自閉っ子、また友達の質問に答えました

こんにちは

パパです

自閉っ子の我が息子

ほとんど人とのコミュニケーションを取れませんが、支援級のクラスメイトは友達だと思っていて、一緒に帰る事ができます

しかし、超ウルトラマイペースの我が息子

時々不思議なやり取りや行動を取ってしまいます。

今回も３学期末に起こったエピソードを

以前のエピソードはこちら

『自閉っ子、珍しく友達の質問に答えました』

『自閉っ子よ、それを言っちゃあおしめーよ』

いつもの帰り道、友達は息子に興味を持って話しかけてくれます。

「ジッくんは、何が好きなの？」

「・・・」（無視…。）

「ジッくん、友達が何が好きなのって聞いてくれてるよ」

とパパ

「ピクミン」

「・・・」

「ジッくんも友達に何が好きなのって聞いてみなよ」

「何が好きなの？」

聞こえるか聞こえないかぐらいのちーーーーいさな声

「ポケモン！」

友達は元気いっぱいに答えてくれるのに

我が息子ときたらほぼほぼスルー

パパが間に入らなくては会話にならない

気がつくといつの間にか友達とパパが会話していることもしばしば

自分の世界に入っていく息子

何を思い出したのか

急に素敵な笑顔で

「カーカカカカカーーーー」

友達びっくり！

気持ちを立て直した友達がすかさず

「何それーーー？」

「何て言ってんのーーーー？」

と笑って聞くと

普段だったらスルーのはずの息子がまさかの返答

トルコ語

おい！

何だその

「みんなわかっていると思うけど」的な口調は！

トルコ語のアルファベットをそんな言い方して「トルコ語」なんて言ってたらトルコ人の方が怒るぞ！

息子の返事を聞いた友達

もちろんキョトンとしてしまいました。

「ジッくんは最近、トルコっていう国のアルファベットが大好きでよく言ってるんだよ～」

パパがフォロー

友達もよくわからないなぁという顔をしつつも

「そうなんだぁ」

と答えてくれました。

息子よ

友達に恵まれているなぁ

こんな理由のわからない返事にへこたれないで話してくれる友達はなかなかいないぞ

友達よ

いつもありがとう

今日も我が家は平和です

自閉っ子を育てていて良かったこと

こんにちは

パパです

自閉っ子の我が息子

自閉症ではありますが、

育てていて良かったなぁと思うこともたくさんあります。

定型発達の子を育てている方では味わえないような喜びがあります。

以前には大変なことも書かせていただいたのでぜひ

『自閉っ子を育てていて大変なこと』

自閉っ子の我が息子、とにかく不器用なので

何をやるにもできるようになるまで時間がかかります。

この前書いた程度のことでも奇跡が起きたと思ってしまうほどです  笑

『自閉っ子に起きた奇跡』

しかし、不器用で何をやるにも時間がかかるからこそ一つ一つできるようになったことに感動できます。

定型発達の子は当たり前にできるようになっていくことも息子は時間をかけて、絶え間ない努力をしてできるようになっていきます。

例えば

横断歩道で青になったら渡る

道で前から来た人に気づいて避ける

前の人に続いて歩く

運動会の徒競走でゴールする

運動会のダンスを自分の場所で踊る

欠席だった友達が誰なのか覚えている

プールで3コース以外でも出発できる

質問に対して返事をする

感情表現を「すごい」や「めっちゃ」など追加の表現で強弱をつけて言える

他にも書ききれないほどに息子は一歩一歩できるようになってきていて、その歩みを進めています。

これは息子が自閉っ子だからこそ感じるものがたくさんあると思います。

まぁ定型発達の子を育てたことないんで分からないんですけど

パパがブログを始めたのも、そんな息子の成長の記録を残したいからです

これを読んで一緒に笑ってくださる方がもしいたら嬉しいなぁと思ってアメブロ始めました

まだまだ息子は成長していくでしょう

おもしろエピソードを残しながら

今日も我が家は平和です

自閉っ子に起きた奇跡

こんにちは

パパです

自閉っ子の我が息子、

電車が大好きで週末となると

ほぼ毎週パパと一緒に電車に乗りに行きます。

その中でルーティンが何個かあります。

１つは、電車が川を渡る時に

パパが

「川だねぇ」

というと必ず

「入ってみたいなぁ」

と返事をすることです。

過去におもしろエピソードがあったのでこちらもぜひ

『自閉っ子、川を見ると必ず言っちゃう言葉事件』

そしてもう一つは電車の車両基地がある駅では必ず立ってどんな電車が車庫にあるかをチェックします。

「今日は〇〇休憩だね」

とか言って車両基地を満喫

今日の電車の旅でも車両基地のある駅に近づいてきました。

目を輝かせる息子

反対のドア側へ移動しようとしたその時、

なんと反対側のドアには家族が楽しそうに会話をしているではありませんか

パパは

（しまった！）

と思いました。

なぜなら空気を全く読まないであろう息子はその家族の真ん中に割って入ってドアのところから車両基地を見てしまうことが予想されたからです。

こんなときに限って少し距離のあるところに座っていたパパ

ヤバイ！

じっとその家族を見つめる息子

動き出す息子

ダメだぁ

動き出した息子を目で追うパパ

あきらめムードのパパ

しか〜し

なんと！

動き出した息子はその家族の間を割って入らず隣のドアに移動しました

マジか！

家族がいたから空気を読んで隣に移動するなんて何て紳士なんだ

スーパーお兄さんだ！

我が息子が空気を読んで行動する日が来るなんて

息子のほんの些細な行動でしたが、パパにとっては大きな出来事でした。

ちょっとずつだけど

確実に成長していってるんだね

スープラだよ

今日も我が家は平和です

自閉っ子、クロールの検定 後編

こんにちは

パパです

前回、検定に臨む自閉っ子について書かせていただきました。

今日は後編です。

今日は我が息子の自閉っ子を「ジッくん」と称し進めます。

前編がまだの方はぜひ 

『自閉っ子、クロールの検定　前編』

ほんとは検定の日に泳げたかどうかを先生に確認したかったパパですが、ビビってできませんでした  笑

なので次週までのお楽しみに

そして次の週

いつも通り練習前に先生に今日の目標を伝えに行きました。

「バタ足を止めない」

「先生が話しているときには潜らない」

これが今週の目標

それを聞いて先生

「今日も頑張ろう！」

と優しい言葉

息子はノリノリで

「ハイッ！」

それあと先生がパパに声をかけてくれました。

「ジッくん、先週の検定で泳げていたので、今日の練習のはじめに表彰状もらえると思います」

と笑顔で先生

なんと

なななんと

ななななんと

我が息子、合格です

長かった～

頑張ったねぇ

クロールに入るまでは毎月のようにもらえていた表彰状

クロールになってピタッともらえなくなってしまい落ち込む日も続いた

そんな自閉っ子がとうとう

とうとうクロールで初の表彰状をゲット！

やったーーーーー

「ジッくんちょっと」

「ジッくんに報告があります。

　パパ、先生から聞いてしまいました

　なんとーーーー

　ジッくんーーーーー

　検定合格です」

「そして今日、賞状もらえるみたいです」

「えーーー」

大歓喜の息子

嬉しさ余って最近好きなポーズ「ヨガのポーズ」を披露

どうぶつの森で覚えたいまイチオシのポーズでパパに喜びを伝えてくれました

そして、先生が前に立って

「今日は表彰があります」

期待の眼差しの息子

キラキラした目

「ジッくん！

　おめでとう！

　頑張ったね！」

「やった、やったー」

飛び跳ねて喜ぶ息子

周りの子や保護者の方もみんな拍手してくれて大歓喜

おめでとう

その日の練習はもちろんスープラで頑張れました

次は息継ぎだ！

頑張れジッくん！

今日も我が家は平和です

自閉っ子、クロールの検定 前編

こんにちは

パパです

自閉っ子の我が息子、

スイミングでクロールを練習中です

こんな感じです

『自閉っ子、クロール練習中』

『自閉っ子、まだまだクロール練習中』

こんな感じで頑張ってきた息子

かれこれ半年以上もクロールの練習を続けています。

依然としてバタ足を早くすると手も早く動いてしまうのがうまく直せず、それだけ早いと疲れるのも早く足がついてしまいます

それでも毎週、一生懸命泳ぐ息子

一生懸命教えてくださる先生

月末のスイミングは検定日！

目標は顔を上げずにクロール１０ｍ！！

練習前から目標の確認

「今日の目標を言ってみよう」

「バタ足を止めない」

「顔を上げない」

「頑張って！」

「ハイッ！」

まずはいつも通りの練習開始！

頑張る息子

先生の話も以前に比べると頑張って聞いてる気がする

前は先生が説明してても8割は潜っていたが、最近は4割ぐらいに減ってきた  

それでも4割は潜っているが  笑

でも、これも成長！

おお！

我が息子、顔を上げずに泳いでる

ビート板を使って手の動きも大きくてきれいだ

いいぞ

頑張れ！

そしてとうとう検定の時間

息子チャレンジ！

頑張る

ああぁ

10ｍより手前で顔を上げてしまったか…。

検定を何回かチャレンジ

10ｍ泳げているか微妙なライン

どうだ！

検定結果は翌週のはじめに表彰されます。

ドキドキ

でもちょっと10mには届かなかったかな…。

どうなるか

続く

自閉っ子、合言葉はスープラ

こんにちは

パパです

自閉っ子の我が息子

小学校の特別支援学級に通っています

支援級では毎週月曜日に週末どんなことをして過ごしたかをスピーチする時間があります。

我が息子のスピーチはほぼほぼ週末の電車の旅

毎週内容が似ているので、スピーチもだんだん上手になってきました。

そんな息子がいつもパパと話すのが

「今週もスピーチでスープラする」

というもの

スープラ？

自動車？

と思う方もいると思いますが、

これは

「スーパープラチナ」の略になっています。

ピクミン大好きな息子、

ピクミンで１番良いメダルがプラチナメダル

ここからインスパイアされて

プラチナをさらに超える出来なものを

「スーパープラチナ」

略して

「スープラ」と名付けました。

自分で完璧にスピーチできたと思ったときはスープラになります

我が息子

スープラになるべく日曜の夜にはお風呂で作戦会議

何のことを話題にするか。

その中でどのような言い回しにするかを相談

一度自分で言ってみて、言い回しを修正

お風呂から出たら確認のためもう一度スピーチ練習

よし！

次の日の朝は、登校の道々で練習

「昨日よりうまく出来てるよ」

とパパ

「これ、スープラできるねぇ」

と自信満々の息子

果たして…。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

下校

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

お迎えのパパ

「どうだった？」

「スープラで言えた？」

息子

「スープラで言えたよぉ」

自分で判断なので実際はどれぐらい言えてるかは分かりませんが、

我が息子がスープラで言えたよと満足そうならばすべて良し

今日も我が家は平和です

ありがとう

こんにちは

パパです

今日は息子が

「お出かけ連れて行ってくれてありがとう！

　大好き」

と言ってハグしてくれた

パパも大好きだよ

とハグ

今日も我が家は平和です

自閉っ子、兄としての自覚２

こんにちは

パパです

自閉っ子の我が息子

愛犬モカを飼っています

普段は完全に塩対応の息子

ヘアカットなどでいないと寂しがるくせに

そんな感じの息子ですが先日、驚くことが起きました。

学校からの帰り道、いつも通り

「お家で待っているかわいいコがいます。

　誰でしょう？」

「モカ！」

これ、おきまりのやり取りです。

家の前に近所の方がいました。

パパ、少しおしゃべり、

息子に

「先に入ってて良いよぉ」

と声をかけ、息子は一人家の中へ

２・３分話した後、家に入ると

凄まじいまでの満面の笑顔の息子

自慢げにパパに話してきました。

「あれぇ？

　ここにあったモカのウンチが無くなってるねぇ」

「ここにウンチがあったよねぇ」

パパはピンときました

「も・し・か・し・てぇ」

「片付けてくれたのかい？」

「はいーー」

「すごいじゃーーーーん」

「スーパーおにいさんじゃーーーん」

なんと我が息子、誰にも言われずに

モカのウンチを取ってトイレに流してくれていました

成長

ホント優しいしっかり者だよ、あなたは

先日のモカへの対応もあるし

『自閉っ子、兄としての自覚芽生える』

今回のことも

ステキお兄さんだよ

今日も我が家は平和です

自閉っ子を育てていて大変なこと

こんにちは

パパです

いつもは自閉っ子の我が息子のエピソードを書いていますが今日はパパのことを少し

自閉っ子パパの私ですが自閉っ子を育てていて大変だなぁと思うことがあります。

細かいことを挙げるとキリがないので、ここではすべての根本になることを

自閉っ子パパの悩みは、

とにかく我が息子がどんな世界で生きているのかがわからないこと

インターネットやら本やらでいろいろ書かれていて

ChatGPTにも聞いてみたりしていろいろとわかったけど、それはあくまで想像でしかなくて、実際の困難具合は分からない

一度でも体験できれば、

こういう伝え方だと分からないなぁとか

こんなに周りが見えないんだなぁとか

感覚過敏てこんな感じなのかぁとか

分かって

じゃあこうしようとか

こんなことでイライラしちゃだめだなってとか

できるのになぁって思えるのにっていつも思う

できないことをやれって言われるのほど辛いことないし、これは伝わってるんだなぁってわかればたくさん褒めることもできる

すべてが手探り

これが自閉っ子を育てていて大変なこと

何かバーチャル体験できるものを誰か作ってくれないかと思っています。

息子よ

お前は頑張っているぞ

パパも頑張るぞ

今日も我が家は平和です

#私の親孝行

今度は自分の子供を

愛情もって育てること

と

両親に育ててもらったことへの

感謝の気持ちをもつこと