直方駅にて。400形気動車です。
今回は、かつては石炭輸送で賑わっていた福岡県筑豊地方の路線で、現在は第三セクター化されたものの当時の名残で全線で複線を維持しているローカル線、
平成筑豊鉄道伊田線を紹介します。
平成筑豊鉄道伊田線を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
平成筑豊鉄道:伊田線 | 直方~田川伊田 | 16.1km | 全線複線・非電化。軌間1,067mm |
踏破達成時 | 2003年11月 |
撮影時 | 2012年6月ほか |
起点の直方駅は頭端式ホーム1面2線の構造で、改札は東口側の1階にあります。
ちなみにJRの駅は橋上駅舎になっていて、乗換の際は一旦東口の外側へ出る必要があります。
ちなみにJRの駅は橋上駅舎になっていて、乗換の際は一旦東口の外側へ出る必要があります。
直方を発車すると市街地の中を筑豊本線【福北ゆたか線】と並走して複々線の形で南へ進み、やがて右へカーブすると南直方御殿口に着きます。
その後は住宅地を走り、左へカーブすると筑豊本線と分かれて遠賀川を渡り、福岡県・直方市から小竹町へと変わります。
そして右へカーブすると「あかぢ」に着きます。
漢字表記ですと「赤地」ですが、駅開設時すでに「赤池」駅があったため、混同を避ける目的でひらがな表記となりました。
漢字表記ですと「赤地」ですが、駅開設時すでに「赤池」駅があったため、混同を避ける目的でひらがな表記となりました。
「あかぢ」を発車後は左へカーブして丘陵地の山中を走りますが、直方市へ戻ると住宅地へと変わり藤棚に着きます。藤棚を発車後は田園が見られるようになり、国道200号をアンダーパスすると中泉に到着します。
中泉を発車すると右へカーブして、右手に丘陵地を見ながら走ると福智町へと変わります。
その後は広大な田園風景の中を南東へ走り、市場に着きます。
市場を発車後は丘陵地へと入り、長閑な風景を眺めながら走ると「ふれあい生力」に着きます。その後は住宅地を走り、赤池に着きます。
赤池を発車後は左へカーブしながら丘陵の切り通しを進み、人見を過ぎると中元寺川を渡って市街地へ入ると金田(かなだ)に到着します。
赤池を発車後は左へカーブしながら丘陵の切り通しを進み、人見を過ぎると中元寺川を渡って市街地へ入ると金田(かなだ)に到着します。
金田駅にて。2面3線の構造で、糸田線との乗換駅です。また、車両基地を併設しています。
平成筑豊鉄道の本社も金田駅にあります。
平成筑豊鉄道の本社も金田駅にあります。
金田を発車すると糸田線と並走しながら住宅地の中を走り、右へカーブしてしばらく進むと左へカーブして、反対に右へカーブする糸田線と分かれます。その後は左手に田園風景を眺めながら進み、上金田に着きます。
上金田を発車後は田川市へと変わり、右手に丘陵地を見ながらローカル風景の中を走って糒(ほしい)に着きます。
糒を発車後は彦山川沿いを走るようになり田川市立病院駅に着きます。
田川市立病院駅を発車後は彦山川から離れて、国道201号をアンダーパスすると下伊田に着きます。
下伊田を発車後は田川市伊田地区の市街地を進むようになり、左へカーブして日田彦山線に寄り添うと、伊田線としては終点の田川伊田に到着します。
田川伊田駅にて(日田彦山線ホームより撮影)。
JRの駅ホームと平成筑豊鉄道の駅ホーム(それぞれ島式ホーム1面2線)は離れています。
伊田線としては当駅が終点ですが、伊田線の列車は大半が田川線(行橋方面)へ直通します。
尚、田川線は全線単線です。
JRの駅ホームと平成筑豊鉄道の駅ホーム(それぞれ島式ホーム1面2線)は離れています。
伊田線としては当駅が終点ですが、伊田線の列車は大半が田川線(行橋方面)へ直通します。
尚、田川線は全線単線です。
伊田線の列車は全て普通列車で、各駅に停車します。
列車系統は、田川線直通の直方~田川伊田~行橋、糸田線直通の直方~金田~田川後藤寺を主体に、直方~金田・田川伊田、田川伊田→金田、金田~行橋の区間列車も多数運行されています。
列車系統は、田川線直通の直方~田川伊田~行橋、糸田線直通の直方~金田~田川後藤寺を主体に、直方~金田・田川伊田、田川伊田→金田、金田~行橋の区間列車も多数運行されています。
平日データイムと土休日は直方~金田で毎時2本、金田~田川伊田で毎時1本の運転ですが、平日朝夕ラッシュ時は増発され、特に朝方は複線の設備を活かしてローカル線としては多くの列車が設定されています。
また、平日と土休日で大きくダイヤが異なるので、乗り鉄時は事前に時刻表で確認を!
また、平日と土休日で大きくダイヤが異なるので、乗り鉄時は事前に時刻表で確認を!
使用車両はセミクロスシートの400形ですが、転換クロスシートのイベント用車両である500形「へいちく浪漫号」も使用されます。
尚、平成筑豊鉄道の車両にはトイレの設備はありません。
尚、平成筑豊鉄道の車両にはトイレの設備はありません。
直方からの所要時間は、金田まで約20分、田川伊田まで約33分です。
また、金田での伊田線~糸田線の乗継については、データイムは考慮されていますが、朝と夕方以降は接続が悪い場合もあるので、こちらも事前に時刻表でご確認の上ご乗車下さい。
また、金田での伊田線~糸田線の乗継については、データイムは考慮されていますが、朝と夕方以降は接続が悪い場合もあるので、こちらも事前に時刻表でご確認の上ご乗車下さい。
乗換駅 | 乗換路線 |
直方駅 | JR九州:筑豊本線【福北ゆたか線】 |
直方駅 | 筑豊電気鉄道:筑豊電気鉄道線 (筑豊直方駅まで徒歩15分) |
金田駅 | 平成筑豊鉄道:糸田線 |
田川伊田駅 | 平成筑豊鉄道:田川線(直通運転)。JR九州:日田彦山線 |
(参考:Wikipedia)