泳ぐ写真家龍之介 -185ページ目
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水泳もLSDトレーニング!

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私が水泳競技をしていたころは、

屋内プールはありませんでした。


で、


泳げるシーズン以外は陸上トレーニング。

大体毎日5km~10km走っていました。


ジョギングは水泳を止めてからも続けています。

最近では、自転車トレーニングも取り入れています。

一昨日も50kmほど多摩サイクリングロードを走ってきました。


ランニングも自転車も

LSDトレーニングというものがあります。


陸上の場合は歩くようなスピードで、

自転車の場合は時速25km程で、

フォームを確認しながら最低1時間、できれば2時間

走り続けるというもの。

LSDとは(Long Slow Distance)の略です。


つまり、


長距離をスローで走る

という直訳になるのでしょうか。


筋肉に張り巡らされた毛細血管を発達させ、

酸素供給量を増やす効果があると

言われています。


おそらく水泳もそうであろうと思い、

中長距離を泳ぐようになってからは

積極的にLSDトレーニングを取り入れています。


意外なことにスローモーションのようなテンポで泳ぐことは

結構しんどい事だと思い知らされました。

フォームがしっかりして

リラックスしていないと、思うように泳げないのです。


これは新しい発見でした。


個人練習は、これに徹し、

スプリント練習はマスターズの練習の時だけにしています。


この歳になると、キツイのがいやなので

とにかく、楽に泳ぐ。

そして、スピードを付けていく。

という方針に徹しています。


私の場合、ポイントとしては、

息継ぎ意外は体をロールさせない。

リカバリーはハイエルボー。

手の入水ポイントは肩の延長線上。

手は掻くというよりは下に押し下げて体を浮かすという意識で。

心がけています。


水球をやっていたころの泳ぎは

基本的に上記のようなものだったのですが、

違うのはストロークの長さと

手を入水してからの重心の持っていき方。


まだまだ、自分が思うような泳ぎにはなっていないのですが、

考えながら泳ぐという習慣を身に付けたのは収穫でした。


若いころは、何も考えず、とにかく力まかせで

泳ぐだけでしたから。


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気持ちだけは若い

今年初め、

30年ぶりに水泳を再開してマスターズの練習を始めました。

体を動かすことは好きなほうだったので、

運動は続けていたのですが、

学生時代にやっていた水球の地獄のような練習がトラウマになって

プールからは意識的に遠ざかっていたのです。


しかし、


昨年無謀にもトライアスロンに参戦、水泳の順位が上位だったのに

気を良くして、再び水泳を始めたのでした。


自分の意識の中では、

泳ぎが速かった若いころのイメージがそのまま残っているもんです。

タイムも、そんなに変わらないだろう?

なんて勝手に思っているもんです。


しかし、


タイムトライアルの結果は、惨憺たるもの。

腕は空しくカラ回りし、ビートは水を激しく跳ね上げるだけで

気持ちだけ前に進んで、体は進まずにもがいているだけといった状態でした。


かつては50m自由形は長水路で26秒ほどで泳いでいたのですが、

なんと37秒!


これは相当ショックでした。

いくらなんでも31秒くらいでは泳げるだろうとたかをくくっていたのがあまかった!

30年で10秒遅くなったという計算にはなるわけです。


実は、ショックのあまり、この時点で水泳はやめるつもりだったのですが、


長距離、特に1500m自由形のタイムは意外なことに

学生時代と比べ1~2分遅い程度にとどまっているんです。


これは予想外で、


「持久系の筋肉は練習によって70歳くらいまで発達する」

という理論を裏付けるような結果です。


そこで、中長距離自由形参戦を目指してフォームを改善することになりました。


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