![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/86/13/j/o0550041214425095243.jpg?caw=800)
今回は、山口県山口市の新山口駅から山口駅、津和野駅を経由して島根県益田市の益田駅へ至る、
『SLやまぐち号』が走るローカル線の山口線を紹介します。
『SLやまぐち号』が走るローカル線の山口線を紹介します。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/57/6c/p/o0800060014425095264.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR西日本:山口線 | 新山口~益田 | 93.9km | 全線単線・非電化 |
踏破達成時 | 2005年1月 |
撮影時 | 2007年、2010年 |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/9a/83/j/o0550041214425095283.jpg?caw=800)
2011年4月現在、右側にある切り欠き式の0番線は使用されていません。
新山口を発車すると左へカーブし、車両基地を見ながら山陽本線、山陽新幹線と分かれます。椹野川(ふしのがわ)沿いの住宅地を周防下郷、上郷と進み、中国自動車道をアンダーパスして仁保津、大歳と田園地帯を走ります。その後はカーブしながら住宅街に入り矢原、近くに温泉のある湯田温泉と進みます。そして市街地に入り、ほどなくして山口駅に到着します。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/ad/e1/j/o0550041214425095306.jpg?caw=800)
山口駅を発車後も上山口までは市街地を走り、この先は住宅地を走り宮野に着きます。新山口方面からの半数の普通列車が当駅止まりで、これより先は列車の本数が極端に少なくなります。
宮野を発車し、しばらくすると住宅地は途切れ、山間部に入ります。短いトンネルを抜け仁保を過ぎると、さらに山深くなりトンネルをいくつもくぐります。そして長い田代トンネルを抜けると分水嶺を越えます。その後も谷間を走りますが、周りが少し開けてくると篠目に到着します。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/9c/ee/j/o0550041214425095324.jpg?caw=800)
篠目の次の長門峡は、駅近くに阿武川の峡谷で国の名勝に指定されている「長門峡」があります。長門峡を発車後は阿武川沿いの谷間を走り、渡川、特急停車駅の三谷と進み、名草を過ぎると田園風景の中を走り、地福、鍋倉と阿武川を何度も渡りながら進み、やがて住宅地に入ると徳佐に到着します。
徳佐を発車すると船平山まで田園地帯を走ります。船平山を過ぎると白井トンネルに入り、トンネル内で山口県から島根県に変わります。トンネルを抜けると渓谷をカーブしながら走ります。やがて左手に町並みが見え、さらに津和野城跡を眺めながら津和野の町並みの東側を走ります。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/da/1f/j/o0550041214425095342.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/3d/49/j/o0550041214425095356.jpg?caw=800)
新山口からの『SLやまぐち号』は津和野が終点で、蒸気機関車は転車台で方向転換して新山口へ折り返して行きます。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/f4/f8/j/o0550041214425095378.jpg?caw=800)
津和野駅では駅弁「かしわめし弁当」が販売されています。
津和野を発車すると、左手に転車台を見ながら右へカーブします。津和野川を渡って小川トンネルを抜けると再び津和野川の渓谷を走ります。青野山、未成線の岩日北線が合流するはずだった特急停車駅の日原と進み、今度は津和野川の本流・高津川沿いを走ります。さらに青原からは高津川と山に挟まれた断崖を走る区間もあります。東青原、石見横田と進み、匹見川を渡るとトンネルをくぐり、高津川と離れた山間部を走ります。本俣賀を過ぎると再び高津川沿いを走りますがそれもつかの間、高津川と別れていよいよ益田市街に入ります。最後は右へカーブして山陰本線と合流し、終点の益田に到着します。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/cc/b4/j/o0550041214425095390.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/e2/72/j/o0550041214425095411.jpg?caw=800)
駅前は再開発され、駅東側には高層ビルが建っています。
山口線では主要駅に停車する特急『スーパーおき』が3往復運転されています。
そのほかは普通列車で、夕方に新山口~山口間の快速列車がわずかながら存在します。
また、山口で系統分割されている列車が特に上りで多く、山口をまたがって利用される場合は山口で乗り換えが必要なケースがあります。
そのほかは普通列車で、夕方に新山口~山口間の快速列車がわずかながら存在します。
また、山口で系統分割されている列車が特に上りで多く、山口をまたがって利用される場合は山口で乗り換えが必要なケースがあります。
普通列車については新山口~山口では概ね1時間に1~2本が運転されていて利便性が高いです。
しかし、山口~宮野では概ね1~2時間に1本、宮野以遠では概ね2時間に1本で、データイムは4時間ほど間隔が開くこともあり要注意です。
また、主に土休日運転の『SLやまぐち号』は新山口~津和野の運転ですが、津和野でタイミングよく益田方面の普通列車と接続しています。
しかし、山口~宮野では概ね1~2時間に1本、宮野以遠では概ね2時間に1本で、データイムは4時間ほど間隔が開くこともあり要注意です。
また、主に土休日運転の『SLやまぐち号』は新山口~津和野の運転ですが、津和野でタイミングよく益田方面の普通列車と接続しています。
特急列車の使用車両は振子式のキハ187系、普通列車は単色化が進行しているキハ40系です。
最後に新山口~益田の所要時間ですが、特急で1時間30分台、普通は2時間~3時間とばらつきがあります。
乗換駅 | 乗換路線 |
新山口駅 | JR西日本:山陽新幹線、山陽本線 (広島方面、下関方面)、宇部線 |
津和野駅 | 津和野城跡観光リフト (山麓駅まで徒歩30分。冬期運休) |
益田駅 | JR西日本:山陰本線 (松江方面、下関方面) |
(参考:Wikipedia)