横川駅電停にて。
今回は、広島電鉄の軌道線(市内線)を形成する路線のひとつで、十日市町から横川駅まで、市街地西部を南北に結ぶ短距離路線、
広島電鉄横川線を簡単に紹介します。
広島電鉄横川線を簡単に紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
広島電鉄:横川線 | 十日市町~横川駅 | 1.4km | 全線複線。直流600V電化。 軌間1,435mm |
踏破達成時 | 1999年9月 |
撮影時 | 2008年12月 |
十日市町電停にて(江波方を撮影)。本線は交差点を曲がりますが、横川線は江波線の江波方から直進する形で北へ延びています。
十日市町電停にて(横川方を撮影)。横川線はビルが並ぶ寺町通りの中央部を走ります。
十日市町を発車すると沿道にビルやマンションが並ぶ寺町通り(国道183号線)の中央を北へ走り、東へ進むと広島城の南側へ、西へ進むと広島高速4号線の中広出入口へ向かう城南通りと交差すると寺町に到着します。
以下は寺町→十日市町の沿線概況です(十日市町電停の江波方面乗り場が本線との分岐点より南側にあるため、今回は十日市町~寺町に限り双方向の沿線概況記します)。
寺町を発車すると沿道にビルやマンションが並ぶ寺町通り(国道183号線)の中央を南へ走り、やがて横川行きの十日市町電停を右手に見た後、相生通りとの交差点でまずは本線への連絡線が左へ分岐し、そして本線が左側から合流すると十日市町に到着します。
寺町電停にて。駅名が物語るように、写真左の手前側(東側)には多数の寺院が並んでいます。
寺町を発車後は、通りの東側に多数の寺院が並ぶ一帯を走り、別院前に到着します。
別院前を発車するとすぐに天満川を渡り(新横川橋)、再びビル街へ入ると横川一丁目に着きます。
横川一丁目を発車後は引き続きビル街を北上し、JRの横川駅前の交差点で城北通りと交差した後に駅前広場の東側へと入り、終点の横川駅電停に到着します。
別院前を発車するとすぐに天満川を渡り(新横川橋)、再びビル街へ入ると横川一丁目に着きます。
横川一丁目を発車後は引き続きビル街を北上し、JRの横川駅前の交差点で城北通りと交差した後に駅前広場の東側へと入り、終点の横川駅電停に到着します。
横川駅電停は頭端式ホーム3面2線の構造で、全体が屋根に覆われています。広島駅電停とは違い、系統によるホームの固定はされていませんので、乗車時には車両の方向幕などを確認する必要があります。
横川駅電停より十日市町方を望む。横川線は終始ビル街の中を走ります。
また、かつての横川電停は現・電停の手前にある交差点を曲がった左側(東側)にあり、JRとの乗り換えには距離がありました。
また、かつての横川電停は現・電停の手前にある交差点を曲がった左側(東側)にあり、JRとの乗り換えには距離がありました。
横川駅電停はJRの横川駅と直結しています。2003年に旧電停より移転しました。
全体が屋根に覆われているので、雨に濡れずに乗換が可能です。
また、移転の少し後に広電は従来からの8号線(江波行き)に加えて紙屋町へ直通する広電本社前までの7号線を復活させました(1971年まで運行されていた7号線は横川電停~広島駅前電停の運行)。
全体が屋根に覆われているので、雨に濡れずに乗換が可能です。
また、移転の少し後に広電は従来からの8号線(江波行き)に加えて紙屋町へ直通する広電本社前までの7号線を復活させました(1971年まで運行されていた7号線は横川電停~広島駅前電停の運行)。
それらの改善の結果、広電とJRの双方とも横川駅の利用客数が伸びました。
横川線では横川駅~江波を結ぶ従来からの8号線と、横川駅から紙屋町を経由して広電本社前までの、2003年に復活した7号線の計2系統が運転されています。
7号線、8号線とも昼間帯は12分間隔で、朝夕は増発されます。尚、昼間帯は7号線と8号線の電車がほぼ続行運転の形になるので、横川線のみを利用される場合は、続行(2番目)の電車に乗り遅れると次の電車まで10分程度待たされることになります。
使用車両は7号線、8号線とも単行車両中心ですが、7号線では平日の夕方ッシュ時に、8号線では平日の朝夕ラッシュ時に3連接の列車も運行されます。
十日市町~横川駅の標準所要時間は7分ですが、信号のタイミング等によっては多少変動します。
(参考:Wikipedia)