第353回 車で四国へドライブ。津峯山リフトと土電に乗車 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2005年11月26日、日帰りの日程で四国へ自動車を運転して行きました。
徳島県阿南市の津峯山にあるリフトと、土佐電気鉄道で新設された系統(高知駅前~枡形)に乗車しました。
今回の日程 2005年11月26日(土)  

自宅610(自動車・神戸淡路鳴門道→R11~R55経由)855陣ヶ丸923(津峯山参詣リフト)928津峯神社932(リフト)937陣ヶ丸950(自動車・R195経由)1310後免西町(徒歩)後免1403(土佐くろしお鉄道阿佐線・4870D)1405後免町1418(土佐電鉄後免線)1420後免中町(徒歩)後免西町1425(自動車)1500はりまや地下駐車場(徒歩)高知駅前1543(土電桟橋線→伊野線)1554高知城前(徒歩)はりまや地下駐車場1610(自動車・高知自動車道→瀬戸中央道→山陽道経由)1950自宅

【帰宅】
この日は5時前に起床し、朝食を食べてから6時10分頃に自宅をスタート。そして加古川バイパスに乗って東へ。明石西ICでは、ついに私もETCカードを作って車に車載器も取り付けたので、旅行では初めてETCを利用しました。料金所で並んだり、お金の収受の煩わしさ、などから一気に解放されました! 
その後は第二神明道路から北線経由で神戸淡路鳴門自動車道へ。明石海峡大橋を渡って淡路島、そして大鳴門橋を渡って四国へと入り、鳴門ICからは国道11号~国道55号をひたすら南下して津峯山へ登る有料の津峯スカイラインへと入りました。その道中には私が子供の時に家族旅行で宿泊した国民宿舎がありましたが、どうやら廃業しているようでした。そして8時55分に津峯山参詣リフトの山麓駅に当たる陣ヶ丸駅に到着しました。



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津峯スカイラインの入口にて。

早速リフト乗り場へ行ってみましたが、リフトが動く気配はありません…。ずっと待っていても何なので、まずは歩いて山頂へ向かい、山頂部にある津峯神社にお参りをしました。その後、神職者の方にリフトの営業時間を尋ねたところ。9時半からということだったので、一度下山して陣ヶ丸駅にて9時半を待ちました。そして9時半になるとリフトが動き出し、私は往復チケットを求めてリフトを往復乗車しました。乗客は私だけでした。また、眺めがとても素晴らしかったです。ちなみに津峯山参詣リフトは、後に長期間運休して設備を更新し、営業再開して現在へと至っています。



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津峯山参詣リフト・津峯神社駅からの眺めです。

リフト乗車を終えた後はスカイラインを下り、今度は高知を目指すことにしました。国道55号で室戸岬を回るか、国道195号線で山道を通りショートカットするか迷いましたが、私は後者を選択しました。阿南市の橘地区から国道195号へと入り、前年に乗った太龍寺ロープウェイを見ながら、さらに山深いところへ入っていきます。すると、後方から軽トラックがもの凄い速度で接近し、あっという間に私や前方の車を抜き去って行きましたが。この付近はカーブが多くて道幅も狭く、谷に落ちたら命はありません! この軽トラのドライバーが今も存命かどうか気になるところです。
国道195号は那賀町の山道をひたすら西へ進みましたが、途中で渋滞が発生しました…。前方の車のドライバーに聞いてみると、工事をしているらしくて片側交互通行になっているとのこと。工事区間が長いので閉鎖時間が長かったわけです。そして20分ほど待つと前の車が動き始め、工事現場を通過してしばらくするとトンネルを潜り、徳島県から高知県へと入りました。尚、那賀町の国道195号線では翌2006年に落石事故があり、死者が出ました…。通る場所が場所だったので、私も怖かったのですが…。

高知県側へ入ると、下りが続きましたが道路は比較的広くなり、快調に走ることができました。そして土佐山田からは土讃線と並走し、私は南国市の後免駅南側、土佐電気鉄道後免線の後免西町駅前にあるショッピングセンター「サンシャイン」へと入り、店内で焼きたてパンとたこ焼きを買って食べました。その後は少しだけ車を駐車させて貰って、徒歩で後免駅へ。前回はJRとの直通列車に乗ったため通れなかった、土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)専用の折返し線である0番のりばを発着する列車に乗車するためだけに列車に乗り、隣の後免町駅まで移動しました。車両は期待していたクロスシートの座面がもの凄く高い一般用の9640(くろしお)形ではなくて、オープンデッキ付きで青色の9640形でした。これはこれで嬉しかったので、晩秋の時期だったせいか誰もいなかったオープンデッキから車窓風景を眺めながら1駅間のみの乗車を堪能し、後免町駅にて下車しました。



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後免駅にて。オープンデッキ付の9640形気動車です。

後免町駅にて下車後は、駅前にある土佐電鉄の後免町電停へ。



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後免町電停にて。

後免線の電車(602号)に乗車し、後免西町駅まで乗る予定でいましたが、私は「サンシャイン」の前にある電停を後免中町と勘違いして降車ボタンを押してしまい、私の脳内で駅名と景色が一致しない後免中町電停で当然の如く電車は停車し、運転士が客室を振り向きました。本当は「間違えました」と言えば良かったのですが、なぜか私は逆に開き直って後免中町電停で降りてしまいました…。電車はすぐに発車し、去って行きました。後免中町電停は安全地帯のない危険な電停で、車が何台か私を避けながら通って行きましたが、今となってはいい思い出となりました(後免西町駅は専用軌道上の駅でホームがあります)。その後は道路を西へ歩き、2分ほどで「サンシャイン」に着きました。土電はいかに電停が多いかが、改めて分かりました。

「サンシャイン」からは車で高知市街を目指します。この日は高知県東部のゴルフ場で大きな大会が開かれていて、ミシェル・ウィーが出場していました。その影響で渋滞注意と電光掲示板に書かれていましたが、ゴルフ場から離れている南国市~高知市では問題ありませんでした。本当は土電後免線沿いの国道195号を走りたかったのですが、時間の関係で南側を走る国道55号~32号の南国バイパスへ。スムーズに進み、葛島橋を過ぎると土電後免線の併用軌道区間となり、路面電車に気を遣いながら車を走らせました。そして高知市街地へと入り、はりまや橋電停のある「はりまや交差点」で右折して高知駅方面へ。今度は桟橋線と並走し、高知橋北詰にある交差点を右折して、はりまや地下駐車場へ車を止めました。

その後は徒歩で、当時は地上駅だった高知駅へ。そして高知駅前電停からは、桟橋線を南下した後にはりまや交差点を右折して伊野線の上町五丁目駅へ至る、2005年に新設された系統・『直通便』に乗りました。目的は新設された桟橋線南行き~伊野線西行きの渡り線を乗りつぶすことでした。電車は(208号)で、車内はガラガラでした。そして目的通りに電車ははりまや橋電停で伊野線へと入り、私は写真撮影しました。その後は伊野線を西へ進みますが、私は終点まで乗らずに高知城前で下車しました。



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はりまや橋電停東側より撮影。私の乗った電車は右側から写真奥の方へ進んで行きました。
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高知城前電停にて。私の乗った直通便です。

下車後は高知城を外から眺めてから帯屋町一丁目や一番街のアーケード商店街へ。記憶では11月を以って閉店するダイエーに買い物客が集まっていました。そして地下駐車場へと戻りました。



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商店街の中にあった「ダイエー」で、閉店間近でした。昔のマークが懐かしいです。
神戸出身の私は「ダイエー」に愛着があり、どうしても気になってしまいます。

はりまや地下駐車場を16時10分に出発し、高知ICの手前にあるガソリンスタンドで給油してから高知自動車道へ。土讃線とは違いトンネルだらけで景色はつまらなかったですが、山地ということと、時期的なものもあり、17時を前にして早くも暗くなってしまいました…。その後は川之江JCTから高松道へと入り、さらに坂出JCTで瀬戸中央道へ。瀬戸大橋を夜間に渡るのは初めてで、いつもと違う景色でしたが、やはり運転していると風景を満足に望めません…危ないですから……。本州へ戻ると早島ICから山陽道へと変わり、倉敷JCTにて本線へと入って、途中で休憩をとりながら一路、兵庫県を目指しました。
そして山陽姫路西ICにて下車して、姫路西→太子竜野→姫路→加古川の各バイパスを通り、19時50分頃に自宅へと到着しました。さすがに長距離ドライブだったので疲れました~。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
津峯山参詣リフト 陣ヶ丸~津峯神社 150m
土佐くろしお鉄道後免駅構内の0番線-.-km参考記録
土佐電気鉄道はりまや橋駅構内:桟橋線→伊野線の連絡線-.-km参考記録
(参考:Wikipedia)