泳ぐ写真家龍之介 -161ページ目

「マスターズチームの雰囲気」って、

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そのチームによって様々だと思いますが、

私は、単に水泳の練習ができれば良い方なので、

たとえ苦手な人がいても平気な方です。


現在のチームに入る前に、

友人の所属するマスターズチームに

一日会員で練習に参加したのですが、

そこは、自分が始めて参加するとは思えないほど

アットホームな雰囲気で迎えてくれました。

実はそこのチームに入る予定だったのですが、

ちょっと練習場所まで距離があるので、

辞退させてもらいました。


現在のチームは、友人のチームの印象があったせいか、

最初取り付きにくいところもありましたが、

私はその辺は平気なので、

通っているうちに、馴染んできました。

しかし、初めて練習に参加した人たちが

再び来ないところを何度か見ると、

なるほどなあ!とも感じてしまいます。


マスターズは競技志向であっても良いと思いますが、

やはり雰囲気というものを

気にしてしまうのは仕方がないことかもしれません。

この辺は良い悪いの問題ではないので、

大変むつかしいところだと思います。


私自身の意見としては、

チームの主要メンバー同士があまりに仲が良すぎると、

外部から来た人間は疎外感を感じてしまうように思います。

就かず離れずの、

ちょっとドライな関係であった方が良いとは思うのですが、

そして、

皆が最初に練習に参加したときの、

ちょっと不安な気持ちを思いやって、

気軽に話しかけたりすると、

雰囲気もがらっと変わってくるのでは?

と感じてしまいます。

「メニエル病」という病気があります」

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めまいや吐き気がして、

立っていられなくなるそうですが、

私は水泳中に2度ほど、同じ症状が出たことがあります。

一度は、高校時代に水球の練習をしていた時。

激しい練習の最中に

鼻から思いっきり水を吸い込んで、

むせ返ってしばらくしたときに、

突然、周りの景色が回転し始めました。

幸いにして、プールサイド脇にいたので、

咄嗟に、プールサイドにしがみつきました。

監督や仲間が私を動かそうとしたのですが、

私としては、

天地左右を全く感知することができない状態だったので、

首を振るだけで、

そのままにしてくれと言うのが、精一杯でした。

しばらくしたら、徐々に正常に戻ったのですが、

船酔いのような状態が続きました。

2度目はトライアスロンのスイムが終わって、

自転車をスタートさせようとした時。

座り込んだまま、5分ほど動けませんでした。

スイムは海だったのですが、

その日はうねりが強く、

隣を泳いでいる人がうねりの谷間に隠れて

見えなくなるような状態でした。

おそらく波に揺られて、

船酔いに近い状態だったと思うのですが、

自転車をスタートさせてからめまいに襲われた人もいて、

蛇行している自転車を数台見かけました。

OWSがブームですが、

そのうちに、

こういった症状に襲われる人がでてくるのではないのでしょうか?

泳いでいる最中に、

天地左右の感覚がなくなるというのは結構怖いです。

素潜り暦、30年以上の友人も、同じ症状に襲われ、

水面に向かって浮かび上がるつもりが、

逆に、海底に向かって潜っていたという怖い経験をしたそうです。

いきなり訪れるかもしれないこの症状。

参加者も主催者も、

こういう怖い症状があるということを知っておくべきかも知れません。

「スカーリング?」

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水球では、

巻き足とスカーリングで水に浮かんでいます。

自分にとってはこのことは、

歩くときに、足の動きを意識しないのと同じで、

あまりに当然のことだと思っていました。

で、

スカーリングは、長い間、

水球で浮かぶときに使う

水球独特のテクニックだと思い込んでいたのです。

ところが、

マスターズに参加したら、

なぜかスカーリングの練習があるのです。

何でだ?思ったら、

クロールのキャッチのときに、

手の平を返してスカーリングの状態を作り出すのですね。

この年になって初めて、

クロールのフォームを意識して練習するようになって、

初めて知ったこのテクニック。

知らなかった自分がちょっと恥ずかしい!

水球をやっていた学生時代には、

体力任せで、風車のように手を回転させるような泳ぎでも、

100mを58秒前後で泳げたので、

フォームやテクニックを追求するといったことは、

ほとんどありませんでした。

しかし、クロールは奥が深い(当たり前か?)!

このテクニックを知ってから、

劇的にクロールが楽になりました。

歳をとって体力がなくなると

頭を使うようになるものだと納得。

泳ぎを考える、イメージするようになったのは、

マスターズを始めた今年初めからです。

今日、スカーリングの練習がありましたが、

キャッチをイメージしながら、

集中して練習することができました。