西武多摩川線(東京都武蔵野市~府中市。2010年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新小金井駅にて。新101系電車・「春」編成です。

 

今回は、西武鉄道の中で他の路線との接続がない孤立路線で、元々は多摩川河原で採取した砂利を運搬する目的で建設された
西武多摩川線(通称:是政線)を紹介します。

 

尚、私が最後に多摩川線電車に乗車したのは2010年で、その時乗った車両が後に廃車となった旧101系でした。
よって、多摩川線には現存しない旧101系の写真が多くなってしまいますが、ご了承下さいm(_)m


 

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(Yahoo!地図を使用)

 

路線名  区間  営業キロ  備考 
西武鉄道:多摩川線  武蔵境~是政  8.0km  全線単線・直流1,500V電化。軌間1,067mm 
  
踏破達成時   2004年5月  
撮影時   2010年7月  

  

  

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起点駅である武蔵境駅は島式ホーム1面2線の高架駅で、北側にはJR中央線の高架駅があります。
駅周辺は市街地になっています。


 

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武蔵境を発車すると中央線と並走しながら市街地の高架線を西へ走りますが、大規模な検修や整備が必要となった多摩川線の車両を武蔵丘車両検修場へ輸送する目的で中央線との間に渡り線が設置されています。

 

そして左へカーブして中央線と分かれると地平へ下ります。その後は東京都・武蔵野市から小金井市へと変わり、住宅街を南西へ走ると新小金井に着きます。
新小金井を発車後は左へカーブして南南西へと針路を変え、しばらく住宅街を走ります。

  
  

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(右側車窓)そして野川を渡ると左手には野川公園を、右手には武蔵野公園を見ながら走り、府中市へと変わると畑も見られる住宅地を走って多磨に着きます。多磨霊園が駅西側、徒歩10分ほどの場所にあります。


 

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多磨を発車後も畑の見られる住宅地を南南西へと走り、やがて右へカーブして国道20号(甲州街道)をアンダーパスすると車両基地併設の白糸台に到着します。


 

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白糸台駅にて。車庫がある関係で当駅始発の電車が一部設定されています。
車庫の写真がなくてすみませんm(_)m

 

白糸台を発車すると京王線をアンダーパスし、今度は左へカーブして市道と中央自動車道をアンダーパスします。そして今度は右へカーブして競艇場前に着きます。



 

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競艇場前駅にて。駅と競艇場を結ぶ歩道橋が設置されています。
尚、競艇場は柵や木々で覆われていて、走行中の電車内から競艇場を眺めることができません。

 

競艇場前を発車後は右手に多摩川競艇場の柵を見ながら住宅地を西へと走り、やがて左側に多摩川の堤防が近づいてくると終点の是政(これまさ)に到着します。


 

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是政駅は単式ホーム1面1線の構造で、南側には留置線があります。


 

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是政駅周辺は住宅地になっています。
駅の西側には南武線の線路が通っていますが、最寄駅は多摩川を渡った先にある南多摩駅で、徒歩約15分です。ちなみに府中本町駅へは20~25分かかります。
また、JRA東京競馬場の南門へは徒歩約10分で行けます。JR南武線武蔵野線府中本町駅京王競馬場線府中競馬正門前駅が混雑している場合は、こちらの多摩川線・是政駅へ迂回することも可能です。

  

  
乗り鉄の注意点  

多摩川線では平日、土休日とも同じダイヤでの運転で、日中は12分毎、早朝・深夜は20分毎の運転です。

 

また、早朝に白糸台始発の是政行き2本と武蔵境行き1本が設定されている以外は全て武蔵境~是政の全線通し運転です。

 

使用車両は白色の新101系4連で、5編成が配置されています。うち4編成の先頭車両側面窓下には「春」「夏」「秋」「冬」をテーマとしたイラストがラッピングされています。

 

武蔵境~是政の所要時間は12分です。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
武蔵境駅   JR東日本:中央本線【中央線快速】   
白糸台駅   京王電鉄:京王線 (武蔵野台駅まで徒歩8分、多磨霊園駅まで徒歩10分)   
是政駅   JR東日本:南武線 (南多摩駅まで徒歩15分)  
  
(参考:Wikipedia)