堺市の交通まちづくりを考える会 -33ページ目

④防災講座2024「能登半島地震の被害から学ぶ災害への備え」

 ①②③に続き、今年元日に発生した能登半島地震からのフィードバックとして、大阪公立大学生涯学習・公開講座に参加。

https://www.omu.ac.jp/lifelong-learning/course/event-04142.html

 

第3回 2024年9月19日(木)

 

能登半島地震における津波発生のメカニズムと津波防災

 能登半島地震で発生した津波は、東日本大震災で発生した津波とは発生の要因が異なりました。本講座では、一般的な波と津波の違いを説明するとともにさまざまな津波の発生要因を整理して紹介し、津波に対する備えや、いのちを守るためにとるべき行動について考えます。

大阪公立大学 理事・副学長
都市科学・防災研究センター 所長
重松 孝昌

 

波について

  • 気圧差によって水面が持ち上がることで高低差が出来、波が発生する。
  • 風が水面を撫でるとそこには摩擦力が働き、波が発生する。
  • 月との万有引力による海水の満ち引きによって、波が発生する。


長周期の津波と短周期の波は全く異なるメカニズム

 

 

 

 

 

 

 

海底地震に伴う地殻変動による

 

 

 

海面の盛り上がり

火山爆発による空振

 

 トンガ津波もメカニズム 爆発による空気の揺れ(空振)が発生

https://www.yomiuri.co.jp/science/20220407-OYT1T50128/

 

 

 

 

2秒ほどで断層付近の地面が4mも隆起したことが原因で津波が発生した。海上、海中で同時に水の動きが発生することで早い津波となった。

 

 

 

海底地すべりにより地面が下がるので海面が下がることで津波が発生する。

日本における地すべりの発生の多くは、富山湾と駿河湾に集中する。

 

日本海側の津波はユーラシア大陸に反射することでなかなか警報解除できない。

深い場所から浅い場所に津波は進む。

↓左)湾には大量の海水が集まる。↓右)半島に集まる。

 

津波発生の規模は、M6は来るかも、M6.5は身構える、M7は来ると想定する。

 

M9は観測史上6回

 


【対策】

最低限、家族で落ち合う場所を決めておく

災害は起こることを前提として日常的に準備する

 

国交省の重ねるハザードマップを利用して、住居や職場周辺でおこる災害の種類とその程度を理解し、災害をイメージした具体的な避難先を家族であらかじめ共有しておくことが最重要。避難方法は次回2024年9月26日の第4回防災講座で学ぶ。

 

南海本線堺駅付近のハザードマップ

  1. 災害種別の津波情報をクリックすると浸水予想が色分けされる
  2. ドラックにて中央✚印を移動させると画面左下に標高が示される。住吉橋あたりは標高2.3m
  3. 知りたい場所をクリックすると吹き出し表示で浸水予想が表示される。南海本線堺駅周辺は〜3m浸水予想
  4. 画面右下の避難場所をクリックすると、緑の人形で表示される。水没地域にも避難場所が表示されるので、そこには避難できない。
  5. 災害種別を同時に選択することも可能、基本的に各自治体のハザードマップはこの国交省に従う

 

 

↓海上保安庁の津波シミュレーションでは堺港は発生から2時間ほどで最高位4mに達する。

https://www1.kaiho.mlit.go.jp/tsunami/5/05_SAKAI/nantr_03/hhwl.mp4

 

↓海上保安庁 阪神港堺泉北区のまとめはこちら

 

土砂の遡上により下水配管が詰まり、海水が引かない地域もあるので避難先も検討すること必要。

 

 

 

 

 

 

 

持出しリュックを用意した

 先日訪れた神戸市中央区の「人と防災未来センター」でもらった「減災グッズを備えよう!」チェックリストと同センターのグッズ展示、堺市の防災マップを参考にして、大人男女2人分の持出しリュックを準備した(以前の記事はこちら)。

 南海トラフ大地震により震度6の揺れが襲い、新耐震基準で築20年の12階マンション6階から部屋を飛び出し、90分後に津波が襲来し、30cmの浸水、1次避難で倒壊や火事の見極めがつく6時間後に自宅避難を開始する設定とした。臨海部低海抜の2階建木造住宅瓦屋根などの場合は、避難所を目指すことになるので、日用備蓄品などもう少し多めの持出し品をオススメする。高齢者や子ども、ペットや体の不自由な場合は個別に被災をイメージして準備品を用意が必要。複数の用途に使える備蓄品を選ぶイメージと創意工夫がポイント。

 

↓男女大人2人分の合計は約10kg

 

↓用意した品はチェックリストの持出しに✔️マークを記入。日常携行する鞄で持ち歩く品は🔺を記入。

  • ヘルメットが枕元に常備されて揺れ最中に使うものなので不要、むしろ日除けや寒さ対策として帽子や傘が有用
  • 作業手袋以外に衛生面を気にしてニトリル手袋を追加
  • 普段から運動靴を利用しているので不要
  • 懐中電灯は必須品だが、あえて両手が空くヘッドライトを首にかけて使用予定
  • 高価な万能ナイフよりもハサミとカッターで充分
  • ロープワークもできない素人にはロープ不要
  • 携帯電話で情報収集するのでラジオ不要、手回しラジオは機能しないので不要
  • 1次避難は草むらの公園が多く、虫除けや虫刺され薬など必要
  • 簡易トイレは凝固剤と脱糞袋と防臭袋の組み合わせ、消臭袋では意味がないので注意⚠️
  • 感染症対策にアルコールは欠かせない、避難所に行くなら必須
  • 冷感タオルやルーズソックス、カイロなど季節持出し品の入れ替えの際に賞味期限の確認
  • サバイバルブランケットにアルミシートを選定したが毛布や雨具と組み合わせると効果大、避難所で使用するとカサカサうるさいのでトラブル発生に注意、足まで隠せないので風除けくらいにしかならない
  • ビニールシートよりは省スペースクッションがオススメ(画像中央奥の青)
  • 安全ピンは確率が低いので備蓄扱い
  • ペットシートは吸水性能を工夫すると様々に利用可能
  • 簡易椅子は数百円の25cm角ほどの折り畳み小型が便利、中央切り抜けば簡易トイレ転用可能
  • 家族探し必需品は紙媒体の家族写真をラミネートで準備
  • 女子や児童は避難所周辺で被害に遭うので携行必須
  • 簡易カッパは使い捨て
  • 避難所に行くまで6時間くらいまでは糖度の補給を中心にした
  • 精神的リセットも含めマウスウォッシュなど効果的
  • ハザードマップは紙媒体を準備が好適、携帯でも閲覧できる可能性あり

 

↓持出し品の合計はリュック重さを含めて約5.5kg/リュック🎒これが限界重さと思われる

 

↓330円で購入した小型の携帯折りたたみ椅子は1時間の初期避難でも重宝する。また青線部分をカットすると簡易トイレの便座にもなる。

 

 

行きたかった御巣鷹の尾根で慰霊2024

【2023年はこちら

 

 今年も御巣鷹の尾根で慰霊した。本ブログでも人気の記事だが、ジャンルとしては余談になることと、私よりも思い入れのある方の記事や地元記事を優先に読んでもらいたいことから、8月のアップを遠慮した。

 

↓以前の2記事

 

 


 2024年7月7日七夕、御巣鷹の尾根を目指す。39年前に学長でもあった大学院の恩師の娘さんが日航機123便激突事故の被害者となった。発見された場所の銘標(墓標とは違う)の面倒を担当することになり、今年も8月12日を前に伺った。

↓最寄りは御巣鷹の尾根駐車場。これより何人も徒歩🚶‍♀️。

 

 

↓登山口にはボランティア製作の杖が常備され、お借りすることができる。

 

↓日本航空をはじめ地元警察などにより、よく整備された初級登山道。今年はひときわ暑いので空調服を利用して暑さ対策。

 

↓足腰弱いの高齢化のために、半階段の薄丸太🪵が設置されている。不慣れな訪問者にもありがたいアイデア。

 

↓途中の「すげの沢のささやき」で独特な地図をもらって小休止。沢には水が少なかったが、相変わらず険しい。登山道の整備に感謝。

 

↓なんとか休憩小屋にたどり着き、1年ぶりの再開に笑みがこぼれた。管理人の黒沢さんは有名人で顔出しOKだが、なんとなくニコニコマークにしてみたら可愛い感じになった。持参したお弁当を皆で平らげた。上野村にはコンビニがないので、お弁当は1時間ほど離れた下仁田か小海のセブンイレブンが最寄りなので、そこで購入すること必須。

 

↓銘標に腐食防止のニスを塗り、あたりを清掃し、供物と花を供えた。立派な銘標を用意してもらえて本当に良かった。裏側にはやはりアルミ製の個人特定札が立っていた。昇魂之碑まで登りお花を備えた。今年もたくさんの風車が賑やかしを担当していた。素子さんの銘標にも可愛い小さな風車を供えて良かったと思った。

 
 黒沢さんとまた来年の約束をして下山した。今年の暑さは応える