ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z19弾答え合わせ座談会+仮に太川陽介さんが挑んだ場合 | sa19830701

sa19830701

ローカル路線バス乗り継ぎの旅のファンで、この影響を受けて、各地区が運行されるバス会社、運行する区間の国道や都道府県道の路線についても興味を持つようになりました。
私は、常に日本全国の道路地図、鉄道地図、時刻表を所持して、経路のリサーチをしています。

 今回、選択肢がいろいろとありました。

 私も路線経路は探してきましたが、相当難儀だったし、どの経路が最適なのか相当迷いました。

 一番の迷いが出たのはローカル路線バスの旅最大の強敵、北関東(特に栃木県)と南東北(特に福島県と山形県)でした。

 

 タビリスさんのネット動画をご覧になり、

 仮に群馬県利根郡片品村役場のある鎌田からの先、国道401号線を尾瀬に向かった場合、

 初日目は関越交通410系統鎌田線で大清水を出た後、ここから国道401号線の遊歩道区間である群馬県道・福島県道1号線を通って大清水~一ノ瀬間のシャトルバスに乗車、福島県南会津郡檜枝岐村尾瀬沼山峠までの約7キロメートルの徒歩移動、会津バス161系統桧枝岐線で国道401号線を通って南会津郡檜枝岐村で初日目は終了です。

 二日目は会津バス167系統桧枝岐線で国道352号線を通って南会津郡南会津町(旧南会津郡伊南(いな)村)内川、同じく378系統山口・内川線で国道401号線から国道289号線を通って南会津郡南会津町(旧南会津郡田島町)、同じく423系統大内・小沼崎・枝松線で国道121号線を通って南会津郡下郷町、同じく196系統大内・小沼崎・枝松線で国道121号線を通って南会津郡下郷町湯野上温泉、同じく200系統大内・小沼崎・枝松線で国道118号線と国道121号線の重複区間を通って南会津郡下郷町小沼崎へ、ここから会津若松市芦ノ牧温泉までの約5.5キロメートル徒歩移動、会津バス86系統芦の牧線で国道118号線と国道121号線の重複区間を通って会津若松市、会津バス34系統河東・湊線で国道49号線を通って会津若松市(旧河沼郡河東町)強清水、耶麻郡猪苗代町金の沢か長浜までの歩きで二日目が終了です。

 三日目は耶麻郡猪苗代町金の沢か長浜から磐梯東都バス北窪金の橋線で国道49号線を通って耶麻郡猪苗代町、同じく裏磐梯高原線で国道115号線~国道459号線を通って耶麻郡北塩原村小野川湖、桧原・裏磐梯地区コミュニティバスで山形県道・福島県道2号線を通って耶麻郡北塩原村早稲沢、ここから福島県と山形県境の白布峠を跨ぐ約18キロメートル徒歩移動、山形県に入り、米沢市白布温泉からは山交バスで米沢市、米沢市から同じく国道287号線を通って東置賜郡川西町、置賜総合病院まで約5キロメートル徒歩移動、長井市営バス(西根バス)歓進代(白兎)置賜総合病院線で長井市で三日目が終了です。

 最終日四日目の長井市から尾花沢市まで山交バスさんで4本の乗り継ぎで、まずはC5荒砥駅経由で山形市、D55大の目・荒谷経由で天童市、東根市役所・村山駅前経由で村山市、特急48ライナーで尾花沢市まで辿り着けられれば、最後の尾花沢市路線バス銀山線で銀山温泉行きの発車が14時19分、ゴールの銀山温泉に14時53分に到着しました。

 

 もうひとつ、日光市から関東自動車01系統で国道119号線(旧日光街道)を通って宇都宮市まで一本で行くバスもありました。

 宇都宮市から関東自動車62系統で栃木県道63号線を通って塩谷郡塩谷町役場がある玉生(たまにゅう)へ行った後、国道461号線を通って矢板市へとつながることもできます。

 

 一番悔やまれたのは最終盤で、宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉からの先で、蔵王山に行くか仙台市に行くかでした。

 最終的に刈田郡蔵王町遠刈田温泉から柴田郡村田町へミヤコーバス(旧宮交仙南バス)永野線は土曜休日全便運休であり、目指すなら、高速仙台-村田・蔵王町線一般道区間で柴田郡村田町まで行くか、そのまま柴田郡川崎町まで歩いて貫き通せば、柴田郡川崎町からタケヤ交通(バス停はかわさきまち毎時40分発)秋保・川崎・仙台西部ライナー(こちらは秋保(あきう)温泉愛子(あやし)経由)で仙台市、もしくは宮城交通(バス停は川崎役場前)川崎系統秋保線(こちらは主に国道286号線経由)で仙台市に行くことができ、勝敗を分けるデッドラインである仙台市を15時15分に出る山交バス特急48ライナーで新庄市行きの途中、尾花沢市方面のバスに辿り着き、最後の一本、尾花沢市路線バス銀山線で銀山温泉行きの最終発車時刻の17時54分、ゴールの銀山温泉に18時21分に到着できていました。

 

 最適解を見たところ、スタートから二日目の福島県石川郡石川町までは概ね正解経路で、三日目の福島県石川郡石川町からは福島交通5-1系統竜崎経由石川線や5-2系統母畑経由石川線で須賀川市方面でなく、福島交通71-3系統小野石川線で福島県道を通って石川郡平田村上蓬田、同じく60-2系統小原田一丁目・金屋守山経由蓬田線で国道49号線を通って郡山市、同じく10-1系統玉川経由熱海線で国道49号線を通って郡山市熱海町、本宮市営バス下樋・熱海線で本宮市、本宮市街地巡回バス北コースで安達郡大玉村大山字岩ヶ作交差点、ここから二本松市にある福島交通1-1系統伏拝・医大・金谷川経由二本松線で福島市方面の始発、若宮二丁目のまでの6.3キロメートル徒歩移動、福島交通1-1系統伏拝・医大・金谷川経由二本松線で福島市、同じく11-1系統藤田線で国道4号線(旧奥州街道)を通って伊達郡国見町役場がある藤田へ、ここから宮城県白石市越河(こすごう)清水まで約6キロメートルの徒歩移動、白石市民バス(きゃっするくん)越河線で国道4号線(旧奥州街道)を通って白石市、ミヤコーバス(旧宮交仙南バス)遠刈田温泉経由白石遠刈田線で宮城県道12号線を通って刈田郡蔵王町遠刈田温泉へと三日目はここで終えられることになり、最終日はミヤコーバス(旧宮交仙南バス)高速仙台-村田・蔵王町線一般道区間で柴田郡村田町、同じく川崎線で宮城県道14号線を通って柴田郡川崎町、タケヤ交通秋保・川崎・仙台西部ライナーで仙台市と午前中に辿り着き、山交バス特急48ライナーで新庄市行きの途中、尾花沢市で下車する仙台市を最速で出るのは11時05分発、最悪そのバスに間に合わなくても次発の13時05分発でもゴールの銀山温泉に辿り着くことはできました。

 

 よって、今回の乗り継ぎ経路が仮に太川陽介さんが挑んでいたら、タビリスさんの検証記事をご覧になり、私の総合的判断では、恐らく失敗と断言致します。