「泳ぎながら何を考えている?」
1500m以上の長距離練習では、
私の場合、最初の400mまではしんどく、
それを過ぎると楽になってイーブンペースになります。
そうすると、それまで肉体に向かっていた意識から開放され、
いろいろと頭の中で考えるようになります。
特に、若いころは長水路のみの練習でしたから、
ターンが少なく、その分考える余裕もありました。
人によっては、
解けなかった数学の問題にトライしたとか(高校時代の友人)、
今晩は何を食べようか?なんて考ていたそうです。
私の場合はというと、
「何で今ここで苦労して泳いでいるんだろう!」
「もう水泳なんかやめだ!」
とムショウに腹が立ってきたものです。
それで、泳ぎ終わった時は、大抵怒っていました。
この怒りをラストスパートに生かせばタイム伸びるのでは?
とアドバイスしてくれた友人もいましたが、
しかし、年とともに丸くなってきたせいか、
最近では
頭の中では「キリンのドラフトor サントリーのプレミアム or イタリアワイン ?」
なんて、今晩楽しむお酒の銘柄がくるくると回っている状態です。
で、
泳ぎ終わった後は、ニンマリで、
以前の怒りは何処へやら。
困ったもんです。
これではタイムは伸びません?!
今日は、お昼から、コナミの
コナミマスターズ直前特訓スイムでした。
しかし緊張感のないわたしは、
泳ぎながら、
「今日はワインにしよう!」などと考えて
ニタニタしていました。
激坂ヒルクライムトレーニング
本日は天気が良かったので、
自転車トレーニング。
二子玉川~多摩川園の間の
激坂ヒルクライムをこなした後は、
多摩サイクリングロードを流して、合計約30km。
のどかな河辺の風景を眺めながら、
ボ~っとして過ごしました。
最近知ったのですが、
自転車で使う足の筋肉は、
クロールのビートで使う筋肉と同じとか。
自転車は水泳のトレーニングとして最適だそうです。
もちろん、エアロバイクでも良いのですが、
やはり、お日様を浴びて風を感じながら走りたい!
また、自転車トレーニングは
腹筋と背筋も鍛えるので、
腰を痛めることの多いスイマーにとっても
効果的かもしれません。
自転車トレーニングの後は
コナミで、クールダウン&LSDスイム。
スチームサウナで、再びボ~っとして
その後、激坂を2kmほど走って帰宅。
さあ、冷たいビールが待っている!
前述のゲインズさん
はジャパンマスターズ100自由形で無敵を誇るバーンズさんの
師匠であると、友人が教えてくれました。
当時同じオアフクラブに所属していたらしいけど、知りませんでした。
バーンズさんはゲインズさんのコーチのもと、
記録を大幅に伸ばしたとのこと。
ゲインズさんは教える方でも定評があったようです
(有名なげんこつスイムはゲインズさんが考案したらしい)。
ゲインズさん(ローディー・ゲインズ)の話題がでたところで、記録を調べてみたら、
最近水泳の殿堂入りを果たし話題になったとか。
現役時代は
ロス五輪100m自由形で金メダルを獲得。
一時期
100m自由形の世界記録を保持していたそうな。
タイムは49秒3。
20年以上前にこの記録!!ゲインズさん 恐るべし!
もっと調べてみると、ゲインズターンというターンがあるらしく、
スタートとターンの名手でもあったそうな。
ターンのへたくそな私は、ターンも習っておくべきだったと
後悔しきりです。
私の水泳に関する記憶はマーク・スピッツで途絶えて、
ファンデンホーヘンバンドで復活していて、
その間のスターの知識はまったくないのです。
ゲインズさん、そうとは知らずに
ため口たたいて申し訳ありませんでした。
※仁君(写真の柴犬)とゲインズさんとは何の関係もありません。