風水で、よく「一般家庭で盛り塩する場合は、見えない場所か可愛い形にして」というようなアドバイスが本に載っているかと思います。これには、理由があって、レストランなどの客商売でもないのに、見える場所に盛り塩をしていると、周囲の人たちから「あれ、この家、幽霊でもでるのかな」とか「何か、ワケあり?」と思われることが多いのです。これは、私自身もアメリカでトイレの見えないところに盛り塩をしているのを、何かの時に大家さんに見られて、


 

 

「何か出るの?」と聞かれた

 

ことがあります。塩に「お祓い効果があるかもしれない」などと知られていないアメリカですら、盛り塩をしている現場を見られると、「この家には何か見えない問題があるらしい」と思われてしまうこの事実(笑)。盛り塩を見える場所に置くことによって、家がそういう

 

「怪しい目」で見られてしまうことの方が、実は問題

 

であるとおっしゃっていた方がいました。


(神棚に盛り塩がしてあるのは、常識の範疇なので怪しまれませんが)

例えば、「あの家にはおばけが出るらしい」という噂が流れたとすると、仮にそれには科学的根拠がまったくなかったとしても、「なんとなく」人が敬遠するようになります。そして、もしもそこを賃貸にしようとしたり、売ろうとしたりすると、借り手や買い手がなかなか見つからないことになる。よって、結果的に通常の値段よりも安く貸したり、売ったりする事態になる。

(こういった香炉の中に盛り塩を見えないようにする人も)

さて、ここで何が起きたかというと…

実際に不動産の価値が下がるという現象

 

が起きたわけです。「金運アップ」で逆にお金に逃げられる法則という記事で、周囲の人に「なんとなく怪しい」と思われることが、結果的に自分の信用性や社会的な信憑性を傷つけ、それが結果的に、仕事がうまくいかないというような事態を招き、結果的に「金運ダウン」につながることを書きました。つまり、「金運」というものは、「信用」と「信頼」と表裏一体であるということ。開運を狙って「盛り塩」をしたのに、「何かがおかしい!」とか「逆に悪いことが起きた」という人は、このようなことも知っておいたほうがいいかもしれないですよ。

 

日本人に合った開運方法