￥3,456
1. †夏☆大好き!ヴィジュアル系†
￥2,592
Amazon.co.jp
1. †夏☆大好き!ヴィジュアル系†
2. 受験WAR
3. 夏のわすれもの
4. †夏☆大好き!ヴィジュアル系† (カラオケ)
5. 受験WAR (カラオケ)
6. 夏のわすれもの (カラオケ)
7. 会話 ～その2～
￥1,512
Amazon.co.jp
1. †夏☆大好き！ヴィジュアル系†
2. SUMMER BEAT
3. †夏☆大好き！ヴィジュアル系†(カラオケ)
4. SUMMER BEAT（カラオケ）
5. 会話 ～その3～
￥756
Amazon.co.jp
1. †夏☆大好き！ヴィジュアル系†
2. 会話 ～その４～
４タイプ同時にリリースされたJin-Machineの"夏！俺ソング"。
表題曲以外はすべて異なるトラックが収録されている鬼仕様。
だからミニアルバムにしろっての。
"夏"をコンセプトに制作された楽曲のみで構成されたシングル群。
ダークでネガティブ、ナイーブで閉鎖的…
プロトタイプのイメージとしては、夏にはまったく似合わないジャンルであるヴィジュアル系。
しかし、それを逆手にとったのがこの「†夏☆大好き! ヴィジュアル系†」というタイトルだと言えるでしょう。
MALICE MIZER、Moi dix MoisのMana様に扮したメンバーが、"こんなMana様は嫌だ"ネタを繰り広げるかのように、庶民的な夏の風物詩にMana様を溶け込ませるMVも話題のひとつであるこの楽曲。
内容は、実にカオティックである。
クラシカルな旋律にガチガチの様式美を取り入れたイントロ～Aメロ、湘南乃風さながらのパーティーチューンに様変わりするサビ、ボサノバ調のポップスとデスメタルを強引に行ったり来たりするCメロ部分など、何をどうしたいのかさっぱりわからない構成で、はじめて聴いたときの感想は、"これ、何だったんだろう"と絶句するほかないのですよ。
しかしながら、そんな無茶苦茶がばっちりハマってしまったのがこの楽曲の発明的な部分で、なんだかんだで耳に残ってしまうフレーズが目白押し。
MALICE MIZERのオマージュであろうクラシカルなパートの再現性の高さや、この複雑かつ難解な展開をまとめあげる演奏力は、何気に侮れないところでもあり、聴いているうちに癖になって抜け出せない。
そんな中、歌詞については幼稚とも言える夏ソングで初志貫徹しているというナンセンスさは、まさにJin-Machineにしか実現できない奇跡の化学反応なのだろう。
博打にもほどがあるけれど、好きなのです、この曲。
カップリングも、相変わらず何でもありの選り取り見取り。
V系の王道を突くダークでハードな「Me-Ssi-Ah」、スーパーマリオからのオマージュが良い味を出しているポップチューン「サマータイムラバー!」、メロコア風の受験応援ソング「受験WAR」、甘酸っぱい夏を切り取ったセツナポップ「夏のわすれもの」、キャッチーなビートロックに仕上げた「SUMMER BEAT」。
表題曲におけるお笑い要素が前に出ているものの、どんな音楽でもソツなくこなす器用っぷりを見せつけています。
これでもかとバラバラに散らばった曲調ながら、とにかく夏にこだわったことで、コンピレーション作品のような雰囲気も出てきているから面白い。
なお、もっともコストパフォーマンスが良いと思うのは"宇治金時盤"。
価格設定は１番高い3,000円超ではありますが、クラウドファンディングにより実現した2016年2月28日、赤坂BLITZでの単独ミサ「おげれつ戦国ハナクソ相撲～優勝決定戦～」の映像を100分20曲収録したDVD付き。
曲数も多く、CDのみで価格を抑えた"ブルーハワイ盤"、"みぞれ盤"よりもむしろ初心者向けだと思われます。
収録曲の好みとしては、「いちご練乳盤」も捨てがたいのだが。
賛否両論巻き起こりそうではあるが、勝負を賭けてきたというのもよく分かる１枚。
ヴィジュアルシーンに馴染んだからこそ、"ふざけ方のお作法"がわかってきた感もあり、これは１発当てる可能性だってあるのでは。
この振り切れ方は気持ち良いですね。
＜過去のJin-Machineに関するレビュー＞
THE BEST OF Jin-Machine(東京・埼玉・名古屋)
ホワイトデーソング
NEVER SAY NEVER
おげれつ戦国ハナクソ相撲テーマ集
ゴリラ
種まき蔵
さよなら†黒歴史
マグロご期待ください
ばいばい
UNCERTAIN 【DE】CISION
バーニング俺ファイヤー
ビジュアル戦隊バンド麺～BOX SET～
漆黒の舞踏会
クリスマスおわっちゃった
さよならアキラメロン
かってくれェ～
-MEMBER-