第603回('08) 京阪中之島線を乗りつぶし&和田岬線などを乗り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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2008年12月20日、この日は神戸・大阪・姫路周辺を乗り鉄しました。
今回は午前中の内容です。まずは和田岬線を乗り鉄してから大阪へ。途中、阪急甲陽線を乗り鉄しました。
そして大阪では2008年10月に開業したばかりの京阪中之島線(計画時の仮称は中之島新線)を乗りつぶしました。
今回の日程 2008年12月20日(土) 【前半】 

加古川713(JR神戸線・5728K快速)750兵庫757(和田岬線・527M)800和田岬807(和田岬線・528M)811兵庫832(JR神戸線・736T快速)851芦屋853(普通)856さくら夙川(徒歩)夙川915(阪急甲陽線)920甲陽園935(甲陽線)940夙川942(神戸本線・特急)959梅田/大阪1028(大阪環状線外回り)1037京橋1043(京阪本線→中之島線・区間急行)1054中之島1110(中之島線・区間急行)1117天満橋1125(大阪市営地下鉄谷町線)1130東梅田/大阪

【後半へ続く】
この日は5時30分に起床して、朝食後に自宅を出発。加古川駅では『 ICOCA 』で入場しました。この日最初の目的は和田岬線の乗り鉄で、まずは兵庫駅へ向かうことにしました。今回はJR神戸線の快速・大阪行きに乗車しましたが、私の乗車した5728Kは土休日に2本しか設定されていない列車線走行の快速列車で、明石を発車すると次の停車駅は兵庫という、新快速並みの通過運転をします。車両は221系6連で、これまた1990年頃の新快速気分を味わえそうですが、今となっては6連では短すぎますね…。しかし、新快速が頻発しているからか、車内はガラガラで、あっさり窓側席を確保できましたw

列車は7時13分に加古川を発車し、大久保まで各駅に停車していきます。乗車率が駅ごとに上昇し、座席は全て埋まりました。そして西明石駅手前では電車線へ転線せずにそのまま列車線を走り、西明石・明石と列車線ホームより発着していきます。
明石を発車すると、予想通り往時の新快速を彷彿とさせる走りを見せてくれましたが、やはり223系より見劣りしますね…。それでも舞子・垂水・須磨を快速で通過するのは爽快でした。そして列車は7時50分に兵庫駅に到着し、私は下車しましたが下車客は少なかったです。これが平日ですと和田岬線のりかえの通勤客でごった返しているのかもしれませんね。

兵庫駅では中間改札を通り和田岬線ホームへ。この中間改札は事実上の和田岬駅改札口で、『 ICOCA 』に対応しています。そしてスカイブルーの103系6連で運用される和田岬行き電車に乗りました。先頭車両の方は混雑していましたが、私の乗車した最後部車両はガラガラでした。土曜日なので全体的に乗客が少ない状態で電車は兵庫駅を発車しました。



イメージ 2復路での兵庫到着時に撮影。

和田岬線は9年ぶりの乗車なので、車窓風景に見入りました。国道2号をアンダーパスしてからは鉄道車両の製造をしている川崎重工業兵庫工場への線路が右へ分かれましたが、門扉が閉ざされていたので内部は見えませんでした。その後も工業地帯や住宅街の中をスローで走り、3分の乗車で8時丁度に和田岬駅に到着しました。



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和田岬駅は10月にも訪問しているので、私は主に車両を撮影してから車内へと戻り、折り返し列車で兵庫駅へ戻りました。車内は往路よりガラガラでした…。特に最後部車両の乗客は私1人でした。

兵庫駅では写真撮影をしてからJR神戸線ホームへと移動し、上り快速電車(223系6連×2)に乗車しました。やや混雑していましたが、三ノ宮からは幾分空いた状態になりました。そして芦屋駅で下車して待避していた普通(321系7連)へと乗り換えて、隣駅である「さくら夙川」駅で下車しました。2007年開業の新駅で、阪急への対抗心が出ている感のある駅に思えました。



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さくら夙川駅にて下車後は、夙川沿いを北へ歩いて阪急の夙川駅まで移動しました。12~13分かかりました。私は入場して、甲陽線の電車に乗車しました。9時15分発の甲陽園行き普通電車は6000系3連で、車内は比較的空いていました。こちらも久しぶりの乗車となるので、車窓風景を必死に眺めながら、9時20分の終点・甲陽園到着までの短い乗車時間を過ごしました。



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甲陽園駅では改札を出て駅舎などを撮影してから改札内へと戻り、9時35分発の夙川行き普通電車に乗って夙川駅へと戻りました。復路の車内は混雑していました。

夙川駅では2分の接続で神戸本線の特急・梅田行きに乗り換えました。7000系8連でした。私が阪急神戸線の特急に乗る時は、かなりの確率で7000系に当たってしまいますwww 既に車内は座席が埋まっていて、また夙川で乗車した人が多かったので結構な混雑になりました。私は何とかドア脇を確保して、西宮北口を経て十三までの混雑に耐えました(と言っても首都圏の混雑と比較したら大したことないのですが…)。十三からの三複線区間は幾分混雑が和らいで、梅田駅には9時59分に到着しました。



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梅田駅到着後はヨドバシカメラへ寄って、買い物をしてからJRの大阪駅へ。大阪環状線外回り・大和路快速からの普通列車(221系6連)に乗って京橋駅まで移動しました。そこそこ混雑していて、今回もドア脇でした。



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京橋駅では京阪に乗り換えました。ホームで目的列車を待っている間、新車の2代目3000系に遭遇しました。そして中之島線直通の区間急行(旧塗色6000系8連)に乗車しました。中之島線の開業は地元・関西のローカルニュースで大きく取り上げられており、開業からまだ2か月しか経過していないので利用客が多いだろうと予想していましたが、車内へ入るとその予想は見事に裏切られました…。盛況どころか、ガラガラ状態でした…。開業前から他路線との接続の悪さが指摘されていたものの、ここまで少ないとは予想だにしていませんでした。1両に10人もいなかったと記憶しています。しかし、それが幸いして私は着席して地上部の車窓風景や駅部を眺めることができました。



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区間急行は京橋を発車し、まずは元々京阪本線が使用していたルートを通り天満橋に着きました。天満橋駅では淀屋橋直通の急行線部分を中之島線へ転用し、天満橋止まりの緩行線部分を延伸して淀屋橋方面へつなげる大掛かりな工事を実施しました。そして天満橋を発車後は終始地下区間を走り、車窓風景を望めませんでしたが、まだ新しい各駅のホームを見ることができました。そして最終的には相当なガラガラな状態で終点の中之島に到着しました。京橋から11分の道のりでした。



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中之島駅ではホームに停車していた3000系に入り、車内の斬新さを実感しました。その後は駅の外、地上へ出て駅前を軽く散策しました。この日は土曜日なのも影響してか、人は少なかったです。また、駅前の歩道は一部工事中でした。



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その後は地下の改札内へと戻り、区間急行・萱島行き(旧塗色1000系7連)に乗車しました。車内はガラガラでした…。途中駅でも乗客が増えずに、列車は天満橋に到着。私は下車しました。

天満橋駅ではホーム多数のファンがいたので、何か臨時列車でも来るのかな? と少し待っていたら、本線の淀屋橋方から1900系旧塗色の臨時列車が入線してきました。


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貫通扉には「特急」のヘッドマークが掲げられ、運転士側の窓下には「比良」と書かれた絵入りマークが、そして助士側の窓下には「臨」の種別板が掲げられていました。この頃には、元特急車の1900系が引退するとのことで、イベント臨時列車が運転されていました。

臨時列車を見ることができたので私は京阪天満橋駅を後にして、大阪市営地下鉄谷町線に乗り換えました。混雑している22系6連の電車に乗って2駅、東梅田駅まで移動しました。
その後は地上へ出て、建設中の阪急百貨店ビルを見てからJRの大阪駅へ向かい、家路につく前にもう少し乗り鉄を楽しむことにしました。



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(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
京阪電気鉄道:中之島線天満橋~中之島3.0km踏破達成!
(参考:Wikipedia)