新御茶ノ水駅【東京都】(東京メトロ千代田線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
東京都千代田区北東部、多くの大学が立地する神田駿河台からスポーツ用品店が立ち並ぶ神田小川町に跨って位置する東京メトロ千代田線の駅で、都営新宿線(小川町駅)、東京メトロ丸ノ内線(淡路町駅)をはじめJR中央線快速・中央総武緩行線(御茶ノ水駅)とも乗換可能な
新御茶ノ水駅 (しんおちゃのみずえき。Shin-ochanomizu Station) です。
 
 
駅名
新御茶ノ水駅 (C 12)
 
所在地
東京都千代田区
 
乗車可能路線
東京メトロ:千代田線 
 
隣の駅
代々木上原方……大手町駅
綾瀬方……………湯島駅 
 
乗換可能駅
東京都交通局:新宿線【都営新宿線】……小川町駅まで徒歩7分
東京メトロ:丸ノ内線……淡路町駅まで徒歩12分
JR東日本:中央線快速、中央・総武緩行線(三鷹方面千葉方面)……御茶ノ水駅まで徒歩10分
(※) 丸ノ内線の御茶ノ水駅は徒歩圏内 (14分) にありますが、乗換駅に指定されていません。
 
訪問・撮影時
2019年12月
 
 

新御茶ノ水駅の北西端の出入口であるB1出入口です。東を望む。
JR線・御茶ノ水駅の東口に相当する聖橋口駅舎(写真左外)の南側、複合高層ビル「新御茶の水ビルディング」の敷地北側にB1出入口があります。
階段のみの出入口ですが、「新御茶の水ビルディング」のエレベーターを利用する事でバリアフリーに対応しています。
「新御茶の水ビルディング」の地下1階~地上2階と21階には商業施設「お茶の水サンクレール」が入居しており、地下1階フロアは新御茶ノ水駅聖橋方面改札と繋がっています。
右側に少し写っているビルが「新御茶の水ビルディング」で、正面左側の高層ビルはB2出入口のある「御茶ノ水ソラシティ」です。
「御茶ノ水ソラシティ」地下1階には商業エリアがあり、新御茶ノ水駅聖橋方面改札と繋がっています。
尚、新御茶ノ水駅と御茶ノ水駅の間に地下通路はなく、乗換の際は地上連絡となります。雨天時は注意が必要です。
そして、新御茶ノ水駅には駅前広場がありません。路線バスは南の靖国通り沿い(小川町駅前)や北西の外堀通り沿い(丸ノ内線・御茶ノ水駅前)に設けられています。
 
 

聖橋交差点より西を望む。
左(南)~右(北)の道路は本郷通り(都道403号線)で、右側にJR線と神田川を渡る「聖橋」があり、左側は小川町交差点方面です。
交差点先の左側にB1出入口が、右側にJR線・御茶ノ水駅の聖橋口があります。尚、聖橋口は駅改良工事のため現在は仮設駅舎になっています。B1出入口と聖橋口の間には細い道路があり、乗換には信号機付きの横断歩道を通る必要があります。
B1出入口の左側には「新御茶の水ビルディング」があります。
そして後方の「御茶ノ水ソラシティ」敷地内にはB2出入口(階段・EV併設)があります。
B1出入口より西(奥)へ向けてはJR線・御茶ノ水駅聖橋口駅前の市街地で、飲食店などの商店が多く立地しています。
ちなみに千代田線はこの付近で約100m東(後方)を南北方向に通っており、B1・B2出入口は利便性を高めるためJR線・御茶ノ水駅に近い位置に設置されました。その結果、出入口からホームまでの距離が長くなっています。
 
 

聖橋より南を望む。聖橋では神田川とJR線を渡ります。
手前(北)~奥(南)の道路は本郷通りで、少し先に聖橋交差点があります。右側にJR線・御茶ノ水駅の聖橋口(手前)と新御茶ノ水駅のB1出入口(前方)があり、B1出入口のバックには「新御茶の水ビルディング」があります。
交差点先の左側にはB2出入口と「御茶ノ水ソラシティ」があります。その先は下り坂になり、右手に「ニコライ堂」を見て右へカーブして小川町交差点へと向かいます。
小川町交差点にかけての本郷通り沿いはオフィス街ですが、日本大学理工学部や中央大学駿河台記念館もあります。
 
 

聖橋交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は本郷通りで、交差点先にJR線と神田川を渡る「聖橋」があります。
交差点の南西角(左後方)にB1は出入口と「新御茶の水ビルディング」が、南東角(右後方)にはB2出入口と「御茶ノ水ソラシティ」があります。
そして交差点の北西角(左前方)にはJR線・御茶ノ水駅の聖橋口が、北東角(右写真外)にはJR線・御茶ノ水駅の臨時出口があります。
聖橋の先は文京区湯島地区で、右には湯島聖堂があり、左のビル群は東京医科歯科大学と東京医科歯科大学医学部附属病院・東京医科歯科大学歯学部附属病院で、その南側の外堀通り沿いに丸ノ内線・御茶ノ水駅があります。
そして湯島聖堂の先には年始によくニュースで出てくる神田明神があります。
また、駅の北側は市街地ですが商店は少なく、マンションなどの住宅も見られます。
 
 

こちらはB2出入口前より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は本郷通りで、後方に聖橋交差点があります。
左側にB2出入口があり、通りの反対側にB1出入口があります。
B2出入口の左側には「御茶ノ水ソラシティ」があり、その奥に見えるのは複合施設「ワテラス」の高層ビル「WATWRRAS TOWER」です。以前「Googleマップ」に地図データを提供していた「ゼンリン」の東京本社があります。「御茶ノ水ソラシティ」と「ワテラス」は連絡通路で繋がっています。
前述の通り、本郷通りはこの先で下り坂になり、右前方に見える「ニコライ堂」前で右へカーブします。カーブを過ぎると千代田線が地下を走るようになり、その地点に新御茶ノ水駅があります。
また、「御茶ノ水ソラシティ」南側から「ワテラス」の北側を通り東へ下る坂道がありますが、この坂道の名称は「幽霊坂」です。後述の「ニコライ堂」北側を西へ登る坂道「紅梅坂」も以前は「幽霊坂」だったようで、本郷通りができた事により「幽霊坂」が分断されたようで、西側は「紅梅坂」と名付けられました。
 
 

坂の途中にある「ニコライ堂」前にて。西を望む。
左右方向の道路は本郷通りで、左側にかけての地下に新御茶ノ水駅があります。
右(北)がJR線・御茶ノ水駅方面(B1・B2出入口)、左(南)が都営新宿線・小川町駅方面(B3~B7出入口)です。
「ニコライ堂」は正式名称が「東京復活大聖堂」で、キリスト教・正教会の大聖堂です。自治正教会である日本ハリストス正教会(日本正教会)の中心であり、全日本の府主教座・東京大主教座聖堂です(Wikipediaの本文を引用)。
明治時代の1891年に竣工しましたが、1923年の関東大震災で大破し、1927年~1929年に修復されました。戦災は免れましたが、老朽化により1990年代~2000年代に再び修復され、現在に至ります。
 
 

新御茶ノ水駅の北口に相当する聖橋方面改札です。南を望む。地下にあります(階層は不明)。B1・B2出入口からしかアクセスできません。
右手にB1出入口(階段のみ)と「新御茶の水ビルディング」地下1階への連絡口(地上へのEVあり)が、左手にB2出入口(階段・EVあり)と「御茶ノ水ソラシティ」地下1階への連絡口(地上への上下方向ES・EVあり)が、それぞれ設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が正面方向と左方向の2方向に設置されていて、正面方向の一番左と左方向の右端は幅広通路です。正面方向の左端と左方向の幅広通路右側には窓口があります。
正面方向改札口の後方には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札を入って右側にあります。改札外にも「御茶ノ水ソラシティ」地下1階にトイレ・多機能トイレが、「新御茶の水ビルディング」地下1階に通常のトイレ(多機能トイレの有無は不明)があります。
そして改札の先には地下2階ながら深い位置にあるホームとを結ぶ上下方向エスカレーター(途中に踊り場あり)とエレベーターが設置されています。
尚、改札外コンコースに売店、コンビニはありませんが、ホームに売店があります。改札外は「御茶ノ水ソラシティ」地下1階にコンビニがあります。
また、聖橋方面改札外コンコースと、後述の小川町交差点方面改札外コンコースは繋がっていません。
 
 

こちらは本郷通り西側・駿河台の坂の途中に立地する「三井住友海上駿河台ビル」の敷地内にあるB3b出入口です。西を望む。
右側に写っているのが「三井住友海上駿河台ビル」で、文字通り三井住友海上火災保険の本社が入居しています。
B3~B7の各入口は小川町交差点方面改札に通じており、地下通路経由で都営新宿線・小川町駅と丸ノ内線・淡路町駅へ行く事が可能です。
このB3b出入口は階段・上下方向ES・EVの設備がありますが、EVは途中の踊り場連絡通路までで、車いすで改札階(地下1階)まで行くには本郷通り東側にあるエレベーター専用のB3a出入口へお回り下さい。
 
 

駿河台交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は本郷通りで、地下に新御茶ノ水駅があります。
交差点の左側・「三井住友海上駿河台ビル」前にB3b出入口があり、交差点の右後方のビル「新御茶ノ水アーバントリニティ」1階にA3a出入口(EV専用)が、さらに南の本郷通り沿い、連合会館前に階段のみのB3出入口があります。
この先、本郷通りは上り坂になり、右前方に見える「御茶ノ水ソラシティ」の手前で左に「ニコライ堂」を見ながら左へカーブしてB1・B2出入口やJR線・御茶ノ水駅のある聖橋へと至ります。
本郷通り沿いはオフィスビルが立ち並んでいますが、「ニコライ堂」の手前には日本大学の理工学部などがあります。
また、神田駿河台には日本大学や明治大学をはじめ、中央大学駿河台記念館や駿台予備学校があります。
西側の駿河台周辺には大学が多い事から、1960年代にはフランス・パリの学生街「カルチェ・ラタン」にちなみ「日本のカルチェ・ラタン(カルチエ・ラタン)」「神田カルチェ・ラタン(カルチエ・ラタン)」とも呼ばれていました。
そして東側の神田淡路町エリアもオフィス街ですが、商店や住宅が混在しています。
 
 

駿河台交差点より南を望む。
左手前(北)~奥(南)の道路は本郷通りで、後方地下に新御茶ノ水駅があります。
交差点左側のビル「新御茶ノ水アーバントリニティ」1階にA3a出入口(EV専用)が、左前方の本郷通り沿いにB3出入口があります。そして右後方の「三井住友海上駿河台ビル」前にB3b出入口があります。
この先の本郷通りは下り坂が続き、坂を下り切ると小川町交差点です。
駿河台交差点から小川町交差点にかけての本郷通沿いにはオフィスビルが建ち並んでいて、マンションが点在しています。ビル1階などには一定数の商店が見られます。
本郷通りから東西に離れてもオフィス街が広がっていますが、ニコライ堂方面より飲食店などの商店が多く見られ、住宅も見られます。
 
 

小川町交差点北東角に位置するB4出入口です。西を望む。B4出入口の先に小川町交差点があります。
B4出入口からは新御茶ノ水と小川町駅を利用可能で、丸ノ内線の淡路町駅にも行けますが遠回りになります。
見てお分かりかと思いますが、東京メトロ管理の出入口です。小川町交差点の周囲にある出入口は交差点の南東角靖国通り沿いにある都営管理のA6エレベーター出入口を除き全て階段のみの出入口です。
左奥(南)~右(北)の道路は本郷通りで地下を千代田線が通っており、右側の地下に新御茶ノ水駅があります。
左手前(東)~右奥(西)の道路は靖国通り(都道302号)で、地下を都営新宿線が通っていて、後方地下に小川町駅があります。
交差点の先、北西角の靖国通り沿い(写真右奥)にB5出入口が、交差点南側・本郷通り沿い(写真左奥)の東側(左)にB6出入口、本郷通り西側(右)にB7出入口が、それぞれ設置されています(全て階段のみ)。
交差点から西側にかけての靖国通り沿いは、「神田小川町スポーツ用品店街」として、スポーツ用品店が林立しています。靖国通り沿いなど周辺一帯は飲食店などの商店も多く、楽器店も多く見られます。約400m先の駿河台下交差点を過ぎると「本の街」・神田神保町へと入り、書店や古書店が軒を連ねています。小川町交差点から神保町駅のある神保町交差点まで約700mです。
 
 

小川町交差点北西角に位置するB5出入口です。東を望む。B5出入口の先に小川町交差点があります。
左(北)~右(南)の道路は本郷通りで地下を千代田線が通っており、左側の地下に新御茶ノ水駅があります。
右手前(西)~奥(東)の道路は靖国通りで、地下を都営新宿線が通っていて、前方地下に小川町駅があります。
交差点の先、北東角・靖国通り沿い(写真奥)に前述のB4出入口が、南東角・靖国通り沿い(写真右奥)にEV併設のA6出入口(都営管理)が、交差点南側・本郷通り沿い(写真右外)の東側にB6出入口、本郷通り西側にB7出入口が、それぞれ設置されています。
小川町交差点から東側にかけての靖国通り沿いにはオフィスビルが立ち並んでいますが、1階部分には商店が多いです。路地裏には飲食店やマンションも見られます。
そして靖国通りを220mほど進むと淡路町交差点に到達し、南北方向に延びる外堀通り地下に丸ノ内線・淡路町駅があります。
新御茶ノ水駅と淡路町駅は同一駅扱いで、都営新宿線・小川町駅の改札外コンコース(地下通路)を経由して地上に出ずに移動可能です(但し、バリアフリー非対応なので、車いすで乗換の際は地上連絡となります)。
 
 

小川町交差点より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は本郷通りで、地下を千代田線が通っており、後方地下に新御茶ノ水駅があります。
左(東)~右(西)の道路は靖国通りで、地下を都営新宿線が通っていて左側地下に小川町駅があります。
北東角(左後方)の靖国通り沿いにB4出入口が、北西角(右後方)の靖国通り沿いにB5出入口があり、南東角の靖国通り沿い(左写真外)にEV併設のA6出入口(都営管理)、本郷通り沿い(左前方)にB6出入口が、南西角の本郷通り沿い(右前方)にB7出入口があります。
交差点の先は平坦になり、本郷通り沿いにはオフィスビルが立ち並んでいます。商店は少ないです。
周囲一帯がオフィス街になっていますが、東西へ分かれる路地を入るとマンションも見られます。
交差点の南西約500mには錦城学園高等学校と正則学園高等学校があります。
そして本郷通りを600mほど南下して日本橋川を神田橋で渡るとビジネス街・大手町エリアへと入ります。千代田線など地下鉄5路線が集まる大手町駅もあります。
 
 

小川町交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は本郷通りで、地下を千代田線が通っており、前方地下に新御茶ノ水駅があります。
左(西)~右(東)の道路は靖国通りで、地下を都営新宿線が通っていて右側地下に小川町駅があります。
南西角(左後方)の本郷通り沿いにB4出入口が、南東角(右後方)の本郷通り沿いにB6出入口が、靖国通り沿いにEV併設のA6出入口(都営管理)があり、北西角(左前方)の靖国通り沿いにB5出入口が、北東角(右前方)の靖国通り沿いにB4出入口があります。
交差点の先、本郷通りは約600m北に位置するJR線・御茶ノ水駅東側の聖橋に向かい上り坂が続きます。沿道にはオフィスビルが立ち並んでいて、少ないながらマンションも見られます。商店も一定数見られますが、多くはないです。
本郷通りから東西に離れてもオフィス街が広がっていますが、飲食店も見られます。交差点の北西側エリアには楽器店やスポーツ用品店も多く見られます。
 
 

新御茶ノ水駅の南口に相当する小川町交差点方面改札です。北を望む。地下1階にあります。
B3~B7出入口と小川町駅・淡路町駅のA4~A7出入口からアクセス可能です。
後方(南)にはB4~B7出入口、小川町駅、A4~A7出入口(A6はEV併設)、淡路町駅に通じる地下通路が延びています。
右前方にはエレベーター専用のB3a出入口への通路とB3出入口、B3b出入口へ向かう階段があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右から3番目は幅広通路です。左端には窓口があります。
改札口の左手前には自動券売機、定期券うりば、駅事務室があります。トイレ・多機能トイレは改札を入って左側にあります。
そして改札の先には地下2階にあるホームとを結ぶ上下方向エスカレーターと階段(車いす昇降機併設)が設置されていますが、エレベーターはありません。
尚、小川町交差点方面改札の改札外コンコースには売店、コンビニがありませんが、ホームに売店があります。
また、小川町交差点方面改札外コンコースと、後述の聖橋方面改札外コンコースは繋がっていません。
小川町駅や淡路町駅とも改札内では繋がっていません(改札外連絡となります)。
 
 

2番線の側壁に設置されている駅名標です。電照式です。
横長のタイプで、千代田線のラインカラー(グリーン)は駅番号を囲む「○」と背後側壁の帯で使用されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (C 12)。

こちらは仮名併記のタイプですが、ローマ字併記のタイプもあります。
 
 

新御茶ノ水駅は島式ホーム1面2線の構造で、南南西方向~北北東方向にホームが延びています。
地下2階にありますが、北に向かって標高が上がる地形の関係で代々木上原方(前方)は比較的浅いものの綾瀬方(後方)は相当深くなります。
左(東)が1番線で代々木上原方面、右(西)が2番線で綾瀬方面です。
10両対応で、ホームドアが設置されています。ホーム幅は比較的広いですが、乗り場付近には柱が列をなしており、構造上仕方がありませんがスムーズな乗降の妨げになっています。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機、係員詰所(ボックスタイプ)、係員よびだしインターホンが設置されています。
小川町交差点方面改札へ向かう通路沿いには売店「METRO'S」もあります(平日6:30~21:00のみ営業)。
写真は代々木上原方を望む。
 
 

こちらは綾瀬方を望む。ホームの代々木上原方(手前側)は若干カーブしています。
側壁ですが、1997年から2001年まで改装工事が行われ、1番線側(右)と2番線側(左)の壁面を明るい黄色にするとともに月の和名と二十四節気のモザイク壁画が設置されました。1番線側にはカレンダーの日付も壁画間に設置されています(Wikipediaの本文を引用)。
代々木上原方のホーム端(後方)には小川町交差点方面改札への階段等が、綾瀬方のホーム端(前方)には聖橋方面改札への階段等が、それぞれ設置されています。
発車メロディーは、1番線が「モザイク」、2番線が「すばらしき出会い」です。
 
 

代々木上原方を望む。
ホーム端の先に小川町交差点方面改札(都営新宿線・小川町駅、丸ノ内線・淡路町駅方面)とを結ぶ階段(車いす昇降機併設)・上下方向エスカレーターがあります。
そしてホーム(後方)と階段(前方)を結ぶ通路沿いには売店「METRO'S」があります(平日6:30~21:00のみ営業。土日祝は休業)。
 
代々木上原方はこの先、左へ右へカーブして小川町交差点を通過し、都営新宿線と交差します(こちらが上層)。その後は本郷通りをほぼ一直線に南下して、日本橋川をくぐると程なくして大手町駅へと至ります。丸ノ内線、東西線、半蔵門線、都営三田線と乗換可能ですが、丸ノ内線との乗換は時間がかかりますので要注意です(新御茶ノ水駅~淡路町駅よりは短時間で改札を出ずに乗換できます。車いすは改札外乗換(地下通路連絡)となります)。
 
 

綾瀬方を望む。
ホーム端に聖橋方面改札(JR中央線快速、中央・総武緩行線の御茶ノ水駅方面)とを結ぶ階段・上下方向ESが、さらに先に聖橋方面改札とを結ぶ階段・EVがあります。階段とESは踊り場を経由し、それより先は上下方向ESのみとなります。
 
綾瀬方はこの先、本郷通り地下を離れて「御茶ノ水ソラシティ」の直下を北北東へ走り、JR中央線・総武線と丸ノ内線をくぐってから神田川もくぐり抜けます。その後は湯島聖堂や神田明神の東側に広がる市街地直下を北北東へ走りますが、国道17号と交差する辺りで一時的に文京区域を通ります。その後は左へカーブして、銀座線・末広町駅西側に位置する妻恋坂交差点から先は都道452号の地下を北上するようになり、文京区へ入ると程なくして湯島駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が新御茶ノ水駅で下車(乗車)したのは意外にも2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は深い位置にあり、特に聖橋方面改札側の出入口とホームの間は移動に時間を要します。また、聖橋方面改札と小川町交差点方面改札は距離が離れており、駅前だけで見ると全く別の駅の様相を呈していました。
 
新宿駅からですと中央線快速に乗車して御茶ノ水駅で下車すぐです。東京メトロ線のみでアクセスされる場合は丸ノ内線で国会議事堂前駅まで行き、千代田線綾瀬方面に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅まで行き、中央線快速に乗り換えて御茶ノ水駅下車すぐです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、ホームに売店があり(平日のみ営業)、駅近くにコンビニが複数あります。また、飲食店は南北に分散していますがそれぞれチェーン店を含めて一定数の店舗があります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東京メトロ千代田線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は新御茶ノ水駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京メトロのHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)