☆銀山温泉街の夜景は人生ナンバー1夜景になりうる☆
場所・ 山形県尾花沢市大字銀山新畑
電話・ 銀山温泉観光協会
泉質・ (共有源泉)含食塩硫化水素泉 66度 PH7
2712mg かけ流し 宿により循環も
(低張性・中性・高温泉)
開湯・ 1500年
創業・ 明治時代以降
竣工・ 大正時代 1913年以降
施工・ 棟梁 菅野玉蔵(能登屋旅館)
構造・ 木造2〜4階建て塔屋付 など宿による 鉄筋もあり
風呂・ 男女別 内湯1ずつ、露天、貸切2など宿による
外湯・ 1軒 500円〜 共同Pあり 現在は「しろがね湯」のみ
料金・ 2食付 17000円前後〜 13軒の宿
最終訪問・ 2023・01 温泉街は4回目(宿泊1回)
*国・登録有形文化財 *日本秘湯を守る会 *NHK 「昼ブラ」で紹介
*メディア露出多数 *映画 「おしん」のロケ地でアジアでも人気
★2022年5月 宿泊 春から初夏
今回は、昼の温泉街は夏と秋で2回見たので、やはり夜の温泉街を見てみたいということで、宿泊することに
やはり宿泊して夜景を見て大正解
5月の昼間の様子
夜を見ないと銀山温泉の本当の良さはわからないと思いました
人生ナンバー1夜景、と言っても過言ではないと思います
本当に幻想世界で、特に日が暮れるのが遅い春から夏は、トワイライトタイムがあるので、時間とともに空の色や暗さが変わって行き、夕方の光の色と空が真っ暗になってからの光の色がまた見え方が違うんです
ずっと温泉街の橋の上に座って、時間とともに変わっていく夜景を見ていたい、と思えた町で、こんなところは初めてです
このときに宿泊した「旅館 永澤平八」さん(右)
私たちは18時から夕飯で、18時50分には食べ終わり、5月末は日没が遅く19時くらいになるので、さっさと夕飯を食べ終えて、温泉街へ
こちらも気になる国の登録有形文化財「古山閣」さん
その時間帯はちょうど他のお客さんたちは夕飯の時間だったので、温泉街に人はあまりいず、土曜日の夜でも温泉街は貸切状態
結婚記念日の旅だったので、とても雰囲気が良く、良い場所を選んでよかったなあと思いました
温泉街奥の「瀧見亭」さん
このときは、自分の宿泊した旅館「永澤平八」さんの向かいにある「古勢起屋本館」さんが7月オープン前で、建物はできていたので、見学に来ました
だんだん暗くなってきます
もちろん外観のみですが、まだ人は泊めていなくても、夜の明かりはちゃんと灯して温泉街の夜景の景観形成に一役買っていました
左手奥が「古勢起屋本館」さん
その向かいはあの「能登屋旅館」さんで、温泉街の奥の銀山温泉の有名な町並を形成している旅館の1つです
なので、「永澤平八」さんからは、「古勢起屋本館」「古勢起屋別館」さんが見えて、その間にある2階建ての旅館も風情ある造りで、玄関のガラスの向こうにピアノが見えました
左の宿の玄関にピアノが見えて気になる
カバーがしてあったので、使用しているか、調律されているか、宿泊者は弾いていいのかわかりませんが、気になりました
こんな素敵な温泉街でピアノを弾いたら、きっと雰囲気があって思い出に残るだろうなあ
トワイライトタイム 19時代
夜の温泉街は、20時を過ぎて真っ暗になると、さらに多くの人たちが出て来て、みんな良いカメラで写真を撮っています
「古山閣」さん
私たちは歩いていたら、おじさん3人組にスマホで撮ってくれ、と言われ、やはりおっさんたちでもここでは記念撮影したいのですね
他にも、良いカメラを持った若い細い男子2人が、色々とお互いの写真を撮ったり、温泉街をカメラを持ってうろうろしていたりと、インスタにアップするんだろうなあ、というような男子2人がいて、向かいの旅館の窓際で明かりをともしてずっと窓を開けていたので見えました
温泉街手前より
女子はさすがに着替えたりとかあるので、旅館でそういうことはできませんが、男子はできますね
その子たちの部屋は夜中の3時でも煌煌と明かりがついており、いつ寝ているのか、若いから徹夜も平気か
夜中の温泉街から夜明けの人がいない温泉街の写真が撮りたいのかも知れません
夜になりました 20時代
私もその時間にたまたま目が覚めたので、夜中の温泉街はどんななのか見てみたら、明かりはさすがに消えており、ガス灯も消えて、人気のない夜中の温泉街
夜明けは寝てたので見てません
夜は23時以降は明かりはある程度消えます
朝の温泉街は6時代に起きて、お散歩してみたら、あまり人も歩いていず、朝から温泉街を独り占め
朝の明るい光の中で見る温泉街も素敵ですし、昨日の幻想世界がまたうそのよう
ここの周辺は長閑なレトロな農村しかなくて、そこにいきなりこの別世界があるのも面白いです
夜も美しい温泉街 そこまで人もいない
まるで夢から覚めたように、また現実世界に戻る感じで、別世界トリップ感がすごいですね
宮崎映画の「千と千尋」も物語のモデルにもなったといわれる温泉街(渋・四万もそういわれている)
実際にこの空間に立つと別世界感がすごいです
渋温泉の金具屋もすごかったんですが、ここはその金具屋級の建築が何軒も連なるので、夜景の規模としては渋温泉以上だと思いました
天下の「能登屋旅館」さん夜景
今回は初夏の風景を見たので、今度はまた秋から冬にかけての温泉街が見てみたいと思いました
やはり、1度来たらまた季節を変えて来てみたいと思わせる温泉街ですし、旅館もまた何軒も魅力的な宿があるので、また違う宿に泊まってみたいと思わせます
記念撮影会があちこちで
特に冬の雪がある風景の夜景が1番幻想的だと思うので、次は冬に来てみたいです
旅館は次は「古山閣」か「能登屋旅館」さんの文化財棟に泊まりたいです
「永澤平八」さんより 向いがピアノの見える旅館(左)
ここは、本当に宿泊して正解な温泉街なので、ぜひ泊まるといいと思います
宿泊料はお高めですが、そのうちの5000円は、この温泉街の夜景を見るためのショー代みたいに思えば、けっこう納得かも知れません
渋温泉 「金具屋」の雪の夜景も良かったですよ
*
*これで銀山温泉記事は終了になります
大好きな場所なので長々とすみませんでした
次は肘折温泉へ