![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/4c/a8/j/o0550041214425161025.jpg?caw=800)
今回は、高知県の県庁所在地・高知市の中心部にあるはりまや橋駅から西へ向かい、いの町(旧・伊野町)の中心部にある伊野駅までを結ぶ軌道路線、
とさでん交通(旧・土佐電気鉄道(通称・土電【とでん】)):伊野線を紹介します。
とさでん交通(旧・土佐電気鉄道(通称・土電【とでん】)):伊野線を紹介します。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/96/e7/p/o0800028914425161050.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
とさでん交通:伊野線 | はりまや橋~伊野 | 11.2km | 単線・複線混在(※1)。 |
(※)直流600V電化、軌間1,067mm。
踏破達成時 | 2003年7月 |
撮影時 | 2010年9月 |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/3c/ef/j/o0550041214425161061.jpg?caw=800)
駅近くに「播磨屋橋」がありますが、北海道・札幌の時計台、沖縄・那覇の守礼門とともに「日本三大がっかり」として不名誉な?称号を得ています…。
はりまや橋を発車すると市街地の中、国道33号線の中央を西へ、堀詰、大橋通、高知城前、県庁前、グランド通とこまめに停車しながら進みます。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/21/df/j/o0550041214425161077.jpg?caw=800)
そして高知駅前直通列車の一部が始終着とする枡形を過ぎても上町一丁目、上町二丁目、上町四丁目と進み、はりまや橋方からの一部の列車が折り返す上町五丁目に着きます。
上町五丁目を発車後は道路(国道33号線)がやや狭くなり旭町一丁目、旭駅前通、旭町三丁目、蛍橋と西進した後、路線の南側に位置する蛍橋車庫からの引込線が合流してしばらく走ると、はりまや橋方からの多数の列車が折り返す鏡川橋に到着します。伊野方面への線路にはホームが2つ直列に配置されています。そして複線区間は当駅で終わり、この先は単線区間となります。
上町五丁目を発車後は道路(国道33号線)がやや狭くなり旭町一丁目、旭駅前通、旭町三丁目、蛍橋と西進した後、路線の南側に位置する蛍橋車庫からの引込線が合流してしばらく走ると、はりまや橋方からの多数の列車が折り返す鏡川橋に到着します。伊野方面への線路にはホームが2つ直列に配置されています。そして複線区間は当駅で終わり、この先は単線区間となります。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/2e/48/j/o0550041214425161097.jpg?caw=800)
鏡川橋を発車すると左へカーブして鏡川を渡ります。そして渡り終えた後の交差点で国道33号線は右折しますが、こちらの伊野線は直進して住宅地の中を自動車との離合に苦労しそうな狭い道へと入ります。右へカーブして狭い道路上を鴨部、市場前信号所、曙町東町、曙町、そして約半数の電車が折り返す朝倉と進みます。次の朝倉駅前からやや広い道へと出ますが、これらの駅では安全地帯がないので乗降には注意が必要です。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/0a/4f/j/o0550041214425161107.jpg?caw=800)
自動車が軌道敷を走っています(というか、走らざるを得ないです)。
朝倉駅前を発車後は県道386号線の北側を進みます。両側から山が迫り、やや上り勾配で朝倉神社前、宮の奥と進みます。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/7b/69/j/o0550041214425161125.jpg?caw=800)
宇治団地前を発車後は再び国道33号線と再開し、引き続き道路の北側を西へ進みます。八代信号所を経て八代通、中山と進みます。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/e5/c7/j/o0550041214425161140.jpg?caw=800)
鳴谷を発車してしばらくすると国道33号線が左へ分かれ、JR伊野駅が近い伊野駅前を過ぎると間もなく終点の伊野に到着します。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/e4/4a/j/o0550041214425161157.jpg?caw=800)
手前には旧・伊野車庫への線路跡が残っていますが、本線とは分離されてしまっています。
伊野線では各駅停車のみの運転で、はりまや橋方では後免線(一部は桟橋線)と直通運転します。
運転本数は、はりまや橋から伊野へ向かうにつれて減少してゆきます。
はりまや橋~鏡川橋では毎時14~15本、鏡川橋~朝倉では毎時5~6本、末端の朝倉~伊野では毎時2~3本の運転で、それぞれ朝ラッシュ時は増発されます。
運転本数は、はりまや橋から伊野へ向かうにつれて減少してゆきます。
はりまや橋~鏡川橋では毎時14~15本、鏡川橋~朝倉では毎時5~6本、末端の朝倉~伊野では毎時2~3本の運転で、それぞれ朝ラッシュ時は増発されます。
車両は大多数が単行ですが、超低床車両の連接車『ハートラム(100形)』がはりまや橋~鏡川橋で運用されています。
はりまや橋からの所要時間は、鏡川橋まで19分、朝倉まで26分、伊野までは45分です。
また、土佐電気鉄道の路線を乗りつぶすには『電車一日乗車券』が便利ですが、伊野線全区間を往復乗車される場合は軌道全線有効券(800円)を購入して下さい。
乗換駅 | 乗換路線 |
はりまや橋駅 | とさでん交通:後免線(直通運転)、桟橋線(一部直通運転) |
朝倉駅前駅 | JR四国:土讃線 (朝倉駅まで徒歩1分) |
枝川駅 | JR四国:土讃線 (枝川駅まで徒歩2分) |
伊野駅前駅 | JR四国:土讃線 (伊野駅まで徒歩2分) |
(参考:Wikipedia)