![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/b2/c0/j/o0550041214425218796.jpg?caw=800)
今回から2回にわたり、福岡県福岡市の姪浜駅から西へ走り、唐津駅から山本駅への分断区間を経て佐賀県伊万里市の伊万里駅へと至る路線(幹線)、
筑肥線(ちくひせん)を紹介します。
筑肥線(ちくひせん)を紹介します。
今回の第1回目は、福岡市地下鉄と相互直通運転をしている電化区間・姪浜~唐津を紹介します。
尚、今回の区間は筑肥線電化区間と連続している唐津線の唐津~西唐津とともに、JR九州では珍しく直流電化区間となっています。
尚、今回の区間は筑肥線電化区間と連続している唐津線の唐津~西唐津とともに、JR九州では珍しく直流電化区間となっています。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/25/5f/p/o0800045414425218810.png?caw=800)
路線名 | 区間・営業キロ | 備考 |
筑肥線 | 姪浜~唐津(42.6km)、山本~伊万里(25.7km) | 1983年に線路付替、一部区間廃止。 |
今回紹介の区間
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR九州:筑肥線 | 姪浜~唐津 | 42.6km | 単線・複線混在(※1)。直流1,500V電化。 |
踏破達成時 | 2001年1月 |
撮影時 | 2012年12月ほか |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/49/8a/j/o0550041214425218825.jpg?caw=800)
筑肥線との直通列車は両端の1番・4番のりばを使用します。
非電化時代は市街地の南側を回って博多駅まで線路が延びていましたが、博多駅にも通じる地下鉄空港線(当時の名称は1号線)との相互直通運転開始と引き換えに廃止されました。
⇒廃線跡探訪の記事はこちら。
姪浜を発車すると住宅街の中の高架線を西へ走ります。やがて福岡市交通局姪浜車両基地への回送線が左へと分岐し、左へカーブして地平へ下りると下山門に着きます。
下山門を発車後は右手に松原を見ながら住宅地を進みますが、やがて上下別線で今津湾に迫る山地をクリアし(下り線はトンネル、上り線は海沿いを走行)、やがて平地へと出ると住宅地を走り、今宿に到着します。
下山門を発車後は右手に松原を見ながら住宅地を進みますが、やがて上下別線で今津湾に迫る山地をクリアし(下り線はトンネル、上り線は海沿いを走行)、やがて平地へと出ると住宅地を走り、今宿に到着します。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/18/2f/j/o0550041214425218838.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/2d/ef/j/o0550041214425218853.jpg?caw=800)
その後は地平へと戻って田園の混在する住宅地を走り周船寺、福岡市から糸島市へと変わり波多江と進み、やがて糸島市の中心部へと入ると筑前前原に到着します。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/b2/c0/j/o0550041214425218796.jpg?caw=800)
また、当駅以西では103系1500番台3連の列車が見られるようになります。
筑前前原を発車すると南西へと針路を変え、田園や丘陵も見ながら住宅地を美咲が丘、加布里と進みます。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/82/b0/j/o0550041214425218866.jpg?caw=800)
筑前深江を発車すると平地は途切れ、国道202号線と並走しながら右手に玄界灘を、左手に山地を見ながら走ります。しばらく走ると海から少し離れ、ローカル風景の中を大入、福吉と進みます。福吉を発車後は再び玄界灘~唐津湾を、今度は長時間見ながら走ります。針路を南へ変えて鹿家を過ぎると福岡県から佐賀県唐津市へと入ります。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/5a/a3/j/o0550041214425218873.jpg?caw=800)
しばらく走り玉島川を渡ると唐津湾から離れ、右手に旧・浜玉町の市街地を見ながら右へカーブして針路を西へ変えると浜崎に到着します。
浜崎を発車すると左手に田園や住宅地、右手に「虹の松原」を見ながら走ります。虹ノ松原駅を過ぎてしばらくすると高架線へと上がり、東唐津に着きます。尚、以前の東唐津駅は現駅の北西方、松浦川の河口付近にあり、筑肥線はその旧・東唐津駅でスイッチバックして今度は松浦川右岸(東側)を南進して、最後は松浦川を渡って唐津線と合流し、山本駅へと至っていました。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/44/56/j/o0550041214425218883.jpg?caw=800)
松浦川を渡り終えると住宅地を高架線で進みます。そして左手から唐津線の非電化高架線が近付いてくると和多田に着きますが、この和多田駅は筑肥線側にのみホームがあり、唐津線側にはホームがありません。逆に、次回紹介予定の本牟田部駅は唐津線側にのみホームがあります(こちらは両線が完全並走の状態)。
和多田を発車後は唐津線と合流し、起伏に富んだ市街地を高架線(単線並列)で駆け抜けます。やがて右手に唐津城が見えてくると中心市街地へと入り、唐津に到着します。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/ef/61/j/o0550041214425218896.jpg?caw=800)
この先、伊万里方面や唐津線の佐賀方面へは乗り換えですが、筑肥線は山本駅まで一旦途切れる形になります。
尚、筑肥線の大半の列車は西唐津まで運転されていますが、唐津~西唐津は筑肥線ではなく唐津線になります。
今回の区間は普通列車主体のダイヤですが、平日に4往復、土休日には5往復、快速列車が運転されています(但し、平日は姪浜~筑前前原間各駅停車)。
データイムは姪浜~筑前前原で毎時4本、筑前前原~唐津で毎時2本の運転で、ラッシュ時は増発されます。
データイムは姪浜~筑前前原で毎時4本、筑前前原~唐津で毎時2本の運転で、ラッシュ時は増発されます。
運転区間について、姪浜方では全ての列車が福岡市地下鉄空港線の終点・福岡空港駅まで乗り入れる関係で、福岡空港~筑前前原・西唐津の系統がメインとなっています。他にも福岡空港~筑前深江・唐津、さらには筑前前原~筑前深江・唐津・西唐津の区間列車が設定されています。
使用車両は103系1500番台と303系ですが、福岡市地下鉄の1000系、2000系も筑前深江まで直通運転します。
また、6連が主体ですが、103系は一部の編成が3連となっていて、筑前前原以西の区間列車を主体に使用されていますが、2編成を連結した6連で地下鉄乗り入れ運用へ入ったりもしているようです。
また、6連が主体ですが、103系は一部の編成が3連となっていて、筑前前原以西の区間列車を主体に使用されていますが、2編成を連結した6連で地下鉄乗り入れ運用へ入ったりもしているようです。
姪浜からの普通列車での所要時間は、筑前前原まで約18分、唐津までは1時間強です。
最後に、姪浜~唐津(~西唐津)ではICカード『SUGOCA』が地下鉄線とともに利用できますが、唐津から佐賀、伊万里方面の各駅は利用不可なので、乗り継ぎされる際は注意が必要です。
(参考:Wikipedia)