気持ちだけは若い
今年初め、
30年ぶりに水泳を再開してマスターズの練習を始めました。
体を動かすことは好きなほうだったので、
運動は続けていたのですが、
学生時代にやっていた水球の地獄のような練習がトラウマになって
プールからは意識的に遠ざかっていたのです。
しかし、
昨年無謀にもトライアスロンに参戦、水泳の順位が上位だったのに
気を良くして、再び水泳を始めたのでした。
自分の意識の中では、
泳ぎが速かった若いころのイメージがそのまま残っているもんです。
タイムも、そんなに変わらないだろう?
なんて勝手に思っているもんです。
しかし、
タイムトライアルの結果は、惨憺たるもの。
腕は空しくカラ回りし、ビートは水を激しく跳ね上げるだけで
気持ちだけ前に進んで、体は進まずにもがいているだけといった状態でした。
かつては50m自由形は長水路で26秒ほどで泳いでいたのですが、
なんと37秒!
これは相当ショックでした。
いくらなんでも31秒くらいでは泳げるだろうとたかをくくっていたのがあまかった!
30年で10秒遅くなったという計算にはなるわけです。
実は、ショックのあまり、この時点で水泳はやめるつもりだったのですが、
長距離、特に1500m自由形のタイムは意外なことに
学生時代と比べ1~2分遅い程度にとどまっているんです。
これは予想外で、
「持久系の筋肉は練習によって70歳くらいまで発達する」
という理論を裏付けるような結果です。
そこで、中長距離自由形参戦を目指してフォームを改善することになりました。
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