1100年の名湯を支える400年の歴史ある湯治宿

場所・ 宮城県大崎市鳴子温泉字川渡84

電話・ 0229−84−7412 HPあり

開湯・ 900年頃

泉質・ (真癒の湯)含硫黄・ナトリウム・炭酸水素塩・硫酸塩泉
     PH7・5 47度 かけ流し
     (低張性・弱アルカリ性・高温泉)


開業・ 慶長元年(1596) 現在19代目

竣工・ 昭和9年(1934)以降

構造・ 木造平屋〜2階建て 庭は2000坪

風呂・ 男女別内湯 大・中 1ずつ 貸し切り風呂
    「桜の間」「松8号」のみ部屋に風呂あり

料金・ Aコース 2食付 特別室 13350円〜 (2名時・平日)
    Bコース 2食付 11150円〜 はなれ・WC付と風呂付あり
    Cコース 2食付 8950円〜 6・8畳 素泊まりOK

    他、自炊の長期滞在 1人OK インは14〜22時
    大学生の下宿もあるそう 日帰り休憩もOK *すべて当時の情報
    立ち寄り 7〜23時 大浴場 500円・中浴場 700円

最終宿泊・ 2023・06 再訪 (立寄りが2011・10)

*テレビ東京「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」で出川さんが入湯
*「人生の楽園」で紹介

宮城県北部、山形県境にも近い鳴子温泉郷の東側にある川渡温泉波

 


 

その中でもリーダー的な存在の1番大きな旅館で、歴史も420年以上を誇る超老舗がここハート

 


 

以前に紅葉の時期に立ち寄りに来たときは激混みだったので、今回は部屋に風呂がある特別室でゆっくりしたいということでチョコがけハート

 

宿の右側に延びる木造棟



でも普通に考えて
土曜で15550円で2食付きで、温泉とWC付の部屋に泊まれるなんて破格で超お得ですチョコがけハート

 

自炊棟か下宿棟か


 

今回は、他の部屋にもお客さんがいなかったので、もう1つの隣の特別室「紅葉の間」も夕飯の際に使用させてもらえて、特別室2部屋使用で15550円で、

 

道路側より

 

館内ほぼ貸し切り(立ち寄りは7〜23時までひっきりなし)はかなりお得感がありましたチョコがけハート

 



この宿泊棟エリアのA・Bコースのお部屋棟のBコースの「松8号」などは、現在は改装中(2023年6月)だったので、部屋自体が使用していないので、お客さんは最初から入れません注意

 

宿の玄関の左側の棟 宿の方の家かな


 

稼働しているのは「紅葉の間」「桜の間」「はなれ」、竹コースの湯治系の部屋のみで、「紅葉の間」はきれいに改装されて新しいのに対し、「桜の間」は昭和レトロな意匠を残していて貴重ですハート

 

夜景 夜の木造建築は素晴らしい



「はなれ」「竹」などのCコースも稼働はしていると思いますが、このときは「竹」の湯治部屋系のCコースには1部屋だけの稼働だったようですが、素泊まりのようですね目
他に朝食のときも宿泊客を見かけませんでしたおねがい

 

右側の廊下は「大浴場」へ続く



さらにCコース部屋の奥の方へ行くと、湯治棟のようなアパートのような部屋になり、そちらには住んでいる方がいるようです学校

 

石蔵


 

東北大学の農学部のキャンパスが近くにあるので、首都圏の学生の下宿もあるとかお父さんお母さん

 

昼間の玄関棟



大学時代を歴史ある温泉宿で過ごせる青春時代なんて最高ですねハート

 

まるでお祭りのように提灯が常時ある玄関


 

まだ若いときは良さがもしかしたらわからないかも知れませんが、大人になるとうらやましい生活ですよねチョコがけハート

なかなかできない体験だと思います(夕方、大浴場前に若者たちがいたのでそれかも)ラブラブ

 


 

なので、立ち寄りから長期滞在のアパート的な経営まで幅広く対応してくれるようですねラブラブ

 

商品ケースは販売も 右手がピアノのある応接間


 

(温泉付きアパート経営だと収入が毎年安定するので、老舗を支えてきたのは学生の下宿かな!?

 

夜の玄関の様子 常に立ち寄り客が出入りする



                    *


ということで、今回もなんと宿を貸し切り状態での特別室宿泊でした(秋田県の強首温泉「樅峰苑」も)チョコがけハート

 

 


 

他にも特別室ではないですが、館内貸し切り状態は2024年3月の津軽の温湯温泉「飯塚旅館」、百沢温泉「富士見荘」でもありました(春休み期間中でも・東北は穴場か)乙女のトキメキ

 



鳴子温泉で湯治デビューをしたいので、また鳴子温泉郷や川渡温泉には来ると思いますハート
接客もさっぱりとしていますが、普通に良いものでしたラブラブ

昭和レトロ・湯治場・老舗好きの方にもおススメです♪

 

*今回も大作になりましたが、お付き合いありがとうございました。