流山セントラルパーク駅【千葉県】(つくばエクスプレス線。2021年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
千葉県流山市の中央部丘陵地に広がる新興住宅地に位置する「つくばエクスプレス線」の駅で、駅東側には流山市総合運動公園がある、
流山セントラルパーク駅 (ながれやませんとらるぱーくえき。Nagareyama-centralpark Station) です。
 
 
駅名  
流山セントラルパーク駅 (TX 11)
 
所在地  
千葉県流山市 
 
乗車可能路線・系統  
首都圏新都市鉄道:つくばエクスプレス  
(※) 正式な路線名称は「常磐新線」です。   
 
隣の駅  
秋葉原方……南流山駅  
つくば方……流山おおたかの森駅  
 
訪問・撮影時  
2021年6月
 
 

流山セントラルパーク駅は高架駅で、高架下1階に駅舎があります。
東西自由通路の北側に面して駅出入口があります。
駅外と駅舎内の間に段差はなく、バリアフリーに対応しています。
 
写真は東口です。西を望む。
西口へ抜ける東西自由通路の右側に駅舎・改札口があります。
また、東口にはロータリーを有する駅前広場が整備されていますが、東口を発着するバス路線はなく、タクシーも常駐していません。
 
 

東口駅前です。高架上のホームより東を望む。
駅前には複数のマンションがありますが、商店は少ないです。
駅から離れると住宅地ですが、畑や雑木林が残っており、開発途上といった感じです。
ロータリーの南側(写真右外)には東葛病院があり、駅のすぐ北側(写真左外)には暁星国際流山小学校があります。
そして、約300m北東には駅名のルーツと言える流山市総合運動公園があり、園内にある流山市民総合体育館はネーミングライツにより「キッコーマンアリーナ」の名称で運営しています。
尚、「流山セントラルパーク」という名の公園はありません。
 
 

こちらは西口です。北東を望む。訪問した印象では、東口より西口の方が賑やかでした。
西口にもロータリーを有する駅前広場が整備されていて、こちらにはバス停留所が設けられています。但し、西口にもタクシーは常駐していません。
 
 

西口駅前です。西を望む。後方に西口出入口があります。
こちら側も駅前には複数のマンションがありますが、商店は少ないです(東口側よりは多いですが)。
すぐ南(写真左外)にはホームセンター「ケーヨーデイツー」とスーパー「マミーマート」があります。
駅から離れると一部開発途上の区域があるものの、350mほど西へ進むと昭和時代に開発された「平和台」の住宅地が広がっています。
写真奥への幹線道路を道なりに西へ進むと、1.4kmほどで流鉄流山線流山駅に到達します。約1.6km西南西には流鉄の平和台駅もあります。両駅とも流山セントラルパーク駅から近いですが、この近さが特に流山駅の乗降客数減少に直結しています(平和台駅は影響が少ないです)。
また、流山駅前には流山市役所があります。
 
 

こちらは高架下にある流山セントラルパーク駅の出入口です。北を望む。
東西自由通路の北側に出入口があります。右が東口、左が西口です。奥に改札口があります。
後方高架下にはコンビニエンスストア「ファミリーマート」があります。
 
 

高架下1階にある改札口です。北を望む。
流山セントラルパーク駅の改札口はこの1ヶ所のみです。後方が出入口です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路あり、左から2番目が幅広通路です。右端にはカウンター形式の有人通路・窓口があります。
改札口の右後方には自動販売機コーナーがあり(売店跡かどうかは不明)、その右側に自動券売機(ICカードのチャージが可能)があります。改札内には自動精算機(ICチャージ可)があります。
改札内外のコンコースにはベンチがあり、改札外の左手には飲料自動販売機があります。
改札内コンコースにはトイレ・多機能トイレが設置されています。
2階にある各ホームとの間には階段・上下方向エスカレーター・エレベーターが設置されていて、バリアフリーに対応しています。
改札内に売店・コンビニはありません。
 
 

1番線に設置されている吊下式駅名標です。電照式と思われます。
赤地のシンプルなデザインで、駅ナンバリングも併記されています (TX 11)。
 
 

流山セントラルパーク駅は相対式ホーム2面2線の高架構造で、概ね南北方向にホームが延びています。
左ホーム(西)が1番線で下りつくば方面、右ホーム(東)が2番線で上り秋葉原方面です。
現在のホーム有効長は6両分ですが、将来は8両編成の列車を運行する計画で、ホームが8両分に延伸される予定です。
ホームドアが設置されています。ホーム幅は広くもなく狭くもなくといった感じで、中央部が広くなっています。階段部分やエレベーター部分も一定の幅が確保されています。
上屋はホームの端から端まで設置されています。
ホーム上にはベンチと飲料自動販売機が設置されています。
写真は1番線よりつくば方を望む。
 
 

2番線より秋葉原方を望む。
この先、右へカーブしながら下り勾配で東葛病院(左)とケーヨーデイツー・マミーマート(右)の間を走ります。やがて丘陵地のローカル風景の中を走るようになると高架区間から掘割区間になり、進路を南西に変えると地下トンネルに入ります。その後は左へカーブして住宅地の地下を走り、最後は右へカーブして市街地に入ると地下駅である南流山駅へと至ります。武蔵野線と乗換可能です。
 
 

1番線よりつくば方を望む。
この先、マンションなどが立ち並ぶ住宅地の中を高架区間のまま北上し、やがて開発中の区域に入ると右へカーブします。そして開発済みの住宅街の中へ入ると進路を北東に変え、やがて市街地に入ると東武アーバンパークラインとの乗換駅である流山おおたかの森駅へと至ります。
 
 
あとがき  
私が流山セントラルパーク駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車しました。まだ新しさが残る高架駅ですが、近隣の駅と比較して乗降客が少ない印象でした。それに比例してなのか、駅前も商店が少なく、住宅は増加しているものの畑や雑木林が残っており、まだまだこれからの街といった印象でした。
 
新宿駅からですと最初に中央・総武緩行線の千葉方面行きで秋葉原駅まで行きます。手前の御茶ノ水駅までは中央線快速に乗ってもOKです。そして秋葉原駅でつくばエクスプレス線の普通列車に乗車して当駅下車です(普通しか停車しません)。快速・区間快速・通勤快速に乗ってしまった場合は手前の南流山駅で普通にお乗り換え下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅へ。上野東京ライン経由の常磐線列車(特急は不可)に乗り換えて北千住駅まで行き、つくばエクスプレス線・下りつくば方面の普通列車に乗車して当駅下車です(快速などに乗ってしまった場合は南流山駅で普通に乗換)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅高架下にコンビニがあり、西口の南西側にスーパー「マミーマート」があるものの、駅前に気軽に入れる飲食店はありません。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。つくばエクスプレス線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は流山セントラルパーク駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:首都圏新都市鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)