桟橋通五丁目電停にて。主力車両である600形電車です。
今回は、高知県高知市の市街地を南北に走る軌道路線(路面電車)、
とさでん交通桟橋線(旧・土佐電気鉄道桟橋線)を紹介します。
とさでん交通桟橋線(旧・土佐電気鉄道桟橋線)を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
とさでん交通:桟橋線 | 高知駅前~桟橋通五丁目 | 3.2km | (※1)全線複線 |
(※)直流600V電化。軌間1,067mm。
踏破達成時 | 2003年9月 |
撮影時 | 2010年9月 |
高知駅前電停にて。JRの高知駅が高架化された後にJR駅前まで延伸されました。
かつての高知駅前電停はJR駅からやや遠い場所にありました。
かつての高知駅前電停はJR駅からやや遠い場所にありました。
JR駅側から高知駅前電停を望む。頭端式ホーム3面2線です。
駅周辺は市街地になっています。
駅周辺は市街地になっています。
高知駅前を発車すると駅前広場を出て、市街地の中国道32号線の中央を通って南下し、江ノ口川を渡る橋の上にある高知橋電停に着きます。
高知橋を発車後は中心市街地へと入り、蓮池町通を過ぎてしばらくすると埋め立てられた堀川を渡り(播磨屋橋)、伊野線・後免線が通る国道32号と平面交差するはりまや交差点を通過するとはりまや橋電停に到着します。
高知橋を発車後は中心市街地へと入り、蓮池町通を過ぎてしばらくすると埋め立てられた堀川を渡り(播磨屋橋)、伊野線・後免線が通る国道32号と平面交差するはりまや交差点を通過するとはりまや橋電停に到着します。
はりまや橋電停の手前では播磨屋橋を渡ります。西側には赤い欄干の播磨屋橋(太鼓橋)も見えます。
はりまや橋電停の北側にて。はりまや交差点の向こう側に桟橋線の電停があります。
はりまや交差点の東側(左側)が後免線、西側(右側)が伊野線です。
はりまや交差点の東側(左側)が後免線、西側(右側)が伊野線です。
はりまや橋電停を発車すると今度は県道34号の中央を通り南下します。
勾配を上って鏡川を渡ると今度は左へカーブしながら勾配を下り、梅の辻に着きます。
(写真は桟橋通一丁目電停より桟橋通五丁目方を望む)
梅の辻を発車後は住宅街の中を南南東へ、桟橋通一丁目、桟橋通二丁目、国道56号(土佐道路)と交差した後に桟橋通三丁目と、一丁目ずつ進んで行きます。
梅の辻を発車後は住宅街の中を南南東へ、桟橋通一丁目、桟橋通二丁目、国道56号(土佐道路)と交差した後に桟橋通三丁目と、一丁目ずつ進んで行きます。
そして桟橋通四丁目を過ぎて左手に南海化学工業土佐工場を見ながら進むと桟橋車庫へ引込線が右へと分岐して、旧駅名は岸壁通だった桟橋車庫前(副駅名:自由民権記念館前)に着きます。
桟橋通四丁目~桟橋車庫前にて。走行中の電車内から桟橋車庫が見えます。
桟橋車庫前を発車するとすぐに五叉路(五差路)を通過し、左手に高知港の岸壁が見えてくると終点の桟橋通五丁目に到着します。
桟橋通五丁目電停にて。頭端式ホーム1面2線です。
かつては古風な造りでしたが、2009年にバリアフリー化されました。
駅周辺は港湾地区になっています。左側の岸壁の向こう側は高知港です。
かつては古風な造りでしたが、2009年にバリアフリー化されました。
駅周辺は港湾地区になっています。左側の岸壁の向こう側は高知港です。
桟橋線では各駅停車のみの運行で、データイムは高知駅前~桟橋通五丁目の全線通し系統が7分間隔で運転されています。
朝と夕方は増発され、データイム以外は高知駅前~桟橋車庫前の系統も運転されます。
朝と夕方は増発され、データイム以外は高知駅前~桟橋車庫前の系統も運転されます。
また、他路線との直通運転列車も多く、朝~夕方は高知駅前~枡形(伊野線)の系統が、朝と夕方以降には伊野線・後免線~桟橋通四丁目・桟橋車庫を結ぶ出入庫系統が、はりまや橋駅の連絡線を介して運転されています。
使用車両は単行ボギー車の各系列が主で、1編成しかない連接車の100形「ハートラム」は、はりまや橋~桟橋車庫前の出入庫運用のみで入線します(臨時運用で高知駅前まで入線実績あり)。
高知駅前からの所要時間は、はりまや橋まで5分、桟橋通五丁目までは15分ですが、交通事情や信号の巡り合わせにより多少前後します。
乗換電停 | 乗換路線 |
高知駅前 | JR四国:土讃線(多度津・高松方面、窪川方面) |
はりまや橋 | とさでん交通:伊野線(一部直通運転)、後免線(一部直通運転) |
(参考:Wikipedia)