12000年も前から稲作を営んでいた日本人は、もともと努力家で働き者、卑怯なことや汚いことが嫌いで、いろいろな人が集まって知恵を出し合い、創意工夫に富む民族です。

 

その証拠に、日本では神代(古事記の時代)から神々でさえも畑を作ったり、養蚕をしたり、漁をしたり何らかの仕事をしている様子が描写されているのです。

 

昔から仕事は、日本人にとって「働く」ということは喜びであり、苦痛ではありませんでした。日本人にとって、働くことは、むしろ尊い「神事」であり、自分を磨く方法でもあり、家族を助ける方便でもあり、自分の働きによって人に喜んでもらうという社会貢献でもありました。

 

http://www.sankei.com/west/news/170617/wst1706170014-n1.html

 

西欧の精神文化の根底にあるのは「聖書」ですが、旧約聖書の創世記によると、人類の祖であるアダムとイブが「神」の命令に背いて「生命の実」を食べたために、神罰として男には「労働」(苦役)というものを課せられ、女には産みの苦しみが与えられたと書かれています。

 

しかし、最近のスピリチュアル系のテクニックには、「パワーストーンをつければ人生が変わる」とか「風水で部屋にこれを置けば運が良くなる」とか、「〇〇ヒーリングでカルマが解消される」とか「心のブロックを一瞬で解決」とか、何か一発逆転できるお手軽に運を良くして人生を変えるような方法があるような錯覚を起こさせて、他力本願を誘発し、努力を怠るような人間を作りだし、日本人の精神を根底から堕落させるタイプの手法も流行しています。

 

何かの開運法やヒーリングやアチューンメント、占いなどをやってもらって一瞬だけ運が良くなったように感じる場合もあるかもしれせんが、ほとんどの場合は長い目で見ると運が落ちる場合が多いのです。

 

その理由は、簡単です。

 

依存したい弱い心を持っていると、物や人にやってもらうタイプのスピリチュアルに夢中になりがちで、ちょくちょく頼るようになってしまいます。そうすると、だんだんと努力を怠るようになったり、自分の頭で考えたり決断するのを怠ったり真心自分を磨く楽しさや努力すること自体を忘れてしまったりするのです。

 

その結果、能力を伸ばしたりチャンスを生かしきれない人間になってしまうのです。

 

ですから、長い目で見ると「害」になってしまうのです。

 

また、スピリチュアルの指導者で早死にする方々が多いのにも、理由があります。

 

日本人たるもの、結果的に自滅を招く安易なスピリチュアル大陸思想の間違った風水などに騙されずに、まっとうに生きていきたいものです。

 

 

本来の私たち日本人が持つ魂の強さを呼び覚ましてくださり、ありがとうございます。

 

開運しようとして逆に運が悪くなる理由とは?