鳴子温泉郷・川渡温泉「藤島旅館ー３」～温泉付き特別室・「桜の間」編～

☆念願だった温泉付きの特別室「桜の間」に宿泊できた☆

場所・　宮城県大崎市鳴子温泉字川渡８４

電話・　０２２９−８４−７４１２　HPあり

開湯・　９００年頃

泉質・　（真癒の湯）含硫黄・ナトリウム・炭酸水素塩・硫酸塩泉
　　　　　PH７・５　４７度　かけ流し
　　　　　（低張性・弱アルカリ性・高温泉）

開業・　慶長元年（１５９６）　現在１９代目

竣工・　昭和９年（１９３４）以降

構造・　木造平屋〜２階建て　庭は２０００坪

風呂・　男女別内湯　大・中　１ずつ　貸し切り風呂
　　　　「桜の間」「松８号」のみ部屋に風呂あり

料金・　Aコース　２食付　特別室　１３３５０円〜　（２名時・平日）
　　　　Bコース　２食付　１１１５０円〜　はなれ・WC付と風呂付あり
　　　　Cコース　２食付　８９５０円〜　６・８畳　素泊まりOK　

　　　　＊すべて当時の情報

　　　　他、自炊の長期滞在　１人OK　インは１４〜２２時
　　　　大学生の下宿もあるそう　日帰り休憩もOK
　　　　立ち寄り　７〜２３時　大浴場　５００円・中浴場　７００円

最終宿泊・　２０２３・０６　再訪　（立寄りが２０１１・１０）

＊テレビ東京「出川哲郎の充電させてもらえませんか？」で出川さんが入湯
＊「人生の楽園」で紹介

・部屋　特別室「桜の間」　８畳＋広縁６畳　WC・温泉付き

　　土曜日　１泊２食付き　１５５００円　　

廊下の突き当り


ここは念願だったお部屋で、この宿に泊まるならこの部屋１択です
 

右側の扉が部屋のWC

他に「松８号」にも部屋風呂があり、２間続きで１６畳あり広いですが、現在は改装されてきれいになってしまうようなので

部屋のWC


以前はこちら(松８号）も行かれた方の記事によれば、意匠が古い面影が残り素敵なお部屋ですが、角部屋ではないです
 

昭和なキーホルダーの鍵

どちらかというと１番玄関に近いので、玄関の声や音がよく聞こえます（こちらの部屋の音もだだ漏れか）

天井が高く広く見えます

 

１階にあるので、玄関からは徒歩数十秒以内で、中浴場の方が近いです

天井は格天井風


なのでやはり宿泊するなら、１番奥の角部屋の「桜の間」で、２０００坪の広い庭園を角部屋から見渡すことができます
 

欄間　昭和初期から中期か

昼間でも静かな森の中にいるようなお部屋で、朝から夕方には鳥の鳴き声、夕方にはカエルの鳴き声で癒されます

天井　


冬はお庭の雪景色で静寂で、また癒されることでしょうね
そして秋は紅葉ですが、１０〜１１月は紅葉料金で１０００円、

お部屋　床の間側　

さらに１１〜３月の冬期間は暖房料金を１名・５００円を徴収されるので、４～９月の春から夏に行くのがお得です

床柱は桜の間だけに桜　


お部屋は特別室でも８畳というと「松８号」より狭いですが、広縁が両側にあって６畳くらいの広さがあるので、

床の間　書院　

１４畳くらいの広さに感じますし、お庭も見えて広さがさらに感じられます

書院の組子　

 

２名にはちょうど良い広さで、天井も高いので高級感のある造りです

床の間の中の天井は網代

天井の造りは格天井、欄間の意匠も凝っていますし、床の間は床柱が「桜」、床の間の天井は数寄屋風の網代、書院も素晴らしい組子細工と、建築好きにも嬉しい造りです

すでに１４時から布団はアウトまで敷きっぱなし

 

そして部屋にはWC・手洗いと古代檜の漆塗りの浴槽の温泉付き、と最高の部屋です

御着きのまんじゅう　なるまん

壁の色は源泉の色に合わせたカーキ色です
実は入口の横にもう１つ扉があり部屋があるのですが、こちらはこのときは稼働していませんでした

広緑　２面あり合計で４畳ほどの広さ

 

もしかしたら４名とかのときに、寝室として使用するのかも知れませんし、以前はこの部屋の食事部屋として使用していたそうです

貴重品の金庫など　

今回は、隣の「紅葉の間」で夕食が頂けたので、この部屋は使用しなかったようですね

別の角の広縁　冷蔵庫のみあり（冷凍なし）

 

隣の特別室「紅葉の間」も大きな部屋で、８畳と１０畳の部屋が手前と奥に２つあり、大人数が泊まれる部屋のようです

部屋風呂入口　洗面台

そちらは改装されてきれいなお部屋なので、新しいお部屋が良い方は「紅葉の間」がいいかも知れません

庭に出るための下駄

 

でも「紅葉の間」の部屋には温泉はなくて、WCと手洗いのみなので、同じ料金なら「桜の間」がお得ですね

 

「紅葉の間」のこちらの部屋は奥の部屋が庭に面していますが、手前の部屋には窓はありません

庭から「桜の間」外観　奥が「紅葉の間」


「桜の間」は、今回は１４時にINできたので、昼間から部屋でずっとゆっくりできて、たまに外に風呂に行ってみたり、応接間のピアノを弾きに行ったりしましたが、

『宮城・川渡温泉・「藤島旅館」宿泊者専用の昭和初期の洋館風休憩室の応接間にあるピアノ』

桜の間の風呂　左が中浴場

布団も最初からあるので、風呂から帰ってきて休んだりもできて、とても寛ぐことができました

朝に出てみたお庭　池には鯉も

この部屋に泊まるなら、ぜひ１４時インしてゆっくりされることをおススメします

 

明るいうちから部屋風呂の温泉にも入れますし、安心して部屋で頭も洗えますし、朝風呂も部屋でゆっくりと入れて最高です
広いお庭はお部屋から散策に出ることもできます



　　　　　　　　　　　　　　　　　＊

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