山陰本線(その2・園部~福知山) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

福知山駅にて。

  

支線を除く営業キロが日本最長の路線で、京都市の京都駅と山口県下関市の幡生(はたぶ)駅を結ぶ、
山陰本線を数回にわたり紹介します。

  

第2回は、京都府内の区間、園部~福知山間を簡単に紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間・営業キロ   備考  
山陰本線  京都~幡生(676.0km)  軌間1,067mm。支線は含めず  
  
  
今回紹介の区間  
路線名   区間   営業キロ  備考  
JR西日本:山陰本線  園部~福知山  54.3km   単線・複線混在(※1)、直流1,500V電化  
(※1)綾部~福知山は複線区間。      

  

  

踏破達成時   2002年3月  
撮影時   2008年12月ほか  

  

  

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園部駅にて。
データイムの普通列車は当駅にて完全に系統が分断されています。京都方面へは乗り換えが必要です。
尚、直通列車も存在しますが、当駅で増結・切り離しのケースが多いので要注意です。

  

園部を発車するとすぐに園部川を渡り、住宅地をかすめながら京都縦貫自動車道と並走し、それをアンダーパスするとローカル風景になります。トンネルを抜けて船岡を過ぎると山間部に入り、桂川やその支流の胡麻川の谷間を走ります。狭い集落が続く日吉、明治国際医療大学の旧名が駅名の鍼灸大学前、谷間が広がり胡麻に着きます。この辺りで分水嶺を越え日本海へ向けて下り始め、駅手前にニュータウンがあり開発中の京都テクノパークに近い下山、そして再び深い谷間を走り由良川に沿うようになると和知に着きます。

  
  

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下山~和知にて。

  
  

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和知を発車後は左へ90度以上カーブして山里を走り安栖里(あせり)に着きます。

  
  

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安栖里~立木にて。

  

安栖里発車後はしばらく由良川沿いを走り、立木、山家と進みます。そして市街地に入ると左へカーブして由良川と離れ、右側から舞鶴線が合流すると綾部に到着します。

  

綾部から福知山の間は複線区間です。綾部を発車すると田園や住宅地の中を走ります。

  
  

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綾部~高津にて(見づらくてすみませんorz)。

  

高津を過ぎると福知山市に入り、舞鶴若狭自動車道をくぐると石原(いさ)です。沿線には住宅が増え始め、土師川を渡ると高架区間に変わります。

  
  

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高架線に上がり、右手に福知山城を望みながら進むと左側から福知山線が合流し、福知山に到着します。

  
  

福知山駅は島式ホーム・単式ホーム合わせて3面5線の高架駅です。
福知山駅は「北近畿ビッグXネットワーク」の中心駅で、各方面への特急列車が発着しています。
また、豊岡・城崎温泉方面へ直通する普通列車はなく、乗り換えが必要です。

  
  

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福知山駅は2005年に高架化されました。
地平駅時代に葉は駅ビルがありましたが撤去されています。

  

(つづく)  
  
  

乗り鉄の注意点   

園部~福知山では嵯峨野線区間と違い、列車の運転本数は少ないです。

  

特急列車は『きのさき』『はしだて』『まいづる』が概ね1時間ヘッドで運転されます。
車両は183系と新型の287系が主力で、一部の『はしだて』『まいづる』には北近畿タンゴ鉄道のKTR8000形が使用されています。
ちなみに『まいづる』は綾部から舞鶴線に入り、福知山へは行きません。

  

普通列車については毎時1本の運転で、朝夕のラッシュ時は園部~胡麻の区間列車が増発され、嵯峨野線(京都方面)との直通列車も運転されます。
また、綾部~福知山では朝夕を中心に舞鶴線の列車が運転されています。
車両は113系と115系、そして223系5500番台のそれぞれ2連が使用されていて、一部221系も運用されています。

  

園部~福知山のデータイムの所要時間は特急で約50分、普通で1時間20分前後です。

  

  

のりかえ   

乗換駅   乗換路線  
園部駅   JR西日本:山陰本線【嵯峨野線】(京都方面)   
綾部駅   JR西日本:舞鶴線  
福知山駅   JR西日本:山陰本線(豊岡・城崎温泉方面)福知山線(大阪方面)  
福知山駅   京都丹後鉄道:宮福線(宮津、天橋立方面)  
  
(参考:Wikipedia)