のこだわりについては賛否両論が分かれる所だと思いますが、ここでは敢えて何もコメントせずに、このまま呑み続けながら年を越したいと思います…。

【喜久水 純米吟醸 喜三郎の酒

■【利き酒師世界一】のひとり言■


このお酒のデータは…
蔵元
 喜久水酒造(秋田県,能代市)

特定名称 純米吟醸酒

原料米 能代産「華吹雪」 (精米歩合55%)

酸度 1.7 アミノ酸度 1.0

日本酒度 ±0 アルコール度 16.3%

酒造年度 H19BY
【地下貯蔵低温熟成酒】

を師走にじっくり愉しむ 

 12月も中旬に入って今年もあと半月を残すのみとなりましたが、世間は完全に「年末モード」へと突入しており、お店も忘年会のピークを迎えて忙しい日々が続いています。


 さて、毎年この時期になると、秋田の親戚から「お歳暮」のお酒を送って頂いているのですが、今年は例年とはチョットタイプの違うお酒が届きました。
  その名も【喜久水 純米吟醸 喜三郎の酒】です。


 このお酒は秋田の喜久水酒造が、世界遺産で有名な「白神山地」の麓にある、築100年以上の総レンガ造りの旧国鉄のトンネルの中で、じっくりと寝かせた純米吟醸酒なのですが、トンネル内は通年で11℃に保たれているそうで、まさに自然の冷蔵庫であると言えます。
 ちなみに包装してあった箱には、「光の当たらない低温12℃の状態で保存すると、5年目まで味が向上するのを当社で確認済みです」と記載されていたのですが、とっても5年も辛抱して待つことができないので、すぐに呑んでみることとしました。


 香りは、昔給食で食べた「玄米パン」「ひのき」想わせる穀物や木質の香りに、「椿の様な花の微香や乳製品の香りが加わって、微かに熟成による香りもありますが、全体としては「穏やかでふくよかな香り」が感じられます。

 味わいは、優しい甘味としっかりとした酸,そして膨らみのある旨味が溶け合って調和が取れていて、「飲み口はまろやかでありながら、後口には充実した呑み応えを感じる」お酒でした。
■【利き酒師世界一】のひとり言■
 今回も例によって、「喜久水 純米吟醸」に合わせる料理を探して、新宿のデパ地下の惣菜売り場を物色していたのですが、久々に「中華料理」と日本酒の相性をみたくなって、中華の惣菜を何品か買い込んで合わせてみました。

まず一品目は、【八宝菜】です。


 どちらかと言えば無難な組合せかなと予想していたのですが、「八宝菜」特有の旨味の強い味付けと、バラエティに富んだ材料の持つそれぞれ味わいがの膨らみのある旨味にうまく乗っかって、予想以上に美味しい組合せでした。

■【利き酒師世界一】のひとり言■  そして二品目は、【海老のチリソース煮】です。


 当初は、チリソースの強い味に「喜久水 純米吟醸」がやや負けてしまうのではないかと心配したのですが、「豆板醤」の旨味を伴った辛さと、お酒の旨味と酸が口の中で溶け合って、全く違和感の無い楽しい組合せでした。


  久々に中華料理と日本酒の相性を愉しんでみましたが、今回の「喜久水 純米吟醸 喜三郎の酒」のように、チョットだけ熟成を感じさせるフレーバーを持つタイプの日本酒は、「干し貝柱」etc.の干した食材を戻して使うことが多い中華料理には、日本酒全般の中でも向いているタイプなのではないかと何となく感じた一日でした。

【奈良萬 純米酒 二度火入れ】

■【利き酒師世界一】のひとり言■ このお酒のデータは…
蔵元 夢心酒造
(福島県,喜多方市)

特定名称 純米酒

原料米 喜多方産「五百万石」

 (精米歩合55%)

酸度 1.4 アミノ酸度 ?

日本酒度 +3

アルコール度 15.0%

酒造年度 H19BY
あったかお鍋には

【美味しい燗酒】を 

 今年も「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日となった11月の第3木曜日は、東京の最低気温が6℃まで下がる寒い一日となり、それに加えて勤務先のお店は和食店ということもあって、初日の「ヌーボー」の売れ行きは今ひとつの結果となってしまいました。

 

 この時期になると、首都圏の和食8店舗で、来年1月から統一で販売する「冬のオススメ地酒」を決めなくてはならないのですが、やはり真冬である1月には「鍋料理と美味しい燗酒」の組合せということで、幾つかのお酒をお燗で試した中で、今回選んだお酒はコレ、

【奈良萬 純米酒 二度火入れ】です。

 このお酒は福島の夢心酒造が、「喜多方産五百万石」「うつくしま酵母」を使って醸したお酒で、3年前の月刊誌「dancyu」の3月号で、「最もお鍋に合う燗酒」にも選ばれたそうです。


 香りは、きのこの「舞茸」や炊きたての「ご飯の湯気」を想わせる香りに、「イチゴミルクの様なほんのり甘みを加えた乳製品の香りが加わって、全体としては「丸くやや厚みのある柔和な香り」が感じられます。

 口に含むと、まずは滑らかな甘味としっかりした酸,そしてふくらみのある旨味が口に広がり、僅かですが苦味も感じられます。

 余韻は比較的長くて、後口は割としっかりしており、コクやボリューム感も十分にあります。

 全体の調和が心地良く取れていて、「柔らかな飲み口で親しみやすい味わい」の純米酒でした。

 さっそく45℃位の「上燗」に温めて呑んでみましたが、全体のまろやかさが増しつつ酸はしっかりと残ってアクセントなり、いわゆる「燗あがり」するタイプのお酒です。


 首都圏の和食8店で、この冬に主に販売している鍋メニューは、下の写真左の【塩ちゃんこ鍋】と写真右の【海鮮寄せ鍋】なのですが、それぞれの「鍋つゆ」を、お店の親方に頼んでペットボトルに分けてもらって自宅に持ち帰り、それに色々な具を買い込んで来て加えて、「奈良萬 純米酒のお燗酒」と一緒に愉しんでみることとしました。

■【利き酒師世界一】のひとり言■ ■【利き酒師世界一】のひとり言■

 まずは、【塩ちゃんこ鍋のつゆ】ですが、

 これは豚骨と鶏ガラをベースにして、隠し味に「チー油」を加えた比較的濃厚な旨味を持つつゆで、これには「鶏つくね団子」「ごぼう」「油揚げ」「キャベツ」「鶏ももブツ切り肉」「しらたき」etc.の具を入れてみました。 それぞれの具に浸み込んだ独特の旨味のあるつゆの味わいが、「奈良萬」の柔らかな味わいと溶け合って、別々のタイプの二つの旨味の調和が心地良い相性を見せてくれました。


 次に、【海鮮寄せ鍋のつゆ】ですが、これはオーソドックスにカツオの出し汁に薄口醤油と酒を加えたつゆで、これには「牡蠣」「金目鯛」「鱈」「海老」「椎茸」「長ネギ」「春菊」「木綿豆腐」「舞茸」etc.の具を入れてみました。

 魚介や野菜etc.のバラエティ溢れる具のそれぞれの異なる味わいに、「奈良萬」のほぼオールマイティとも言える料理との相性の幅広さがマッチし、なるほど雑誌の評価で「鍋料理に最も合う酒」という評価を受けたのも、何となくうなずけるような気がしました。


 ちなみに鍋料理を食べる時は、ビールではお腹が早く膨れてしまうので、こういった純米酒の燗酒を「ちびりちびり」と呑みながら、ダラダラと鍋を食べ続けるのが一番良いですねえ~。

【田酒 純米大吟醸 古城乃錦

■【利き酒師世界一】のひとり言■ このお酒のデータは…
蔵元
 西田酒造店(青森県,青森市)

特定名称 純米大吟醸酒

原料米 青森県産「古城錦」 (精米歩合45%)

酸度 1.4 アミノ酸度 ?

日本酒度 +2

アルコール度 16.5%

酒造年度 H19BY
復活の酒米【古城錦】で

仕込んだお酒

 11月から勤務先のお店でも、各種の鍋料理を本格的にスタートさせましたが、それと共にお客様からの日本酒のオーダーもだいぶ増えてきました。


 いつも「田酒」を「正規価格」で個人的に購入させてもらっている、WEBサイト上の某SAKE SHOPからのメルマガを見ていて、見慣れない名前のお酒を見つけたので、早速取り寄せてみることとしました

 その名も【田酒 純米大吟醸 古城乃錦】です。


 このお酒は、「田酒」で知られる青森の西田酒造店が、1968年に誕生した青森初の酒造好適米の、「古城錦」を復活させて仕込んだ純米大吟醸酒で、本来は地元青森での限定販売品となっています。


 香りは、「マスクメロン」を想わせるほのかに華やかな果実の香りに、後から「かぶらの様な穏やかさを感じさせるミネラルの香りが加わって、全体としては「上品で柔らかな吟醸香」という印象を受けます。


 口に含むと、まずは上品で控えめな甘味とシャープな酸,そして穏やかな旨味が口に広がり、味の余韻は比較的短く、キレの良い後口が感じられます。

 コクやボリューム感は控えめで、全体的には「しっとりとした飲み口で滑らかで調和の取れた味わい」のお酒でした。
■【利き酒師世界一】のひとり言■
 今回は比較的淡麗な酒質を意識しながら、季節の味覚二品と合わせてみましたが、

まず一つ目は、【真鱈の白子】です。


 「真鱈の白子」独特の、ねっとりとしたコクのある味わいが、、「古城乃錦」と合わせることにより、口の中でキレイに流れてゆき、それと同時にお酒の味わいの方も、不思議と透明感を増してゆきます。


 ちょっと変わった感覚の相性ですが、純米大吟醸酒を食中酒として愉しむのにはある意味では最適の組合せかもしれません。■【利き酒師世界一】のひとり言■

そして二つ目は、あん肝ポン酢】です。 


 こちらもかなり濃厚な味わいの「酒の肴」ですが、「古城乃錦」の飾らない味わいに包まれて、口の中で上品な味わいへと変化し、「もみじおろし」の辛さや「ポン酢」の酸味とも調和してくれました。
 
 ところで、この「古城乃錦」には一応頭に「田酒」という名前が付いていますが、このお酒を「田酒」の純米大吟醸のイメージで呑むと、チョット異なる個性を感じる人もいるかもしれません。


 どちらかと言うと、西田酒造店が昔の酒米を復活させて造った、「古城乃錦」という別の個性と名前を持ったお酒として、じっくりと愉しんだ方がいいのかもしれませんね。

【南部美人 特別純米酒(輸出バージョン)

このお酒のデータは…
蔵元
 ㈱南部美人(岩手県,二戸市)

特定名称 特別純米酒

原料米 岩手県二戸市産「ぎんおとめ」

 (精米歩合55%)

酸度 1.4 アミノ酸度 1.3

日本酒度 +5

アルコール度 15.5%

酒造年度 H19BY
【海外用スペックの酒】を

洋食と共に味わう。 

 10月末の2日間は、東京でも日中の最高気温が20度に届かない日が続き、日増しに寒さが加わってきているのが感じられます。

 仕事が終わって帰宅してから、WEBサイト上で、先月末に参加した「日本酒の蔵元との交流イベント」で出会った各蔵元のお酒をチェックしていて、少し変わったタイプの日本酒がリリースされているのを見つけたので、早速取り寄せて呑んでみることとしました。

 それがコレ、

【南部美人 特別純米酒 海外輸出バージョン】です。

 このお酒は、岩手の「南部美人」の蔵元が、海外10ヶ国以上に輸出している「海外輸出バージョン」の特別純米酒を、輸出用のラベルのまま国内向けに販売したもので、ベースはもちろん日本版の特別純米酒と一緒なのですが、チョットだけ輸出向けにスペックを変えてあるそうです。


 ラベルには英語で「INPORTED SAKE」と表記されていて、その下にローマ字で「TOKUBETSU JUNMAI SAKE」と表記されているのですが、外国人の中にはローマ字を読むのが苦手な人も多いらしいので、「特別純米酒」の英訳の表記もした方が良いのではないかと思われます。

 ちなみに、国の行政機関である「酒類総合研究所」のホームページで調べてみると、特別純米酒は「Only made with rice and koji , Special process」と表現されておりました。


 話が横にそれましたが、このお酒の色調は、炭素での濾過を行っていないので、「薄い黄金色」です。

 (外国人には、白ワインに似た色に見えるかもしれません)

 香りは、今が季節の洋梨「ラ・フランス」を想わせるほのかな果実の香りに、「小豆あんの様なほんのり甘く柔らかな香りが加わって、全体としては「ほのかに甘やかで穏やかな香り」が感じられます。


 口に含むと、まずは優しい甘味とキレの良い適度な酸,そしてまろやかなお米の旨味が口に広がり、後からやや苦味も感じられます。

 余韻は比較的短く切れますが、後口は割としっかりしており、コクやボリューム感も程好くあります。

 全体的にほんのり甘いフレーバーを感じさせる、「滑らかな飲み口でソフトな味わいのお酒」でした。

 今回は、外国人がこのお酒を買ってきて自宅で料理を食べながら呑むシーンをイメージしつつ、洋食との相性をチェックしてみることとし、新宿のデパ地下で洋惣菜を色々と買い込んで来て合わせてみました。


 まずは洋食と言えばコレ、

【ハンバーグ デミグラスソース】です。


 久々に純米酒を洋食メニューに合わせてみたのですが、ジューシーなハンバーグと「デミグラスソース」の独特のコクのある味わいと、「南部美人」の程好いコクやボリューム感のある味わいの、二つの味わいの「濃さレベル」が丁度良く、両者が全く違和感なく口の中で溶け合ってゆきます。


 そしてもう一つ、これまた洋食の代表的メニューである

【ロールキャベツトマトソース】

を試してみました。


 こちらの組合せもまた、「トマトソース」のやや強めの酸味と、「南部美人」の持つキレの良い酸が口の中でうまく同調し、なかなか良いマッチングを見せてくれました。

 こうして色々な洋食メニューと純米酒の相性の良さを実際に体験してみると、改めて日本酒の持つ「食中酒としての多様性」というものを実感してしまいます。


 ちなみに、日本国内版と輸出版のスペックの違いがどうしても気になって、南部美人の蔵元に直接問い合わせてみたのですが、「輸出バージョンの特別純米酒」は、より香りを判りやすくする為に、「酵母のブレンド比率」を少し変えてあるそうです。

 う~ん奥が深い…。

【あさ開 純米大辛口 水神】

このお酒のデータは…
蔵元
 株式会社 あさ開(岩手県,盛岡市)

特定名称 純米酒

原料米 岩手県産酒造米?

 (精米歩合70%)

酸度 1.5 アミノ酸度 1.4

日本酒度 +10!

アルコール度 16.0%~17.0%

酒造年度 H19BY
2年前を思い出しながら、

【大辛口の酒】を味わう

  10月も中旬を過ぎ、街中の街路樹も少しずつ色付き始め、夕方になって日が暮れるのも、だいぶ早く感じられるようになってきました。

 さて、毎年10月中旬になると必ず思い出されるのが、2年前に東京で開催された、

【世界利き酒師コンクール】のことです。


 6月下旬の「第一次課題審査」に始まり、そして9月上旬の「関東地区ブロック代表選考会」を経て、10月20日にまず午前中に「セミファイナル(日本代表選考会)」が行われ、そこを通過した5名の日本代表と海外各地域からの代表5名の合計10名によって、午後から夜遅くまでの長時間にわたって「ファイナル(世界一決定戦」の審査が行われました。


 そして、その日の最後に行われた「ファイナルの公開審査」では、まず10種類の異なるタイプの日本酒のテイスティングが、事前に控え室で各選手に短い時間だけ許され、その後直前の「くじ引き」によって、各人がステージ上でお客様役の審査員にオススメする日本酒が決められたのですが、その時私に与えられたのが忘れもしないこのお酒、

【あさ開 純米大辛口 水神】だったのです。


 なぜかコンクール終了後は呑む機会がなかったのですが、WEBサイト上のお気に入りのSAKE SHOPからのメルマガをチェックしていてたまたま発見し、思わず懐かしくなって購入してしまいました。


 2年ぶりに味わってみましたが、香りは控えめながら「剥いた大根の皮を想わせるような根菜類の香りに、洋菓子の「サバランの様な香りが加わった、「穏やかでややクリアーな香り」が感じられます。

 口に含むと、辛口の味わいと明快な酸が主張しながらも、それを控えめな甘味と落ち着いた旨味が支えて、全体のバランスを取っているような印象が広がります。

 後口には、切れ味のある辛口の余韻と共に若干の苦味が感じられ、全体としては、豪快な切れ味の大辛口でありながら米の旨味もある、いわば「力強さとコクと切れが同居する純米酒」でした。

 2年前のコンクールのファイナル公開審査の時は、テーブル上に並んでいた各種の料理の中から、「スズキの塩焼き」を選んで、お客様役の審査員にオススメしたのですが、このお酒の「大辛口でありながらコクと旨味もある」という個性をイメージしつつ、今回まず一品目に合わせたのは、

【ワカサギの南蛮漬け】です。


 「水神」の大辛口でキレの良い飲み口と、「ワカサギの南蛮漬け」のサッパリしたややシンプルな味わいがスッキリと合い、甘酢との相性も全く問題ありませんでした。

 二品目には、生姜の風味と辛口のお酒の相性を意識して、

【いわしの生姜煮】を合わせてみました。


 予想通り、生姜のフレーバーを効かせた料理と、辛口のお酒の相性は良かったのですが、それに加えてちょっと面白いなと感じたのが、鰯のハラワタの部分の苦味と、「純米大辛口 水神」の後口の苦味がうまく同調したことで、こんな芸当は日本酒以外の酒では、なかなか真似ができないだろうなあと、改めて日本酒の懐の深さを感じてしまいました。


 早いもので、「世界利き酒師コンクール」が終わってからもう2年の月日が経つのですが、その間にあまり「世界一の利き酒師」としての活動が出来ておらず、「思い出の酒」は途中から「水神」の余韻のような、ほろ苦い「反省の酒」となってしまいました…。

【菊姫 鶴乃里 山廃純米限定酒】

このお酒のデータは…
蔵元
 菊姫合資会社(石川県,白山市)

特定名称 山廃純米酒

原料米 兵庫県吉川町産「AAA山田錦」

 (精米歩合65%)

酸度 非公開

アミノ酸度 ?

日本酒度 ?

アルコール度 16.0%~」17.0%

酒造年度 H19BY
フランスのコンクールの

【最優秀賞酒】を呑む。

 

 10月に入ってひと雨ごとに秋の装いも深まり、各地からは紅葉の便りも聞かれるようになってきました。

 各酒蔵から次々と出荷される「ひやおろし」を呑みながら、秋の夜長に何か変わった日本酒はないものかと、WEBサイト上のSAKE SHOPを物色していたところ、チョット気になるお酒を見つけ、思わずクリックして購入してしまいました。


 それは、IWC(インターナショナルワインチャレンジ)の「最優秀賞 受賞酒」として紹介されていた、 
【菊姫 鶴乃里 山廃純米限定酒】です。

 IWCとは、毎年ロンドンで開催されているヨーロッパ屈指のワイン品評会で、昨年の4月から「SAKE」部門が新設されたのですが、このお酒はIWCに出品された全ての日本酒の中で、外国人のプロワインテースター達によってトップに選ばれたというお酒なのです。


 この「菊姫 鶴乃里」は、「山田錦」の中でも特上と言われる特A吉川地区のAAAクラスのお米を65%まで全量自家精米し、寒造りの山廃仕込みで醸したお酒を、瓶詰めした後で熟成させたという、まさに「こだわりの日本酒」で、これが海外のワインコンクールで評価されたということも頷ける気がします。


 まず特筆すべきは、熟成により「黄金色に薄化粧」した美しい色合いです。

 香りは昔、学校給食で食べた「玄米パン」を想わせるような穀物類の香りに、「きのこ類やスパイス類etc.の様々な香りが加わり、さらにほのかに「干し海老」を想わせるような熟成香も加わって、全体としては「ふくよかで厚みのある複雑な香り」が感じられます。


 口に含むと、非常に豊かな酸のインパクトに旨味が滑らかに乗っていて、やや控えめで自然な甘味と共に心地良く全体の調和が取れています。

 後口もしっかりしていて、長い余韻にほのかに熟成のフレーバーが加わり、「力強さと共に奥深さを感じさせる味わいのお酒」でした。

 もちろん40℃位のぬるめの燗酒にしても呑んでみましたが、お燗にすることによって「豊かな酸に旨味が乗っている」というこのお酒の特徴がより一層引き立ち、絶妙の味わいでした。


 ヨーロッパのワインコンクールで賞を受けたお酒ということで、今回は敢えて和食ではなくチーズと合わせてみたくなり、事前に新宿のデパ地下のチーズ売り場に出かけ、売り場のスタッフにワインではなく「山廃純米酒」に合わせるチーズを探している旨を伝えたところ、それならばと紹介されたのがこのチーズ、

【カベクー・フォイユ】です。


 このチーズはフランス南西部のシェーブル(山羊)チーズで、メダル型のチーズに砕いた黒胡椒をまぶし、それをプラムの蒸留酒に漬けてからプラタナスの葉で巻いたという、とても変わったタイプのチーズで、実は私も今回初めて食べるチーズなので、まずはチーズ単体で味わってみることとしました。


 チーズを包んでいる容器を開けると、「シソの葉で漬けた梅漬け」のような香りが広がり、味わいはシェーブルとしては比較的酸味が穏やかでクリーミーなのですが、それに黒胡椒のスパイシーさとプラムのお酒のフレーバーが加わることによって、非常に複雑な味わいを醸しだしています。


 恐る恐る「菊姫 鶴乃里」と合わせてみると、お酒の複雑なフレーバーと奥深い味わいに、「カベクー・フォイユ」のこれまた二重人格者のような複雑な味わいが組み合わさることによって、口の中で次から次へと両者の味わいが変化し、最後には果たして相性が良いのかどうか?も判らなくなってしまいましたが、どうやら黒胡椒のフレーバーだけは、お酒に対して少し強すぎるように感じました。

 そして今回はもう一つの「酒の肴」として、昨年の3月頃に新聞の記事で目にして気になっていた、菊姫の蔵元から出されたDVD

【菊姫歳時記】

をNETで探して購入し、深夜にこのDVDを肴にしながら、「菊姫 鶴乃里」をつまみ抜きでチビチビと愉しんでみました。


 このDVDは、四季折々の映像を織り込みながら、「菊姫」の酒造りの一年をまとめたものなのですが、現在のハイテク技術と昔ながらの手造りを、見事に融合させた酒造りが良く判ると共に、「精米し蒸された米」「完成した米麹」の映像の美しさには、思わずため息が出てしまいました。


 それにしてもDVDとは言え、造り手の想いやそのお酒が出来上がるまでのストーリーを知った上でお酒を呑むことによって、同じお酒の味わいがこんなにも愛おしくかつ美味しく感じられるとは!

 我々利き酒師がお店でお客様にお酒を提供する際に、そのお酒の持つ魅力やストーリーを平易な言葉でお客様に伝えてゆくことの重要性を、再認識させられたような一夜でした…。

【飛露喜 純米吟醸】

このお酒のデータは…
蔵元 廣木酒造本店
(福島県・会津坂下町)

特定名称 純米吟醸酒

原料米 「山田錦」「五百万石」(精米歩合50%)

酸度 1.5

アミノ酸度 ?

日本酒度 +3

アルコール度 16.0%

酒造年度 H19BY
お酒のイベントで出合った

杜氏と【出会った酒】。

 9月最後の日曜日は、東京の最低気温が16℃まで下がり、上着がないと肌寒さを感じるような一日となりましが、そんな中で、勤務先のお店の主要な取引先の一つである、「いまでや酒店」が主催して行われた日本酒のイベントに参加する為に、午前中から千葉の幕張にあるホテルグリーンタワーへと出かけてきました。


 このイベントは、全国から参加した31の蔵元と、飲食店関係者約300人が一つの会場に集まって、各蔵元が設置したブースで利き酒をしながら蔵元と交流を図るというもので、自分のお店で扱っているお酒の銘柄の造り手である杜氏と、直接会って話が聞けたのはとても貴重な体験でした


 色々と試飲させて頂いた中で特に印象に残ったのが、「飛露喜」の醸造元である廣木酒造本店の、廣木健司杜氏のお話を伺いながら呑ませて頂いた
【飛露喜 純米吟醸】です。

 現在お店では、通年商品の「飛露喜 特別純米 生詰め」を扱っているのですが、今回試飲したお酒は8月~10月のみの季節限定出荷のお酒で、是非もう一度家でじっくりと呑み直してみたくなり、「いまでや酒店」の担当者に直接お願いして、個人的に一本だけ現金購入させてもらいました。


 香りは、今が季節の「梨(豊水)」「洋梨」を想わせる果実の香りに、「皮を剥いた直後の大根」を想わせる菜類の香りが加わり、全体としては「ややフルーティーで上品な香り」が感じられます。

 口に含むと、上品な甘味とキレの良い酸味,そしてきめ細かな旨味の調和が取れていて、程好くコクやボリューム感もあり、「滑らかな飲み口でスマートさを感じさせる味わい」でした。


 料理との相性なのですが、やや華やかなフレーバーが若干料理を選ぶ傾向が見られ、どちらかと言うと素材の風味を活かしたシンプルな味付けの料理と、比較的相性が良いように感じられました。


 まず1品目は、

【活き蛸のお造り 天然塩添え】です。


 もちろん「わさび醤油」でも良いのですが、活き蛸のお造りをお酒と合わせる時は、美味しい天然塩をチョットだけ付けて食べると、蛸の旨味と甘味が引き出されて、口の中でお酒と蛸の両方がより一層美味しく感じられます。

 そして2品目は

【銀杏の塩煎り】です。


 近所のスーパーで銀杏が売られているの見つけて、思わず日本酒と合わせてみたくなって買い込んできたものの、1個ずつ殻を割って剥くのにひと苦労してしまいました。


 それでも苦労の甲斐あって、剥いた銀杏をフライパンでじっくりと煎って合わせてみると、銀杏の独特の風味と余韻のほのかな苦味を、「飛露喜 純米吟醸」が引き立ててくれて、お酒がすすむ組み合わせでした。


 自宅でお酒と料理を愉しむ時は、新宿のデパ地下や近所の食品スーパーで、その日に呑むお酒に合いそうな惣菜やお刺身,チーズなどを買い込んで来て、色々と合わせてみているのですが、たまにはこうして自分で酒の肴を作って呑むのも好いものですね~。

【男山 生もと純米酒】

このお酒のデータは…
蔵元
 男山(北海道,旭川市)

特定名称 生もと純米酒

原料米 秋田県産「吟の精」(精米歩合60%)

酸度 1.6

アミノ酸度 ?

日本酒度 +4

アルコール度 15.0%

酒造年度 ?
秋の「北海道フェア」には

【燗上がり】のお酒。

 「敬老の日」そして「秋分の日」と、2週連続で祝日となった9月中旬ですが、各地では秋の運動会なども行われているようです。


 勤務先の会社の都内の和食8店舗では、10月下旬より毎年恒例で「北海道フェア」と題して、北海道の食材を使ったおすすめ料理を販売しているのですが、そのメニュー用の写真撮影を今月中に行うこととなり、例によって、その料理に合わせた日本酒選びを任されることとなりました。


 早速メインの取引先の酒販店の北海道の地酒リストから選んで、試飲してみたのがこのお酒、
【男山 生もと純米酒】です。

 出来るならば、同じ蔵から9月に出荷が始まった季節商品の、「男山 特別純米 ひやおろし」を使いたかったのですが、「北海道フェア」が終了する11月末まで、8店舗全店への安定供給が継続できるかどうか不安だったので、あえて通年販売のお酒を選ぶこととしました。


 香りは、「ゆで小豆」を想わせる穀物類の香りや、「砂糖の入ったホットミルク」を想わせる乳製品の香りがあり、全体としては「ふくよかでミルキーな香り」が感じられます。

 口に含むと、明快な酸が主張していながら、心地よい甘味やふくよかな旨味とのバランスは取れていて、後口にもしっかりとした酸の余韻が残り、「柔和な飲み口でしっかりした酸を感じる味わい」でした。

 そしてこのお酒の最大の特徴は、45℃位のお燗酒にして呑むと、余韻の酸がぐっとまろやかになり、全体としてのコクと旨味が増すところで、このようにお燗にすることで、一段と味わいが深まり旨さが増すタイプの酒は、通常「燗上がりする酒」と呼ばれています。

 さて合わせる料理ですが、純米酒と相性の良い定番の料理を何品か試してみたのですが、お酒の余韻に残るしっかりとした酸が、料理の旨味とやや平行線をたどってしまう傾向がみられたので、より個性の強い「酒の肴」として、

【富山産ほたるいかの沖漬け】を合わせてみました。


 「酒の肴」とは良く言ったもので、「男山生もと純米酒」の豊かな酸を、「ほたるいかの沖漬け」の強い味わいがしっかりと受け止めてくれる印象で、2杯,3杯と杯数を重ねて呑んでしまいました。


 次に、酸を効かせた料理を色々と試してみましたが、その中で突出した相性の良さをみせたのが、

【シェーブル・アシェ(ピラミッド) でした。


 これは以前にも「発泡にごり酒」との相性の良さで紹介した、フランス産のフレッシュタイプのシェーブル(山羊)チーズなのですが、このチーズ特有の爽やかな酸と、「男山生もと純米酒」のしっかりした酸が、口の中で見事に調和して溶け合い、思わず「う~ん旨い」とうなってしまいました。


 以前から思っていたのですが、様々なタイプの日本酒と、それと相性の良いチーズとの組み合わせについて、実際の両者のテイスティング結果をもとにしながら、一度じっくりとまとめてみる必要がありそうですね。

 


【黒龍 本醸造ひやおろし】

このお酒のデータは…
蔵元
 黒龍酒造・福井県・吉田郡)

特定名称 本醸造生詰め原酒

原料米 「五百万石」(精米歩合65%)

酸度 1.4

アミノ酸度 ?

日本酒度 +3

アルコール度 18.5%

酒造年度 H19BY
秋風が吹き始めたら、

【ひやおろし】第一弾。

 9月も第2週を過ぎて、昼間はまだ蒸し暑い日があるものの、夜になるとようやく涼しい秋風が吹くようにり、それと共に、もはや初秋の風物詩となった「ひやおろし」が、各酒蔵から続々と出荷されています。


 ご存知のように「ひやおろし」は、春先に仕込んだお酒に一度火入れを行って蔵の中でひと夏寝かせ、秋になってから二度目の火入れをせずに(ひやのままおろす)、出荷されたもので、夏を越えることで熟成により新酒の頃の荒々しさが消え、丸みのある酒質となります。


 特に決めている訳ではないのですが、何となくここ数年、その年の最初の「ひやおろし」はこのお酒からスタートしていて、今年も第一弾はコレ、
【黒龍 ひやおろし 本醸造原酒】です。


 WEBサイト上のSAKE SHOPから購入してちょっと驚いたのは、「黒龍の四合瓶」が、ボトルの形状,ラベルデザイン,そして何よりもキャップが「スクリュータイプ」から、一升瓶と同じ「栓のタイプ」へと一新されていたことです


 香りは、「バナナ」を想わせるほのかな果実の香りに、「豆乳」を想わせる穏やかな香りが加わって、全体としては「穏やかで落ち着いた香り」が感じられます。

 口に含むと、優しい甘味と明快な酸味,そしてまろやかな旨味が広がり、柔かい飲み心地でありながら、後口の味わいはしっかりしていて、原酒としてのボリューム感も十分にあります。

 合わせる料理については、毎年呑んでいるので、このお酒の呑み応えのある味わいに負けないような、しっかりとした味付けの料理と相性が良いことは既に判っていたのですが、今回は敢えて冒険をしてこんな物から合わせてみました。

 それは、近所のスーパーたまたま目に付いた、

【白魚のお刺身】です。


 実はコレは私の好物の一つで、今宵のお酒のことを考えずについつい買い込んできたしまったのですが、恐る恐る合わせてみると、生姜醤油ともあいまって白魚の持つ生臭さを消し去り、白魚のハラワタから来る、余韻の独特のほろ苦さをも包み込んでキレイに合ってゆきます。

 まさに「黒龍ひやおろし本醸造原酒」の、懐の深さを感じさせる組み合わせでした。


 次には、定番のしっかりした味付けの惣菜ということで、

【切り干し大根】 を合わせてみました。


 やはりこの手の醤油とみりんをつかった、しっかりした味付けの「あまから系」の惣菜との相性は◎で、この他には「豚肉の生姜焼き」etc.とも以外に面白い相性をみせてくれました。

 

 話は元に戻りますが、「黒龍酒造」が今回より四号瓶の形を写真のように首の部分を細長い形状にし、キャップをスクリュータイプから一升瓶と同じ栓タイプに変更した理由は何なのでしょうか?,チョット気になりますね。