ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z19弾を見て | sa19830701

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ローカル路線バス乗り継ぎの旅のファンで、この影響を受けて、各地区が運行されるバス会社、運行する区間の国道や都道府県道の路線についても興味を持つようになりました。
私は、常に日本全国の道路地図、鉄道地図、時刻表を所持して、経路のリサーチをしています。

 12月19日にBSテレ東でローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第19弾が放送されました。

 初回放送は2022年8月20日です。

 これまで田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バス乗り継ぎの旅Zの通算成績は9勝9敗(勝率0.500)、それに加えて第17弾(岩手県宮古市~新潟県村上市瀬波温泉)、第18弾(石川県輪島市~静岡県御前崎市)と2回連続失敗しています。

 今回、3回連続失敗に加えて、通算成績で勝率0.500未満、すなわち、負け越しとなれば規定上の終了決定となる第19弾群馬県利根郡みなかみ町谷川岳から山形県尾花沢市銀山温泉まで、太川陽介さんと蛭子能収さんにとって散々苦しめられてきたローカル路線バスの旅最大の強敵、北関東(特に栃木県)、南東北(特に福島県と山形県)と失敗率が極めて高いという非常に難題が予想されます。

 マドンナは元日本テレビアナウンサー馬場典子さんです。

 

スタート地点(群馬県利根郡みなかみ町谷川岳)(最寄りバス停は谷川岳ロープウェイ駅)

ゴール地点(山形県尾花沢市銀山温泉)(最寄りバス停は銀山温泉)

 

 今回のローカル路線バスの旅Zのロケ最終日四日目が土曜日でしたので、時刻表は下記の通りに精査させていただきます。

 

 スタートの群馬県利根郡みなかみ町谷川岳山頂から谷川岳ロープウェイに乗って下った後、まず一本目に乗車したバスは東武系列朝日自動車グループ関越交通水上線で行けられたのは、国道291号線を通って行く利根郡みなかみ町(旧利根郡水上町)方面と利根郡みなかみ町(旧利根郡月夜野町)にある上越新幹線上毛高原駅方面のほぼ一方向です。

 この先の接続が可能となれば10時25分に出る東武系列朝日自動車グループ関越交通水上線で利根郡みなかみ町(旧利根郡月夜野町)にある上越新幹線上毛高原駅行きのバスに乗車しました。

 上越新幹線上毛高原駅に到着し、この先のゴールの山形県尾花沢市銀山温泉にかけては、仮に国道17号線(旧三国街道)と通ったとしても、東武系列朝日自動車グループ関越交通さんで行けられるのは、猿ヶ京線で利根郡みなかみ町(旧利根郡新治村)猿ヶ京温泉までで、ここから群馬県と新潟県境を跨ぐ三国峠には途中南魚沼郡湯沢町西武クリスタルまでの約14キロメートルほど、路線バスはありません。

 東武系列朝日自動車グループ関越交通さんで行けられる経路を見つけたのは、408系統鎌田線で途中の沼田市までは国道17号線(旧三国街道)、国道120号線を通って利根郡片品村役場のある鎌田まで行った後、夏季限定運行の湯元温泉線で栃木県日光市湯元温泉までは行けられます。

 その上越新幹線上毛高原駅から東武系列朝日自動車グループ関越交通408系統鎌田線で主に国道120号線を通って尾瀬戸倉行き(途中利根郡片品村鎌田から国道401号線本線に入る)の利根郡片品村役場のある鎌田方面へ行く先発時刻は11時35分発です。

 上越新幹線上毛高原駅を11時35分に出る関越交通408系統鎌田線で主に国道120号線を通って尾瀬戸倉行き(途中利根郡片品村鎌田から国道401号線本線に入る)の利根郡片品村役場のある鎌田方面のバスに乗車、昼食のことも考えて、結局聞き込みができそうな東武系列朝日自動車グループ関越交通鎌田営業所まで行かず、道の駅尾瀬かたしなで下車することになりました。

 今回は失敗が一つも許されない中、本当にこれでいいのかと言いたいくらいです。

 13時10分に道の駅尾瀬かたしなに到着、この後東武系列朝日自動車グループ関越交通湯元温泉線(夏季限定便)で栃木県日光市湯元温泉行きの先発時刻は15時29分発と2時間20分ほどの待ちとなり、もうひとつの沼田市から出る410系統鎌田線で国道401号線を通って尾瀬方面の大清水行きの先発時刻は13時25分発です。

 この二つの選択が明暗を分けることになりました。

 結局、道の駅尾瀬かたしなで聞き込んでいる間に、13時25分に出る東武系列朝日自動車グループ関越交通410系統鎌田線の尾瀬方面の大清水行きのバスを乗り逃してしまいました。

 最終的に15時29分に出る東武系列朝日自動車グループ関越交通湯元温泉線(夏季限定便)で国道120号線を通って栃木県日光市湯元温泉行きのバスを待つことになりました。

 16時29分に栃木県日光市湯元温泉に到着し、ここから東武バス日光Y系統で国道120号線(途中下りの第一いろは坂28カーブを経由)を通って日光市方面の先発時刻は16時40分発と11分後に出ます。

 東武バス日光Y系統のバスに乗車中、途中下りの第一いろは坂28カーブを通りますが、私も28年程前の小学生時代に、修学旅行で栃木県日光市に行きましたが、下りの第一いろは坂28カーブは大型の観光バスでは何度も切り返ししなければ曲がり切れないほどの繰り返しでした。

 文字順は上りの第二20カーブは下から順に「いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつね」、下りの第一28カーブは上から順に「ならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせすん」と表記されています。

 17時52分に東武鉄道日光駅に到着、ここから東武系列朝日自動車グループ日光交通日光線で国道119号線(旧日光街道)を通って日光市(旧今市市)方面の先発時刻は18時05分発と13分後です。

 しかし、今回の旅は北に向かわなければならないのが、この時間になってもスタートから永遠に東に向かっているだけの状況です。

 その日光市(旧今市市)に18時35分に到着、5分後に東武系列朝日自動車グループ日光交通鬼怒川線で国道121号線を通って鬼怒川温泉に向かうバスに乗車しました。

 19時16分に鬼怒川温泉に到着、ここから国道121号線を北上して福島県会津地方に向かいたいが、東武系列朝日自動車グループ日光交通さんで行けられるのは湯西川線で湯西川温泉までで、ここから国道121号線を福島県会津地方に向かったとしても途中の南会津郡南会津町(旧南会津郡田島町)まで路線バスはありません。

 途中の日光市(旧塩谷郡藤原町)上三依なら、ここから国道400号線を通って、まずは那須塩原市営バス(ゆ~バス)上三依線(JRバス関東委託業務)で塩原温泉、JRバス関東塩原線で東北新幹線那須塩原駅まで行くことになります。

 翌朝は6時00分の案内所の開所を待つこととなり、初日目は栃木県日光市(旧塩谷郡藤原町)鬼怒川温泉泊まりとなりました。

 

 二日目は栃木県日光市(旧塩谷郡藤原町)鬼怒川温泉からの開始で、まず、6時30分頃に案内所に立ち寄り、福島県に向けたとなれば、まずは東武系列朝日自動車グループ日光交通鬼怒川線で東武鉄道鬼怒川線新高徳駅、しおや交通さんのバスで国道461号線を通って矢板市へと路線バスはありますが、矢板市から大田原市野崎までの国道4号線と国道461号線の重複区間約5.2キロメートルは路線バスはなく、大田原市野崎から大田原市営バス野崎方面循環線で国道461号線を通って大田原市、同じく那須塩原駅線で国道400号線を通って東北新幹線那須塩原駅までは行けられます。

 まずは6時53分に出る東武系列朝日自動車グループ日光交通鬼怒川線下今市駅行きの途中、東武鉄道鬼怒川線新高徳駅で下車するバスに乗車しました。

 7時05分に東武鉄道鬼怒川線新高徳駅に到着、7時10分に出るしおや交通さんのバスが停まっており、そのバスで矢板市方面に向かいました。

 そのバスは「幸せの黄色いバス」とまで表記されています。

 矢板市に到着し、この先の矢板市営バス沢線で大田原市野崎に近づけるバスは2021年9月末を以て廃止、デマンド化に切り替えられました。

 結局、矢板市から大田原市野崎までの国道4号線と国道461号線の重複区間約5.2キロメートルは徒歩移動となりました。

 9時02分に大田原市野崎に到着、ここから大田原市営バス野崎方面循環線で国道461号線を通って大田原市方面の先発時刻が10時47分と1時間45分も待たなければなりません。

 結局大田原市まで更に6.9キロメートルを歩くことになりました。

 途中、セブンイレブン大田原野崎十字路店で一休みし、大田原市まで歩いている途中に那須塩原市(旧那須郡西那須野町)にある一区町十文字バス停に9時45分に到着、那須塩原市営バス(ゆ~バス)西那須野外循環線(JRバス関東委託業務)で那須塩原市(旧那須郡西那須野町)方面の先発時刻は11時01分発と結局、そのバスで那須塩原市(旧那須郡西那須野町)へ向かうことになりました。

 那須塩原市(旧那須郡西那須野町)に到着した後、すぐにも11時22分に出るJRバス関東塩原線東北新幹線那須塩原駅行きのバスが来たところでそのバスに乗車、東北新幹線那須塩原駅に到着したところで、11時39分に出る那須塩原市営バス(ゆ~バス)黒磯線(JRバス関東委託業務)で那須塩原市(旧黒磯市)方面のバスを乗り逃してしまいました。

 その東北新幹線那須塩原駅に11時42分に到着、ここから那須塩原市(旧黒磯市)へ関東自動車(旧東野交通)さんで、田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バスの旅Z第2弾(山梨県南都留郡富士河口湖町精進湖~栃木県那須郡那須町那須岳)のゴールのバス停だったY52系統那須ロープウェイ行きの先発時刻が12時40分発、もうひとつのM55系統板室温泉行きの先発時刻が12時30分発といずれも那須塩原市(旧黒磯市)を経由するため、結局、M55系統板室温泉行きのバスに乗車しました。

 12時50分に那須塩原市(旧黒磯市)に到着、ここから那須町民バス追分・黒磯駅線で那須郡那須町追分に向かう先発時刻が14時50分発と2時間00分も待たなければならず、いつものことですが、やっぱり栃木県といった北関東はローカル路線バスの旅最大の強敵という烙印は再三にわたり、押されることになりました。

 15時44分に栃木県那須郡那須町追分に到着、ここから福島県白河市白河の関までの約3キロメートルは徒歩移動です。

 16時16分に白河の関(バス停は関の森公園)に到着したところで、10分後の16時26分に出る福島交通49-1系統新白河・白河の関線で白河市方面のバスに乗車しました。

 17時00分前に白河市に到着、ここから主に国道294号線を通って会津若松市に向かうのか、国道4号線(旧奥州街道)を通って郡山市方面に向かうのか、究極の選択でした。

 結局、案内所に尋ねた結果、白河市から仮に会津若松市に向かうにしても、福島交通さんでつながるのは国道294号線を通って、17-1系統白河・大信庁舎線で白河市(旧西白河郡大信村)までは行けられますが、この先の会津若松市方面へは路線バスは何にもありません。

 結局、国道4号線(旧奥州街道)を通って郡山市に向かう方法は、まず、福島県道11号線を通って行く7-1系統新白河・石川線で石川郡石川町に向かうしかありません。

 その福島交通7-1系統新白河・石川線で石川郡石川町方面の先発時刻は17時30分発です。

 18時14分に石川郡石川町に到着、ここから国道118号線を通って行く福島交通5-1系統竜崎経由石川線、福島県道63号線を通って行く同じく5-2系統母畑(ぼばた)経由石川線で須賀川市方面の最終は両者18時00分発が出てしまい、当日中にこれ以上移動することができず、翌朝は7時00分に出るの須賀川市方面のバスに乗ることになり、二日目は福島県石川郡石川町泊まりとなりました。

 

 そのローカル路線バスの旅最大のジンクスでもある「魔の三日目」は福島県石川郡石川町からの開始で、7時00分に出る福島交通5-1系統竜崎経由石川線で国道118号線を通って須賀川市方面のバスに乗車しました。

 8時05分に須賀川市に到着、ここから福島交通2-2系統旧国道経由須賀川線で郡山市方面の先発時刻は8時14分です。

 その福島県の中心都市(南は首都圏、北は仙台圏、東はいわき市、西は会津地方と新潟県と関わりを持つ)でもある郡山市に9時00分頃に到着しました。

 その郡山市からが究極の選択となり、まず案内所に立ち寄り、福島交通さんで行けられても、国道4号線(旧奥州街道)経由は92-1系統南東北病院経由フェスタ線で郡山市日和田町へ、92-3系統南東北病院経由本宮線で本宮市に行けられますが、その本宮市方面が11時30分発と2時間20分も待たなければならず、もうひとつ本宮市方面へのバスは、福島交通10-1系統玉川経由熱海線で国道49号線を通って郡山市熱海町、ここから本宮市営バス下樋・熱海線で福島県道8号線を通って本宮市に行けられます。

 余談ですが、郡山駅前の案内所に立ち寄った案内人は過去に太川陽介さんと蛭子能収さんのレギュラー第16弾(千葉県館山市~福島県会津若松市)で当位置で足止めを喰らわれて失敗した場所であり、そしてレギュラー最終回初日目の19時00分過ぎにも同じ方に立ち会っています。

 今回も太川陽介さんと蛭子能収さんが過去2回郡山駅前の案内所の案内人に立ち会いました。

 これで栃木県に続き、福島県も強敵という烙印は押されました。

 結局、9時30分に出る福島交通92-1系統南東北病院経由フェスタ線で旧奥州街道を通って郡山市日和田町フェスタへ向かうことになりました。

 9時53分に郡山市日和田町フェスタに到着はしましたが、残念ながらこの後、国道4号線(旧奥州街道)を通って行く本宮市方面のバスは11時48分発で、結局、郡山駅前11時30分に出る福島交通92-3系統南東北病院経由本宮線と全く同刻でした。

 郡山市日和田町フェスタから本宮市まで約8キロメートルを歩くのか、11時48分に出る福島交通92-3系統南東北病院経由本宮線のバスを待つのか、どっちで2時間を取るのか、究極の選択となりました。

 結果、羽田圭介さんは徒歩移動する気でしたが、田中要次さんは11時48分に出る福島交通92-3系統南東北病院経由本宮線のバスを待つ気でいます。

 両者の意見が真っ二つに分かれました。

 結局、羽田圭介さんは時間的に8キロメートルのと移動は難しいと断定して11時48分に出る福島交通92-3系統南東北病院経由本宮線のバスを待つことにしました。

 これが今後の明暗を分けることになりました。

 12時15分に本宮市に到着し、ここから本宮市広域生活バス岳線で二本松市岳温泉に行きたいが、その本宮市広域生活バスは2022年3月末を以て全路線廃止となりました。

 結局、本宮市から二本松市までの約10キロメートルを歩くしかありませんでした。

 二本松市に入ったところで、途中の高越バス停に14時39分に到着、ここから福島交通2-2系統原瀬経由岳温泉線で二本松市方面の先発時刻は15時04分発と25分後に出ます。

 その徒歩移動は約2キロメートル減らすことができ、高越バス停から福島交通2-2系統原瀬経由岳温泉線で二本松市方面のバスに乗車、二本松市に15時15分に到着したところで、福島交通さんのバスが見えてきましたが行先から見れば福島市方面とは全く関係ないところでした。

 この後の福島交通1-1系統伏拝・医大・金谷川経由二本松線で福島市方面の先発時刻は16時18分(始発の若宮二丁目16時15分)発と約1時間後に出ます。

 17時15分頃に福島市に到着、ここから国道13号線を通って福島市飯坂温泉~山形県米沢市に向かうのか、国道4号線(旧奥州街道)を通って伊達郡国見町~白石市~仙台市に向かうのか、これも究極の選択です。

 仮に、福島交通さんで国道13号線を通って行けられるのは、15-1系統伊達経由湯野線で福島市飯坂温泉、8-1系統杉の平線で福島市飯坂町杉の平までで、しかも当日中に福島市飯坂町杉の平に行けられず、更にここから山形県米沢市米沢スキー場までの約17キロメートルは路線バスがありません。

 結局、国道4号線(旧奥州街道)を通って行く福島交通11-1系統藤田線で伊達郡国見町役場のある藤田まで行き、ここから宮城県白石市にかけては路線バスはありません。

 その福島交通11-1系統藤田線で伊達郡国見町役場のある藤田方面の先発時刻は17時45分発です。

 18時30分過ぎに伊達郡国見町役場のある藤田に到着、ここから宮城県白石市越河(こすごう)清水までの約5.7キロメートルは徒歩移動です。

 20時15分に宮城県白石市越河(こすごう)清水に到着、ここから白石市民バス(きゃっするくん)越河線で国道4号線(旧奥州街道)を通って白石市に向かう最終発車時刻は過ぎており、更には最終日が土曜日であり、そのバスは全便運休ということで、白石市までまた更に約11.4キロメートルを歩くことになりました。

 その白石市に到着したのが23時00分前で、翌朝に、ここから土曜休日限定便でミヤコーバス(旧宮交仙南バス)アクティブリゾーツ経由白石遠刈田線で宮城県道12号線を通って刈田郡蔵王町蔵王山方面が9時46分発の1便のみで、もうひとつの遠刈田温泉経由白石遠刈田線で刈田郡蔵王町遠刈田温泉行きの第1便は7時30分発です。

 その白石市から羽田圭介さんは第1便の7時30分発を考えているのに対し、田中要次さんは第2便の8時50分発を考えようとしています。

 ここでも再び意見が真っ二つに分かれました。

 これが、最終日の行方に響き、こういうことから、田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バス乗り継ぎの旅Zが成功して存続になるのか、失敗して規定上の終了になるのか、ここで勝敗が大きく分かれることになります。

 その三日目は宮城県白石市泊まりとなりました。

 成功して存続になるのか、失敗して規定上の終了が決まる勝敗を分けるデッドラインである宮城県仙台市を15時15分に出る山交バス特急48ライナーに辿り着けらるのか、非常に微妙な計算です。

 余談ですが、その宮城県白石市の宿泊所は太川陽介さんと蛭子能収さんのレギュラー最後の二日目に泊まった場所でもあります。

 

 四日目は宮城県白石市からの開始で、まず、タクシードライバーに尋ね、7時30分に出るミヤコーバス(旧宮交仙南バス)遠刈田温泉経由白石遠刈田線の乗務員さんにも尋ね、その結果、タクシードライバーから宮城県道12号線を通って刈田郡蔵王町蔵王山を経て、ここから山交バス特急蔵王温泉経由の山形市方面のバスが13時00分に出ることが判明し、過去に第17弾(岩手県宮古市~新潟県村上市瀬波温泉)で宮城県仙台市から山形県新庄市へ乗車した山交バス特急48ライナーのことは分かっておりますが、その刈田郡蔵王町から仙台市方面へはバスはありますが、まず、路線バスとしてミヤコーバス(旧宮交仙南バス)永野線で刈田郡蔵王町から柴田郡村田町方面は土曜休日全便運休、更には同じく大河原遠刈田線で柴田郡大河原町へ行ったとしても、ここから先のミヤコーバス川崎線で宮城県道14号線を通って柴田郡川崎町方面も、時刻表上は接続が非常に悪く、そして高速仙台-村田・蔵王町線は途中柴田郡村田町にある村田インターチェンジからはE4東北自動車道を経由します。

 その上記の決断が成功して存続になるのか、失敗して規定上の終了になるのかが決まる重要な決断です。

 まずは白石市を8時50分に出るミヤコーバス(旧宮交仙南バス)遠刈田温泉経由白石遠刈田線で宮城県道12号線を通って刈田郡蔵王町遠刈田温泉へ移動しました。

 9時30分頃に刈田郡蔵王町遠刈田温泉に到着しました。

 しかし、刈田郡蔵王町遠刈田温泉から先、ミヤコーバス(旧宮交仙南バス)高速仙台-村田・蔵王町線は途中柴田郡村田町にある村田インターチェンジからE4東北自動車道に入るため、途中の柴田郡村田町で降りなければなりません。

 そのミヤコーバス(旧宮交仙南バス)高速仙台-村田・蔵王町線が9時41分に来たところで、そのバスをわずかなところで乗り逃してしまい、結局、仙台市方面を諦め、10時27分に出る土曜休日限定便でミヤコーバス(旧宮交仙南バス)アクティブリゾーツ経由白石遠刈田線で宮城県道12号線を通って刈田郡蔵王町蔵王山方面のバスに賭けるしかありませんでした。

 上記の選択が存続か、失敗して規定上の終了が決まる勝敗はこれで判明しました。

 定刻になり、10時27分発の土曜休日限定便でミヤコーバス(旧宮交仙南バス)アクティブリゾーツ経由白石遠刈田線で宮城県道12号線を通って刈田郡蔵王町蔵王山方面のバスに乗車、その蔵王山に11時20分に到着、ここから山交バス特急蔵王温泉経由の山形市方面のバスが13時00分発の1日1便のバスを待つことになりました。

 山形県に入り、山形市拠点のバスターミナルである山交ビルに14時30分に到着しました。

 山形市からは山交バスさんの便で、まずはイオンモール天童経由で天童市、東根市役所・村山駅前経由で山形新幹線さくらんぼ東根駅か村山市のどちらか、ここから宮城県仙台市から来る特急48ライナーで新庄市方面の途中で尾花沢市で下車、尾花沢市からは尾花沢市路線バス銀山線で銀山温泉に辿り着けられます。

 ちなみに尾花沢市の待合所から尾花沢市路線バス銀山線で銀山温泉の最終発車時刻は17時54分発です。

 山形市拠点のバスターミナルである山交ビルから山交バスイオンモール天童経由で天童市方面は15時00分発です。

 天童市に15時49分に到着、ここから山交バス東根市役所・村山駅前経由で村山市方面の先発時刻が18時00分発と2時間10分も待たなければならず、これでは田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バス乗り継ぎの旅Zが存続できるのか非常に絶望的な状況になってきました。

 結局、天童市から東根市までの約8.1キロメートルを歩くしかありませんでした。

 その山形新幹線さくらんぼ東根駅に17時26分に到着、ここから宮城県仙台市から来る山交バス特急48ライナー新庄市行きの途中、尾花沢市で下車する先発時刻が18時13分発です。

 ゴールの銀山温泉がある尾花沢市に18時51分に到着しました。

 尾花沢市から最後の一本、尾花沢市路線バス銀山線でゴールの銀山温泉の最終発車時刻の17時54分発が出てしまい、その他、銀山温泉に向かうバスは何もなく、結局、山形県尾花沢市で足止め=失敗

 そして、3回連続失敗に加えて通算成績負け越し、すなわち、勝率0.500を切りましたので、田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バス乗り継ぎの旅Zは規定上の終了決定となりました。

 田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バス乗り継ぎの旅Zの通算成績は9勝10敗(勝率0.474)、特別編を含めて10勝10敗(勝率0.500)という結果となりました。

 偶然ですが、太川陽介さんと蛭子能収さんのローカル路線バス乗り継ぎの旅最終回でもある第25弾は失敗、旅バラでのバス旅最終回は成功して有終の美を飾りましたが、その場所はいずれも山形県で、ローカル路線バス乗り継ぎの旅最終回でもある第25弾で失敗した東田川郡庄内町(旧東田川郡余目町)、旅バラでのバス旅最終回のゴール地点、尾花沢市銀山温泉でした。

 正に山形県がバス旅最終回に縁が深いような感じでした。

 

 今回の旅を総評としては、北関東(特に栃木県)、南東北(特に福島県と山形県)は路線バスの接続が非常に悪く、路線バスの乗り継ぎよりも路線バスの接続が悪い区間は徒歩移動の方が早いという印象が非常に見られました。

 これで田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バス乗り継ぎの旅Zは3回連続の失敗に加えて、通算成績で負け越し、すなわち、0.500未満となり、規定上の終了決定となりました。

 今回のマドンナの馬場典子さんは積極的に動いてくれる場面がいくつかありました。

 そのローカル路線バス乗り継ぎの旅Zはほとんどがマドンナが主導権を握っているような印象がかなり見受けられました。

 今回、明暗を分けたのは4つほどあり、一つ目は序盤の群馬県利根郡片品村役場のある鎌田から国道401号線を通って尾瀬を越えての福島県南会津郡檜枝岐(ひのえまた)村に向かうのか、国道120号線を通って栃木県日光市湯元温泉に向かうのか、福島県内では特に中通りの中核都市である郡山市と福島市で、その二つ目は郡山市から本宮市にかけて国道4号線(旧奥州街道)を通って郡山市日和田町を経由するのか、国道49号線を通って郡山市熱海町を経由するのか、三つ目は福島市から山形県に抜ける経路として、国道4号線(旧奥州街道)を通って伊達郡国見町役場のある藤田に向かって宮城県白石市~刈田郡蔵王町~柴田郡村田町~柴田郡川崎町~仙台市~山形県尾花沢市へと乗り継ぐのか、国道13号線を通って福島市飯坂温泉に向かって山形県米沢市~東置賜郡川西町~長井市~山形市~天童市~村山市~尾花沢市へと乗り継ぐのか、今回、勝敗を大きく分かれた四つ目の宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉から蔵王山を越えての山形市に向かうのか、刈田郡蔵王町から柴田郡村田町に向かうミヤコーバス永野線は土曜休日全便運休で、刈田郡蔵王町から柴田郡川崎町までの約11キロメートルを頑張って歩いて、ここから国道286号線を通って仙台市に向かうのかというところでした。

 私としては一番悔やまれたのは、最終盤で、刈田郡蔵王町から柴田郡川崎町までの約11キロメートルを頑張って歩いていたら、勝敗を分けるデッドラインである仙台市を15時15分に出る山交バス特急48ライナーに辿り着き、ゴールへの最終、尾花沢市路線バス銀山線の最終発車時刻の17時54分発に間に合いました。

 振り返ってみれば、念には念を押す聞き込みが不足していたこと、聞き込みをする前に呑気に食事を摂ってしまったことが田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バス乗り継ぎの旅Zが規定上の終了決定の要因となりました。

 特別編を含め、約5年9か月間でしたが、本当にお疲れさまでした。