東姫路駅【兵庫県】(山陽本線【JR神戸線】。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
兵庫県姫路市の、市川に近い中心市街地東部の再開発区域に2016年に開業した山陽本線【JR神戸線】の新駅、
東姫路駅 (ひがしひめじえき。Higashi-Himeji Station) です。
 
 
駅名
東姫路駅 (JR-A 84)
 
所在地
兵庫県姫路市
 
乗車可能路線
JR西日本:山陽本線【愛称:JR神戸線】 
 
隣の駅
神戸方……御着駅  
門司方……姫路駅  
 
訪問・撮影時
2019年5月
 
 

東姫路駅は高架駅で、高架橋の北側に駅舎があります。

高架駅ですが、南側からは直接出入りできません。
中央に改札口があります。左側が駅舎で、右側は駐輪場です。
また、駅前広場が整備されていて、東側には小さなロータリーがあります。
 
 

駅前の様子です。北側を望む。
駅前の再開発エリアにはドラッグストア、診療所、ホームセンターがあり、西側には「ものづくり大学校」があります。
駅周辺は住宅街で、駅近くには真新しい集合住宅が見られます。ちなみに商店は少ないです。
また、駅南側も住宅地ですが、現在は区画整理事業中で、開発途上です。
 
 

改札口の様子です。
有人駅ですが、駅員不在の時間帯があるようで、改札内外にインターホンがあります。
交通系ICカード『ICOCA』などに対応の自動改札機が3通路あり、左端に窓口とインターホンがあります。
改札口の左手前には自動券売機があります。
尚、東姫路駅には『みどりの窓口』がなく、代わりにオペレーターと通話可能な券売機『みどりの券売機プラス』が設置されています。
トイレ、多機能トイレは改札外の駐輪場建屋(写真右)にあります。
改札口の手前にはベンチが設置されています。
また、高架にある各ホームとの間は階段、エレベーターで結ばれています。
 
 

吊下式の駅名標です。
JR西日本の標準デザインで、横長のタイプです。
下部はJR神戸線のラインカラー(青=JR西日本のコーポレートカラー)になっています。
尚、この駅名標には駅ナンバリング表示がありません。柱などに取り付けられている縦型の駅名標には表記されています (JR-A 84)。
 
 

東姫路駅は相対式ホーム2面2線の高架構造で、12両対応です。
左が1番のりば(上り加古川・神戸方面)、右が2番のりば(下り姫路・門司方面)です。2番のりばの右(左)には山陽新幹線の高架橋が並走しています。
各ホームとも上屋は門司方(手前)の6両分にのみ設置されています。門司方には地平の改札階とを結ぶ階段とエレベーターがあります。
そして各ホームにはベンチが設置されていて、線路への落下リスク低減のため椅子の向きが枕木方向になっています。
写真は神戸方を望む。
 
 

神戸方を望む。
この先、すぐに市川を渡ります。右(南)には山陽新幹線が並走しています。市川を渡り終えると地平区間になり、引き続き山陽新幹線と並走しながら右手に新幹線の保線基地を見て郊外風景の中を南東へ走り、御着駅へと至ります。
 
 

門司方を望む。
この先、左(南)を走る山陽新幹線と高架区間で並走し、右手に再開発区域を見て西へ走ります。やがて播但線が右から寄り添い、市街地に入ると姫路駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が東姫路駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は真新しい高架駅でしたが、駅前は閑散としていて人通りはまばらでした。神戸・大阪方面へ向かう際は自転車でもアクセスできる姫路駅から新快速、という人が多いかもしれません。
 
東京からですと東海道・山陽新幹線で姫路駅まで行き、JR神戸線の神戸方面の普通列車に乗り1駅目で下車です。昼間帯の普通列車は毎時2本と少ないのでご注意下さい。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですとJR神戸線の下り新快速で加古川駅まで行き、姫路方面行きの普通列車に乗り換えて当駅下車です。やはり昼間帯の普通列車が毎時2本なので、普通と接続しない新快速もあります。ご注意下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、市街地ながら駅前にはコンビニ、スーパー、気軽に入れる飲食店がありません。最寄りのコンビニでも駅から約550m西のセブンイレブンで、近くありません。必ず事前に用意しておいて下さい。
 
東京からの到達難易度はやや高いですが、JR神戸線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は東姫路駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)