武蔵小杉駅【神奈川県】(南武線、横須賀線、湘南新宿ライン。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、神奈川県川崎市中原区にある南武線と横須賀線、湘南新宿ライン線の駅で、
横須賀線、湘南新宿ラインの駅が開業に伴い駅前が飛躍的に発展していて人気も高いと言われている
武蔵小杉駅 (むさしこすぎえき。Musashi-Kosugi Station) です。

 

尚、今後は埼京線~相鉄の直通列車も当駅の横須賀線ホームへ乗り入れる予定です(2019年11月30日開始予定)。

 

 

駅名

武蔵小杉駅 (スリーレターコード:MKG)

 

所在地

神奈川県川崎市中原区

 

乗車可能路線・系統  
JR東日本:南武線、(横須賀線)、(湘南新宿ライン)、(相鉄・JR直通線)

(※) 横須賀線と湘南新宿ラインが走行する線路は、正式には東海道本線支線(通称:品鶴線)。

 

 

隣の駅

南武線 (JN 07)

川崎方……向河原駅  
立川方……武蔵中原駅  

  

横須賀線 (JO 15)     

久里浜方……新川崎駅   

東京方………西大井駅 (東京都)    

 

湘南新宿ライン (JS 15)     

小田原方・逗子方……新川崎駅   

新宿方・大宮方………西大井駅 (東京都)    

 

相鉄・JR直通線 (JS 15)

羽沢横浜国大方・海老名方……羽沢横浜国大駅

新宿方……………………………西大井駅 (東京都)    

 

乗換可能駅

路線名      駅名
東京急行電鉄:東横線目黒線      武蔵小杉駅まで南武線口より徒歩3分

 
訪問・撮影時

2018年9月、2019年12月  

 

 

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南武線側にある北口駅舎です。従来からある駅舎です。
橋上駅舎を有していて、南武線の北側と南側に出入口があります(西口と東口)。
橋上駅舎は自由通路を兼ねています。東急駅へは橋上駅舎南側から連絡通路が通じています。

 

 

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北口駅前の様子です。バスターミナルやタクシー乗り場などを有する駅前広場が整備されています。
北口側の駅前は以前より発展していたため、やや雑然とした印象ですが、こちら側も再開発でタワーマンションが数棟建っています。

 

 

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北改札(南武線口)の様子です。
乗降客や東急との乗換客が多いため、多数の『Suica』対応の自動改札機が設置されています。
いちばん右側は有人改札で、手前側に『みどりの窓口』と自動券売機があります。
また、改札外と改札内にJR東日本系のコンビニ「ニューデイズ」があり、トイレは改札内にあります。

 

 

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横須賀線側にある新南口です。横須賀線にホームが新設された2010年に設置されました。
駅舎は横須賀線ホームの高架下にあります。横須賀線の手前には東海道新幹線の高架橋があります。
新南口は南武線の東口(北改札)から約450m南東方にあり、同じ駅なのに相当な距離があります。
また、新南口から東へ約450mの場所に南武線の向河原駅があり、新南口近くから南武線で川崎方面へ向かう場合は向河原駅利用が便利かつ割安なケースもあります。

 

 

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新南口駅前の様子です。小規模な駅前広場が整備されています。
再開発によりタワーマンションが林立しています。北口と比較して整然とした街並みといった印象ですが、実は以前に当地に多くあった工場の跡地をそれぞれ個別に民間ディベロッパーが開発したそうで、街全体としては計画的でない一面もあるようです。
横須賀線ホームができた事で品川、東京駅方面をはじめ、同じ線路を走る湘南新宿ラインで新宿など山手線西側の主要駅と直結されて利便性が大幅に向上し、住みたい町として武蔵小杉の人気が高くなっています。多数のタワーマンションも横須賀線ホーム新設と密接にリンクしていると言えます。

 

 

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新南口改札(横須賀線口)の様子です。
高架下にあり、やや手狭な印象です。柱に隠れて見えませんが、いちばん右側は有人改札です。
改札を通ると横須賀線ホームへ上がる階段、エスカレーター、エレベーターがあり、また高架下には南武線ホームへ向かう通路が伸びています。
尚、新南口側には『みどりの窓口』はありません。トイレは改札内にあります。
前述のように改札口のキャパシティーが小さいため、平日朝ラッシュ時は通勤客が殺到して入場制限になるケースが多いです。
そのため、新南口改札の反対側(写真手前側)に入場専用臨時改札(ICカードのみ2通路)と上りエスカレーター1基を新設して、2018年春に運用開始しています。臨時改札の営業時間は平日7:00~9:00です。

 

 

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南武線の駅名標です。電照式です。
デザインはJR東日本の標準タイプで、南武線のラインカラーと駅ナンバリング (JN 07) も併記されています。
また、2系統以上が乗り入れている主要駅なので、スリーレターコードも併記されています (MKG)。

 

 

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南武線は相対式ホーム2面2線、6両対応の地平構造で、右側が1番線で上り・川崎方面、左側が2番線で下り・立川方面です。
ホーム中央部で東急東横線と目黒線をアンダークロスしていて、その向こう側には橋上駅舎がホームと線路を覆っています。
写真は立川方を望む。

 

 

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南武線の立川方を望む。この先、高架区間となって車両基地のある武蔵中原駅へと至ります。

 

 

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南武線の川崎方を望む。
この先、東海道新幹線と横須賀線をアンダークロスした後、右へカーブして向河原駅へと至ります、
また、各ホーム終端部は横須賀線ホームへの連絡通路につながっていて、連絡通路は跨線橋や地下道などで構成されています。

 

 

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南武線ホームと横須賀線ホームを結ぶ連絡通路は全長300mほどあり、途中には動くスロープも複数基設置されています。
写真は地下通路から南武線ホームへ向かう動くスロープです。

 

 

こちらは横須賀線ホームにある横須賀線、湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線の駅名標です。電照式です。
デザインはJR東日本の標準タイプで、駅名の下の矢印部分は横須賀線と湘南新宿ラインのラインカラーが表示されています。

相鉄・JR直通線方面は矢印の色が違っています。
駅ナンバリングはそれぞれの系統のラインカラーに囲まれていて、横須賀線は (JO 15)、湘南新宿ラインと相鉄・JR直通線は (JS 15)です。
こちらにもスリーレターコードが併記されています (MKG)。

2019年12月撮影。

 

 

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こちらは相鉄・JR直通線開業前の駅名標です。
以前もJR東日本の標準タイプで、駅名の下の矢印部分は横須賀線のみのラインカラーが表示されていました。

 

 

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横須賀線ホームは島式ホーム1面2線の高架構造で、15両対応です。ホームはカーブしています。
横須賀線列車、湘南新宿ライン列車の他に、特急『成田エクスプレス』も停車します。将来は相鉄~埼京線の直通列車も発着予定です。
左側が3番線で下り久里浜・小田原方面、右側が4番線で上り東京駅・新宿方面です。
4番線の右側には東海道新幹線が並行しています。
尚、ホームが狭く、ラッシュ時は乗降客が殺到するため、3番線の左側(東側)に下りホームを新設して横須賀線ホームを単式ホーム2面2線に増強し(現在のホームは上り線専用に変更)、南武線北側に新改札口を設置する計画があり、2023年度の供用を目指して工事を行う予定です。
写真は久里浜・小田原方を望む。

 

 

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横須賀線の東京方・新宿方を望む。
この先、東海道新幹線と並行して右へカーブして、多摩川を渡って東京都へと入り、西大井駅を目指しますが、西大井駅までの営業キロが6.4kmもあり、東京圏の電車特定区間内の駅間距離としては最長で、唯一6kmを超えます。

 

 

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横須賀線の久里浜方・小田原方を望む。
この先すぐに東海道新幹線が右へカーブして分かれます。横須賀線は地平区間になり(上り線は一部高架区間あり)、右手に新鶴見信号場を見て走り、新川崎駅へと至ります。
また、当駅付近では地下を走っている武蔵野南線のトンネル出口が当駅の少し先、新鶴見信号場の北端部にあります。

 

 

あとがき

私がJRの武蔵小杉駅で下車したのは(駅の外へ出たのは)、2010年に2度、そして2018年の計3度です。2010年の1度目は横須賀線ホームが完成してすぐに訪問しました。2010年の2度目は南武線から東急線に乗り換えるために下車しました。そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車してみました。また、横須賀線ホームが拡幅される予定で、それまでに一度記録しておこうとも思いました。駅前の特に横須賀線口側には多くのタワーマンションが建ち並び、圧巻の光景でした。
 
新宿からですと湘南新宿ラインの特別快速、快速、普通のいずれかに乗車し、当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り、一度車窓から武蔵小杉駅を見てから品川駅で下車。横須賀線の久里浜方面行きに乗り換えて当駅下車です。尚、武蔵小杉駅は東京都区内の駅ではないので、東京都区内までの乗車券ですと乗り越し精算が必要となるので注意が必要です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。

 

食料・飲料について、駅前の特に北口側にコンビニや飲食店が複数あります。事前に用意しなくても大丈夫ですが、新南口側には店舗が少なく、東急駅前まで移動する必要があるのでご注意を。

 

大阪からの到達難易度もそう高くありません。南武線、横須賀線、湘南新宿ラインを乗り鉄の際はぜひ一度武蔵小杉駅でも途中下車されてみて下さい!

 

(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)