第604回('08) 特急『はまかぜ』で高架化直前の姫路駅へ。姫新線の地平区間も最後の乗 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

2008年12月20日、この日は神戸・大阪・姫路周辺を乗り鉄しました。
今回は午後の内容です。大阪から姫路まで新幹線でも新快速でもなくキハ181系特急『はまかぜ』で移動しました。
そして姫路では高架化直前の姫新線を少しだけ乗り鉄して、姫路駅へ戻った後は消えゆく運命にある地上ホームで名残を惜しみました。
今回の日程 2008年12月20日(土) 【後半】 

大阪1205(JR神戸線・3D特急はまかぜ3号)1306姫路1312(姫新線・1835D)1318播磨高岡1328(姫新線・1926D)1333姫路1357(JR神戸線・3262M新快速)1407加古川

【帰宅】
この日の午後の予定は、全面高架化直前の姫路駅を訪問することでした。姫路までどのようにして移動しようか迷いましたが、結局はベタな新快速でも速い山陽新幹線でも直通特急のある私鉄でもなく、2か月前に一度乗ったキハ181系気動車の特急『はまかぜ』を利用することに落ち着きました。2か月前は明石~姫路の乗車でしたが、今回は大阪~姫路を乗車することになり、いつも新快速や快速にしか乗らないJR神戸線の全区間を特急で移動するのは初めてのことでした。私は自動券売機で乗車券と自由席特急券を購入し、ワクワクしながら自由席の乗車位置で並びましたが、私の前には3人いました。そして乗車待ちの列が10人ほどになった頃、東京方からキハ181系の特急『はまかぜ3号』香住行きが入線してきました。今回はカニの季節なので但馬方面への利用客が多いようで、6両編成でした。折戸が開くと皆順番に車内へと入りましたが、私は余裕で希望通りの窓側席をゲットできました。車内は20人弱で、2人以上のグループが多かったので、半分ほどの窓側席が空いていました。



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『はまかぜ3号』は定刻の12時05分に大阪を発車し、見慣れた車窓風景を眺めながらの高速走行となります。キハ181系は最高速度120km/hで、重苦しいながらも高性能です。尼崎や芦屋を通過した時は爽快でした。そして車内では大阪駅で買った水了軒の駅弁・幕の内弁当の「夢紀行」を食べましたが、2010年に水了軒は倒産することに…。現在ある水了軒は別会社ですが、「水了軒」ブランドを受け継いで東海道・山陽新幹線の新大阪駅で駅弁を販売しています。
駅弁を食べ終えると、列車は舞子付近を走行していました。左側車窓を見ると、山陽電鉄の直通特急【黄】(5000系6連)が前を走っていました。さすがにキハ181系では抜かすのは時間が掛かるやろなぁ~と思っていたら、意外とあっさり直通特急を抜き去っていきました。キハ181系もなかなかやってくれますw そして明石を過ぎると前回も乗車した区間に入りましたが、今回は列車の遅れもなく快調に飛ばし続けました。私の地元・加古川も通過して市川を渡ると播但線地平ホームへの渡り線を下り、大阪から1時間1分で姫路に到着しました。下車したのは私だけでなく、あと2人ほどいました。ここまで車内はガラガラでしたが、姫路では多くの人が乗車し、指定席・自由席ともほぼ満席になりました。



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下車後は播但線ホームから中央改札を挟んで西側にある姫新線乗り場へ歩きました。



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姫新線ホームは0番のりばが元からの切り欠き式ホーム、1番のりばが仮設ホームでした。私は1番のりばに停車している姫新線色キハ47形2連の普通・播磨新宮行きに乗車しました。乗客は多く、私はドア脇で立席となりました。今回は地平区間乗車が目的だったので隣駅の播磨高岡駅で下車しました。私が播磨高岡駅で下車するのは初めてです。駅前は住宅街でしたが無人駅で乗降客は少なそうでした。



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駅を撮影した後は駅に設置してある自動券売機で加古川までの乗車券を購入してから姫路行き列車に乗りましたが、今回はキハ40形の単行で、混雑がひどかったです。私はドア脇の場所も取れず、中央部で何とか後方展望をしながら姫路駅まで戻りました。ちなみに、キハ127系気動車は翌2009年から投入されました。

姫路駅では2日後に高架化されることで翌日までの営業となる姫新線地平ホームを撮影しまくり、名残を惜しみました。尚、播但線ホームは2か月前に既に撮影しています。



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その後は高架のJR神戸線・山陽本線ホームへと移動しました。ホームから播但線・姫新線ホームとなる1~4番のりばを見ると、すでに完成していて2日後の使用開始を待っている感じでした。



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私は13時57分発の上り新快速(223系8連)に乗車して、移動時は補助席に着席しました。そして加古川駅で下車し、家路につきました。



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(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません


(参考:Wikipedia)