③次世代モビリティ 〈電動車椅子WHILL モデルFのさらなる改良〉
前回に引き続き、WHILL モデルFの改良を続けた。今回は電動車椅子が広々と試走できるスロープを堺市周辺で探したが適当な場所が見つからず、泉大津市「なぎさはし」を見つけた。
臨海線を渡る歩道橋で傾斜はおよそ5度、18kgのオイルペール缶を荷物としてキャリーカートに積載して試走した。
結果はストレスなくのぼり切れた。降りや減速停止時にはキャリーカートの突き上げがあったが、フレームバーに直接クランプすることで解決できた。転回は広めのスペースが必要で、エレベーターなどの利用は無理そうだ。真っすぐの後進はできそうだが、転回をともなう後進はかなりの慣れが必要に思えた。後述する買い物かごの取り付けが現実的で実用に耐える。買い物かごとS字フックで500円ほどで揃う。
ダブルクランプは1,600円ほど、自転車ハンドルブラケットはダイソー550円、買い物かごは400円ほど、アルミS字フックはダイソー110円。
① 自転車ハンドルブラケット無し
リアフレームバーとクランプ、クランプとキャリーカート取手をそれぞれ挟んだ。ダブルクランプはボールジョイントが2箇所あり、いずれもシリコンスプレーを塗布した。
② 自転車ハンドルブラケットあり
リアフレームバーの傷つき防止を目的に自転車ハンドルブラケットをリアフレームバーに取付し、そこにダブルクランプで挟んだ。減速停止するとダブルクランプが曲がってバッテリーに接触するのでカバーを当てがうといい。また右下図の様にアルミS字フックをリアフレームバーに引っ掛けると、プライヤーで多少の脱落防止加工をすれば買い物カゴを取り付けできる。お手軽な買い物かごに軍配が上がりそうだ。
お買い物例(保冷バックが必需)
自転車ハンドルブラケットの選択可否は、どちらも一長一短あるが、好みで選択するといい。
牽引の動画はこちら↓
②次世代モビリティ 〈電動車椅子WHILL モデルFの改良と機内持ち込み準備〉
早速改良してみた。
↓肘置きにドリンクホルダー¥110と小物入れを結束バンドで固定。傷つきやすいサイドガーニッシュに木目シールを添付¥220。ホイールカバーに黒カーボン調シール¥110。座面下の純正カゴバスケットに自転車前籠ネット¥110を使ってこぼれないようにした。ネットの留め具はカラビナに換装した。
↓サイドガーニッシュとロアアームに目立たない反射テープ¥800。 低反発スポンジとウレタン2枚で3層ハイブリッドを構成して座面スポンジをくり抜いたところにはめ込む¥4,000。市販の車いすクッションは¥6,000〜¥28,000と高価。バッテリーと充電器の持ち運び用トートバック¥110
航空機を利用した旅行では、機内預けするための荷造りが必要で以下の通り。
①降車 ②バッテリー脱して接点に養生テープ ③座面裏のコントローラコネクターを抜く ④側面ネジを緩め肘掛けを脱 ⑤肘掛けを簡易バックに納め ⑥座面下の純正カゴバスケットに肘掛けを納めてサイドガーニッシュに酒瓶保冷バックを被せる ⑦後景と白テープの示した持ち手箇所表示と横倒しにした際にフレームを守るゴムシートの新設 ⑧預け荷物の引き渡しでは横倒するので、注意事項表示と持ち手箇所指示表示を添付 ⑨養生布を用いて自動車への積載例
火災を警戒してバッテリーは手荷物で持ち込む。その際、機内棚ではなく足元での管理。バッテリーは合計2個まで、容量300Wh以下と航空法で定められている。航空会社には数日前までに申請が必要で、電動車椅子の本体とバッテリーのメーカー型式容量の記載された書面が必要。WHILL モデルFはここからダウンロードできる。
↓横倒しにした際にフレームを守るゴムシートの新設
↓アルミ複合材¥880にフック¥180をリベット留めした簡易なステップの拡大板を作った。高さ調整にはスポンジシート¥110を挟む。用途についてはご想像に任せる。
↓頻繁に傷つきそうなホイールキャップ。黒カーボン調シールはダイソー¥110
【大幅な追記】
↓座面の具合が今ひとつだったので、ウレタン製のチップクッション200cm×60cm×1cm厚(1600円くらい)を追加することにした。これまでの低反発2cm、ウレタンシート1cm×2枚を純正スポンジをくり抜いて仕込んだ後、純正スポンジと同寸法に切り出したチップクッションを1枚追加するだけ。結果的にウレタン4層ミルフィーユ仕立てとなり、長時間の運転も楽になるだろう。
↓背もたれスポンジも頼りなく感じたので、同じくチップクッション1cm厚を追加することにした。背もたれスポンジはフックと穴で固定されている。背もたれスポンジカバーを裏返して切り込みを入れる。チップクッションを純正スポンジと同寸法に切り出して、合わせて元に戻す。
↓不意に起こる事故の様子を記録するためにドライブレコーダーを設置することにした。取付位置はコントローラの反対側。多少凸面になっているのでドライブレコーダー座板を貼り付ける面を平らにする目的でステンレスプレートを貼り付ける。このプレートを凹面にするために両面テープを囲む様に追加しておいた。取付を強固にするために透明荷造りテープで上貼りした。この透明荷造りテープにドライブレコーダーの回転式座板を両面テープで固定し、ドライブレコーダーを固定することに成功した。ドライブレコーダーに座面下のカゴに転がしたモバイルバッテリーを繋げば映像が記録される仕組みだ。
今後はボールジョイントを使用した連結器を制作してキャンプカートの牽引を設置する予定。
バリアフリー/慢性期医療展/看護未来展2026
去る4月15日(水)〜4月17日(金)、バリアフリー/慢性期医療展/看護未来展2026が開催された。46,000人を超える来場者と盛況だったらしい。おむつや車いすのブースが目立ったが、今回は車椅子を運ぶ車両をピックアップする。
まずはダイハツタント200万円程度(消費税免税)は、幅も充分で後席中央にスムーズに乗車できた。安心感のある乗車方法と固定方法で好感が持てた。
①幅64cmのスロープで充分でワンタッチでスロープが取り出せた。②乗車の牽引ベルトは前輪の付け根にフックで固定する。③乗車したら前輪はそのままで後端をベルトで固定する。④搭乗者は通常シート同様に腰ベルトと肩ベルトを使用、黄色い手すりも安心感がある。⑤車椅子を乗車させない場合はフラットで広い。
次は日産セレナ400万円程度(消費税免税)は、乗用車サイズなので3列シートも利用できる充分な広さ。取ってつけたような2列目への固定装備に違和感があり、スムーズな車椅子乗車ができなかった。
①72cmと充分な幅のスロープに安心できる。②2列目左に車椅子乗車できる充分なキャビンスペース。③2列目中央への乗車ではないので牽引ベルトが斜めになりい、何度もフックが外れて牽引は危険だった。














