いまや、日本人の2人に1人が【がん】になる時代といわれています。
そのため、生命保険のCMなどでは【がん】を中心としたプランが多く存在します。
つまり、それだけ【がん】が多いということなので、日本人の２人に１人というのもうなずける。
そして、がんは【治らない病気】から
【治る病気】へと変化しているものもあります。
あなたは性交渉の経験がありますか？
とっても失礼な質問ですが、
とっても大事な質問です。
婦人科の問診表に書かれている項目でもあります。
なぜか？
性行為(以下、セックス)をすると子宮頸がんの原因となる
HPV（ヒトパピローマウイルス）に感染している可能性があるからです。
HPVは世界中あらゆるところでみられるウイルスの一群です。
そして、そのウイルスは200種類以上の型があり、
子宮頸がんになるリスクが高いものは15種類ほどです。
HPVは主に性器接触で感染します
残念ながら、コンドームでは予防しきれません
童貞男子と処女の組み合せでない限り、
HPVの感染は起こると考えてください。
そして、このHPVは男女ともに存在しています。
ほとんどの人は性交渉体験後まもなくHPVに感染するとされています。
しかも！
女性の場合、
セックス経験のある80％以上の人が感染しているという結果もあります
さらに！
20代なら4，5人に1人が感染しているとされています
⇩下の表を見てください⇩
20歳ころから急激な立ち上がり状態で増えているでしょう
それだけ、急激に増えているということは、
感染が避けられないと思ってください
でね、この20～40歳代ってどんな時期かわかりますか？
遊びがすごく楽しかったリ
仕事が充実したり
結婚や妊娠・出産を考える時期でもあったり
子育て中だったり
とっても充実した時期なんです
なのに…
妊娠・出産年齢と子宮頸がんに罹る年齢が重なります
だから、子宮頸がんはマザーキラーとも呼ばれています。
そして、子宮頸がんは初期は無症状で経過します。
おりものや不正出血、痛みもありません。
次のような症状がみられたときは
ためらわず婦人科を必ず受診しましょう！
性交渉のときに出血する
生理日以外でも出血する（不正出血）
いつもと違うおりものが増えた
怖がってはいけません！
受診をためらっているうちに、がんは進行してしまいます。
子宮頸がんは早期発見と早期治療で完治可能です。
検査によって細胞の異常化が確認できます。
それにより、がんになる前の状態（前がん病変）で治療することが可能です。
つまり、発見が早ければ早いほど、完全に治る病気ということです。
そのためには、子宮頸がん検診が必要です。
すでに、セックス経験者ならば、
子宮頸がん検診は必ず受けましょう！
※好発年齢は20～40代ですが、日本では50歳代以降もまだまだ多い状況です。
閉経などの有無には関係しないので、「わたしは大丈夫」ではなく、引き続き子宮頸がん検診を受けましょう。
心とカラダの不健康はさようなら！
あなたが健やかで安心できる
日々になりますように♡
