☆一度は行きたい泊まりたい大正ロマンの温泉街☆
場所・ 山形県尾花沢市大字銀山新畑
電話・ 銀山温泉観光協会
泉質・ (共有源泉)含食塩硫化水素泉 66度
PH7 2712mg かけ流し (低張性・中性・高温泉)
開湯・ 1500年
創業・ 明治時代以降
竣工・ 大正時代 1913年以降
施工・ 棟梁 菅野玉蔵(能登屋旅館)
構造・ 木造2〜4階建て塔屋付 など宿による
風呂・ 男女別 内湯1ずつ、露天、貸切2など宿による
外湯・ 1軒 500円〜 共同Pあり 現在は「しろがね湯」のみ
料金・ 2食付 17000円前後〜 13軒の宿 *当時の情報
立ち寄り 500円〜 共同湯 宿は立ち寄りあるところも
最終訪問・ 2023・01 温泉街4度目で四季を制覇
*国・登録有形文化財 *日本秘湯を守る会
*NHK 「昼ブラ」で紹介 *メディア露出多数
*映画 「おしん」のロケ地でアジアでも人気
山形県北部、世界にもその風情ある木造の大正ロマンの街並みが知られる秘湯の温泉街です
温泉FANならずとも一度は見たい、泊まりたい温泉街ではないでしょうか
宿泊以外でも記念撮影目的で訪れる観光客も後を絶ちません
1番最初に訪れた2008年夏の画像
その昔、銀山で栄えたという銀山温泉は、500年の歴史を持つ仙境の温泉地です
銀山川の渓谷、鉱山は17世紀半ばを過ぎると衰退しましたが、沢超の街道が残り湯治場として生き続けました
「能登屋旅館」 国・登録有形文化財 5月の夕方
現在の特徴的な街並みが形造られたのは大正〜昭和初期にかけてです
大正2年(1913)洪水に見舞われ、それまでの茅葺屋根の湯治場が姿を変える契機となりました
新たな源泉の開発もあり、モダンな温泉街へと改築が進みました
今日13軒ほどの宿がありますが、中でも「能登屋旅館」(国・登録有形文化財)など4軒が特に当時の姿を残しています
宿泊した「旅館 永澤平八」さん
木造3~4階建ての4軒の中で1番リーズナブル
3〜4階建て塔屋付の木造建築が、バルコニー、むくり破風、唐破風の玄関、鏝絵の描かれた戸袋、洋風オーダー柱などで装飾された様は壮麗な街並みの印象を与えます
「藤屋旅館」 あの建築デザイナーの隈研吾さんの作品
平成期には敢えてデザイナーズ和モダンに改装したアメリカ人女将の「藤屋旅館」もあり、老舗は常に新しいということを地で行く宿も現れました
温泉街の足湯 いつも大人気です
外国人観光客も多い温泉街だけに外国人女将は貴重な存在で、CMにも出演しました
きちっと着物を着こなして素晴らしいと思います
「古山閣」 鏝絵が印象的な木造4階建て
温泉街はガス灯の灯る夜が特に幻想的で美しいそうなので、ぜひ宿泊して夜の様子を見てみたいものです(下画像・見れました)
銀山温泉街 夜は個人的日本一の夜景
湯はわずかに乳白色に濁る含食塩硫化水素泉なので硫黄の臭いがして硫黄泉特有の消しゴムカスのような湯花の舞う質の良いものだそうです
食塩も含まれるので、よく温まる湯だと思います
2022年に高級旅館として再スタート 国・登録文化財
「古勢起屋本館」3万円越えからの高級宿
浴室は基本的に狭い谷間なので内湯が中心で、露天は上の方に行かないと無さそうです
温泉街の奥には、滝や鉱山跡の見学もできる観光スポットもあります
「共同浴場 しろがね湯」 500円で入れます
食事は山形の地のものを活かした山の幸などが出そうです
山菜、イワナ、尾花沢牛など、銀山名物「豆腐テン」というものもあるそうです(夕飯に出ました)
食べ歩きもできる温泉街なので、観光に行った際には色々と食べてみたいものです
5月 夕方の温泉街 夜が1番幻想的
ここはかなり有名ですし、あまり温泉に興味のない方でも印象に残る温泉だと思います
親孝行や女子旅でも間違いのない温泉地だと思います
温泉・建築・秘湯好きの方にもオススメです(^^♪