【飛露喜 純米吟醸】
このお酒のデータは…
●蔵元 廣木酒造本店(福島県・会津坂下町)
●特定名称 純米吟醸酒
●原料米 「山田錦」「五百万石」(精米歩合50%)
●酸度 1.5
●アミノ酸度 ?
●日本酒度 +3
●アルコール度 16.0%
●酒造年度 H19BY
お酒のイベントで出合った
杜氏と【出会った酒】。
9月最後の日曜日は、東京の最低気温が16℃まで下がり、上着がないと肌寒さを感じるような一日となりましが、そんな中で、勤務先のお店の主要な取引先の一つである、「いまでや酒店」が主催して行われた日本酒のイベントに参加する為に、午前中から千葉の幕張にあるホテルグリーンタワーへと出かけてきました。
このイベントは、全国から参加した31の蔵元と、飲食店関係者約300人が一つの会場に集まって、各蔵元が設置したブースで利き酒をしながら蔵元と交流を図るというもので、自分のお店で扱っているお酒の銘柄の造り手である杜氏と、直接会って話が聞けたのはとても貴重な体験でした。
色々と試飲させて頂いた中で特に印象に残ったのが、「飛露喜」の醸造元である廣木酒造本店の、廣木健司杜氏のお話を伺いながら呑ませて頂いた、
【飛露喜 純米吟醸】です。
現在お店では、通年商品の「飛露喜 特別純米 生詰め」を扱っているのですが、今回試飲したお酒は8月~10月のみの季節限定出荷のお酒で、是非もう一度家でじっくりと呑み直してみたくなり、「いまでや酒店」の担当者に直接お願いして、個人的に一本だけ現金購入させてもらいました。
香りは、今が季節の「梨(豊水)」や「洋梨」を想わせる果実の香りに、「皮を剥いた直後の大根」を想わせる菜類の香りが加わり、全体としては「ややフルーティーで上品な香り」が感じられます。
口に含むと、上品な甘味とキレの良い酸味,そしてきめ細かな旨味の調和が取れていて、程好くコクやボリューム感もあり、「滑らかな飲み口でスマートさを感じさせる味わい」でした。
料理との相性なのですが、やや華やかなフレーバーが若干料理を選ぶ傾向が見られ、どちらかと言うと素材の風味を活かしたシンプルな味付けの料理と、比較的相性が良いように感じられました。
まず1品目は、
【活き蛸のお造り 天然塩添え】です。
もちろん「わさび醤油」でも良いのですが、活き蛸のお造りをお酒と合わせる時は、美味しい天然塩をチョットだけ付けて食べると、蛸の旨味と甘味が引き出されて、口の中でお酒と蛸の両方がより一層美味しく感じられます。
【銀杏の塩煎り】です。
近所のスーパーで銀杏が売られているの見つけて、思わず日本酒と合わせてみたくなって買い込んできたものの、1個ずつ殻を割って剥くのにひと苦労してしまいました。
それでも苦労の甲斐あって、剥いた銀杏をフライパンでじっくりと煎って合わせてみると、銀杏の独特の風味と余韻のほのかな苦味を、「飛露喜 純米吟醸」が引き立ててくれて、お酒がすすむ組み合わせでした。
自宅でお酒と料理を愉しむ時は、新宿のデパ地下や近所の食品スーパーで、その日に呑むお酒に合いそうな惣菜やお刺身,チーズなどを買い込んで来て、色々と合わせてみているのですが、たまにはこうして自分で酒の肴を作って呑むのも好いものですね~。

